| 書誌種別 |
図書 |
| タイトル |
「私と汝」の教育人間学 |
| サブタイトル |
西田哲学への往還 |
| シリーズ名 |
プリミエ・コレクション |
| シリーズ番号 |
131 |
| タイトルヨミ |
ワタクシ ト ナンジ ノ キョウイク ニンゲンガク |
| サブタイトルヨミ |
ニシダ テツガク エノ オウカン |
| シリーズ名ヨミ |
プリミエ コレクション |
| シリーズ番号ヨミ |
131 |
| 人名 |
高谷 掌子／著
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| 人名ヨミ |
タカヤ ショウコ |
| 出版者・発行者 |
京都大学学術出版会
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| 出版者・発行者等ヨミ |
キョウト ダイガク ガクジュツ シュッパンカイ |
| 出版地・発行地 |
京都 |
| 出版・発行年月 |
2024.3 |
| ページ数または枚数・巻数 |
4,334p |
| 大きさ |
22cm |
| 価格 |
￥５２００ |
| ISBN |
978-4-8140-0511-6 |
| ISBN |
4-8140-0511-6 |
| 注記 |
文献:p319〜330 |
| 分類記号 |
371.1
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| 件名 |
教育哲学-歴史
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| 件名 |
西田 幾多郎
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| 件名 |
ニシダ キタロウ
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| 内容紹介 |
教育人間学の源流は西田幾多郎の哲学にあった-。<自覚の始まり>をめぐる西田の「私と汝」の思想を介し、戦前と戦後、哲学と教育学の境を越えた対話と応答を再現。緻密な文献考証に基づき教育人間学の理論的な再構築を行う。 |
| 著者紹介 |
京都市生まれ。京都大学大学院教育学研究科教育学環専攻臨床教育学コース博士後期課程修了。博士(教育学)。石川県西田幾多郎記念哲学館研究員。 |
| 言語区分 |
JPN |
| タイトルコード |
1009812746785 |
| 目次 |
序章 教育人間学から西田哲学への遡上-<生成の事実>と<自覚の事実> |
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第一節 京都学派と日本の教育学をめぐる思想史研究／第二節 森教育人間学から西田哲学への問い／第三節 西田哲学における<自覚の事実>と田邊による批判／第四節 本書のねらいと構成 |
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第一部 西田哲学における<自覚の始まり>-「私と汝」論の内側 |
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第一章 西田哲学における「私と汝」論の位置 |
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第一節 西田哲学の時期区分／第二節 西田哲学の各時期における「自覚」概念／第三節 「私と汝」論の研究史／第四節 本書の課題と焦点 |
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第二章 愛と悲哀-西田哲学の情意的なるもの |
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第一節 「愛」と「純粋感情」-初期・前期西田哲学の情意的なるもの／第二節 「自覚」における「自愛」-中期西田哲学の情意的なるもの／第三節 「情意的自覚の事実」-田邊からの批判以後／第四節 悲哀-知としての西田哲学 |
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第三章 愛と時-「私と汝」論の問い |
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第一節 「情意的自覚」への問題提起-アウグスティヌスと田邊の論点／第二節 時と愛の関係-「永遠の今の自己限定」としての時と「私と汝」の登場／第三節 「非連続の連続」における自己自身の維持／第四節 「私と汝」論が担う問い |
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第四章 私と汝-汝との応答を通した<自覚の始まり> |
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第一節 論文「私と汝」における<自覚の始まり>／第二節 <自覚の始まり>から見た「隣人愛」と「歴史の非合理性」の意義／第三節 「私と汝」論への再批判-木村敏による「絶対の他」解釈を通して／第四節 後期西田哲学への問い |
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補論 西田哲学の哲学史観-実在の諸相 |
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第一節 古代ギリシャにおける「形相」／第二節 中世哲学における「人格的実在」／第三節 近代科学における「経験的実在」／第四節 「今日」における「歴史的実在」／第五節 哲学史を通して歴史的世界へ |
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第二部<自覚の始まり>を伝えること-「私と汝」論をめぐる応答 |
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第五章 西田哲学における形成作用としての教育-自覚への近似 |
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第一節 教育学における「形成」概念と制作の比喩／第二節 教育学論文までの西田哲学における「形成作用」の意義／第三節 教育学論文における「形成作用」の意義／第四節 戦略としての<教育=一種の形成作用> |
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第六章 自由意志をめぐる西田と木村の応答-<自覚の始まり>を示すこと |
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第一節 木村の「自由意志」問題と「表現」概念の誕生／第二節 西田からの応答-論文「自愛と他愛及び弁証法」・「自由意志」／第三節 木村からの応答-論文「意志と行為」／第四節 西田からの再応答-論文「教育学について」／第五節 「応答」によって<自覚の始まり>を示すこと |
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第七章 西田と木村の「歴史的自然」-人間の破壊性の自覚 |
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第一節 西田哲学における「自然」と「歴史」と「歴史的自然」／第二節 木村素衞における「表現」と「自然」と「歴史的自然」／第三節 死を含む生命-自然と人間の不調和／第四節 木村から西田へ、西田から木村へ、木村から森への応答 |
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終章 <自覚の始まり>の事実-西田哲学から森教育人間学への応答 |
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第一節 本論の振り返り／第二節 西田哲学から森教育人間学への応答／第三節 教育人間学の地盤-<自覚の始まり>を跡付けること |
