書誌種別 |
図書 |
タイトル |
東南アジアで学ぶ文化人類学 |
タイトルヨミ |
トウナンアジア デ マナブ ブンカ ジンルイガク |
人名 |
箕曲 在弘/編
二文字屋 脩/編
吉田 ゆか子/編
|
人名ヨミ |
ミノオ アリヒロ ニモンジヤ シュウ ヨシダ ユカコ |
出版者・発行者 |
昭和堂
|
出版者・発行者等ヨミ |
ショウワドウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2024.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
7,305p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥2600 |
ISBN |
978-4-8122-2306-2 |
ISBN |
4-8122-2306-2 |
分類記号 |
382.23
|
件名 |
東南アジア
/
文化人類学
|
内容紹介 |
ユニークな文化が多様かつ複雑に交差する東南アジアは、文化人類学にとって研究対象の宝庫。フィールドワークを積み重ねる研究者による、東南アジアの事例を通して学ぶ文化人類学の入門書。 |
著者紹介 |
早稲田大学文学学術院教授。専門は文化人類学、東南アジア地域研究。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812746883 |
目次 |
序章 東南アジアを通してみる文化人類学の世界 |
|
1 文化人類学の世界へようこそ/2 文化人類学における「文化」の捉え方/3 東南アジアという地域/4 本書の目指すもの |
|
第1章 親族と家族 |
|
1 生みの親か,育ての親か/2 東南アジアで親族/家族を学ぶ/3 母系か父系か/4 多様なつながりのなかで |
|
第2章 ジェンダーとセクシュアリティ |
|
1 性についての「当たり前」を問い直す/2 性とは何か/3 ラオスにおける性/4 違いと関係の問題としての性 |
|
第3章 民族とエスニシティ |
|
1 民族とは?エスニシティとは?/2 民族の多様性と国家の支配/3 民族の画一的な枠組みと多様な内実/4 変わりゆく民族の線引き |
|
第4章 歴史と記憶 |
|
1 歴史に満ちた生/2 人類学と歴史/3 歴史の島ブトンにて/4 多様な歴史への関わりを求めて |
|
第5章 国家 |
|
1 国家の不思議/2 東南アジアにみる国家の形/3 タイを生きる少数民族/4 「下から」の視点で考える |
|
第6章 経済とモラル |
|
1 東南アジアの街中で経済について考える/2 人間の経済をどう捉えるのか/3 ベトナムの村から考える経済とモラル/4 問われるモラルのゆくえ |
|
第7章 法と慣習 |
|
1 法は遠い存在か/2 文化人類学の視点から法を考える/3 インドネシアにおける法と慣習/4 身近な問題として法を見直してみよう |
|
第8章 呪術と宗教 |
|
1 身の回りの宗教と呪術/2 宗教とは何か/3 タイの宗教を理解する/4 宗教を生きるということ |
|
第9章 死と儀礼 |
|
1 社会文化的な「死」/2 ボルネオ島ブヌア社会の死生観と葬儀/3 地域社会における葬儀の意味/4 私たちはどのように死と向き合っていくのか |
|
第10章 芸能 |
|
1 社会生活と芸能/2 人類学は芸能をどう捉えてきたのか/3 仮面舞踊劇トペンにみる芸能とバリ社会の深いつながり/4 芸能が生み出すこと |
|
第11章 医療 |
|
1 「医療」について文化人類学的に考える/2 複数の医療資源を利用する/3 死の医療化と看取りの実践の複雑化/4 東南アジアを通じて私たちの「医療」の捉え方を考える |
|
第12章 紛争 |
|
1 No Peace,No War/2 なぜ紛争が起こるのか/3 ミャンマー内戦を社会的文脈で捉える/4 紛争の現実を理解する |
|
第13章 難民 |
|
1 人は誰でも難民になる/2 難民の視点から考えること/3 複数の場所とつながる難民/4 人はいつ難民ではなくなるのか |
|
第14章 移民 |
|
1 移民とは誰か/2 東南アジアにおける国際移民/3 フィリピンから日本へ,そして将来/4 人の移動と国家の関係を問う |
|
第15章 観光 |
|
1 現代社会の鏡としての観光/2 観光人類学の展開/3 観光に取り込まれるバリ文化/4 観光のまなざしを超えて |
|
第16章 開発と貧困 |
|
1 「外からの介入」としての開発協力/2 開発協力と人類学のもどかしい関係/3 「貧困」が生まれるプロセス/4 貧困削減に貢献する人類学的思考法 |