書誌種別 |
図書 |
タイトル |
EBPMの組織とプロセス |
サブタイトル |
データ時代の科学と政策 |
並列タイトル |
EBPM:Science‐Policy Interface in the Age of Data |
タイトルヨミ |
イービーピーエム ノ ソシキ ト プロセス |
サブタイトルヨミ |
データ ジダイ ノ カガク ト セイサク |
人名 |
佐藤 靖/編
松尾 敬子/編
菊地 乃依瑠/編
|
人名ヨミ |
サトウ ヤスシ マツオ ケイコ キクチ ノエル |
出版者・発行者 |
東京大学出版会
|
出版者・発行者等ヨミ |
トウキョウ ダイガク シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2024.4 |
ページ数または枚数・巻数 |
11,262p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-13-060324-9 |
ISBN |
4-13-060324-9 |
分類記号 |
301
|
件名 |
政策科学
/
科学と政治
|
内容紹介 |
複雑化する社会課題に対し、政策立案に各分野の高度な専門性が求められている今、社会的要請が高まっているEBPM。政策分野のエビデンス活用を横断的に比較、その現状と課題を俯瞰的に把握し、得られた示唆をまとめる。 |
著者紹介 |
新潟大学人文社会科学系教授、科学技術振興機構研究開発戦略センター特任フェロー。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812756974 |
目次 |
序章 EBPMの課題は何か |
|
0.1 本書のねらい/0.2 EBPMとは何か/0.3 EBPMの経緯と実際/0.4 科学-政策インターフェース(SPI)/0.5 本書の構成/0.6 SPIの分野横断的研究に向けて |
|
Ⅰ マクロリスク対応 |
|
第1章 気候変動 |
|
1.1 気候変動政策と科学的エビデンス/1.2 気候変動問題とは/1.3 IPCCと気候科学-エビデンスの生成と統合/1.4 気候科学と気候政治/1.5 日本と世界の比較 |
|
第2章 感染症 |
|
2.1 感染症政策におけるEBPM/2.2 エビデンスの生成に必要となるデータの確保/2.3 データ分析と知見の統合・仲介/2.4 感染症分野のEBPMの展望 |
|
第3章 地震防災 |
|
3.1 日本における地震防災対策の歴史/3.2 地震災害の予測を行うためのデータの収集/3.3 災害予測のための学際的研究/3.4 震災対策立案のための仕組み/3.5 大規模地震災害への社会的関心と誤解/3.6 災害予測のための常設組織の必要性 |
|
第4章 原子力安全 |
|
4.1 原子力行政における安全規制行政の位置づけ/4.2 原子力安全の基本的考え方-深層防護/4.3 安全目標と確率論的リスク評価/4.4 安全規制/4.5 科学的議論の透明性と信頼性-社会とのコミュニケーション/4.6 今後の課題 |
|
Ⅱ 生活・環境 |
|
第5章 化学物質管理 |
|
5.1 化学物質管理におけるリスク評価・リスク管理とその体制/5.2 データ確保・集積の現状と課題/5.3 エビデンスの統合についての現状と課題/5.4 エビデンスの仲介についての現状と課題/5.5 リスクコミュニケーションの現状と課題/5.6 化学物質管理におけるEBPMの展望 |
|
第6章 健康・医療 |
|
6.1 健康・医療分野におけるエビデンス活用/6.2 健康・医療分野におけるエビデンスの仲介/6.3 健康・医療分野における社会との対話/6.4 健康・医療分野のEBPMに関する最近の話題/6.5 おわりに |
|
第7章 人口 |
|
7.1 人口政策と少子化対策/7.2 エビデンスの生成/7.3 エビデンスの統合-少子化の要因に関する知見の形成/7.4 エビデンスの仲介・対話-少子化社会対策会議・審議会/7.5 EBPMの展望-少子化対策の限界と人口減少社会 |
|
第8章 学校教育 |
|
8.1 学校教育とエビデンス/8.2 エビデンスの生成に必要となるデータの整備・集積・二次利用/8.3 学校教育分野のエビデンスの特徴-エビデンスの多元性/8.4 エビデンスの仲介に関わる課題/8.5 有効なエビデンス活用に向けた動き/8.6 今後に向けて |
|
Ⅲ 経済社会基盤 |
|
第9章 金融 |
|
9.1 金融政策を支える分析体制/9.2 データ・モデル/9.3 政策決定における専門知の立ち位置/9.4 分析の透明性・社会とのコミュニケーション/9.5 今後の展望 |
|
第10章 エネルギー |
|
10.1 エネルギー政策とエビデンスの関わり/10.2 エネルギー政策に係るエビデンス・データ等/10.3 データ分析・知見等の統合/10.4 ステークホルダーとの仲介と意思決定/10.5 社会とのコミュニケーション/10.6 今後の展望 |
|
第11章 インフラ |
|
11.1 はじめに-インフラ政策における科学の有用性/11.2 インフラ政策における費用便益分析の現状/11.3 インフラ政策における費用便益分析の意義/11.4 インフラ分野のEBPMの現状と課題/11.5 改善に資する行政の新たな取り組み/11.6 まとめ-将来へ向けて必要な変革 |
|
第12章 科学技術・イノベーション(STI) |
|
12.1 STI政策の枠組み/12.2 データの確保・集積-現状と課題/12.3 エビデンスの統合・仲介・対話-連続的で複雑なプロセス/12.4 エビデンス活用の事例-研究力強化/12.5 まとめと展望 |
|
終章 分野横断的研究からの示唆 |
|
13.1 EBPMを支えるSPIの構築/13.2 SPIの観点からのEBPMの課題群/13.3 学術的展望 |