書誌種別 |
図書 |
タイトル |
法と言語 |
サブタイトル |
法言語学へのいざない |
タイトルヨミ |
ホウ ト ゲンゴ |
サブタイトルヨミ |
ホウゲンゴガク エノ イザナイ |
人名 |
橋内 武/編著
堀田 秀吾/編著
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人名ヨミ |
ハシウチ タケシ ホッタ シュウゴ |
版次 |
改訂版 |
出版者・発行者 |
くろしお出版
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出版者・発行者等ヨミ |
クロシオ シュッパン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2024.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
14,265p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥2700 |
ISBN |
978-4-87424-953-6 |
ISBN |
4-87424-953-6 |
注記 |
さらに学びたい人のために:章末 文献:p249〜259 |
分類記号 |
321
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件名 |
法律学
/
言語
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内容紹介 |
法言語学の代表的課題を、言語学者と法学者がキーワード、基本文献、事例・文例・関連図表などを示しながらわかりやすく解説。裁判員制度時代の「法と言語」または「法言語学」の入門書。 |
言語区分 |
zzz |
タイトルコード |
1009812738884 |
目次 |
序章 法と言語を学ぶ前に |
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1 はじめに/2 基礎学としての言語学/3 基礎学としての法学/4 学際的・実用の学としての法言語学/課題/さらに学びたい人のために/学習室1 語学の達人と言語学者 |
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第1部 法言語へのいざない |
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第1章 法律のことば |
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1 日常語からの乖離/2 法律用語/3 奇妙な法律用語/課題/さらに学びたい人のために/学習室2 ことばの形式・意味・機能/レジスター |
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第2章 日本国憲法のことば |
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1 憲法のことばへのアプローチ/2 イノウエ(1994)による日本国憲法の分析/3 まとめ/課題/さらに学びたい人のために/学習室3 ハンセン病関連法令における病名の変遷 |
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第3章 裁判のことば法言語学の元祖の研究 |
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1 ある冤罪事件/2 供述調書のことば/3 証人尋問のことば/4 裁判のことば/課題/さらに学びたい人のために/学習室4 裁判と方言(地域語) |
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第4章 裁判員裁判のことば裁判官と裁判員のコミュニケーション |
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1 はじめに/2 裁判員制度の概要/3 裁判員裁判の言語使用/4 法廷用語の研究/課題/さらに学びたい人のために/学習室5 法令用語と法令文の市民化 |
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第5章 司法通訳正確さと公正さを期して |
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1 司法通訳の根拠,主な場面と特徴/2 司法通訳の正確性の問題/3 日本で司法通訳が問題になった事件/4 司法通訳の研究の流れ/5 言語学と司法通訳/6 司法通訳の今後の展望/課題/さらに学びたい人のために/学習室6 法廷通訳人の資格・研修制度 |
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第2部 法言語学の課題 |
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第6章 ことばの犯罪(1)特殊詐欺のことば |
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1 特殊詐欺の手口/2 特殊詐欺の事例/3 関連性理論による分析/4 おわりに/課題/さらに学びたい人のために/学習室7 裁判官・検察官・弁護士 |
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第7章 ことばの犯罪(2)偽証・名誉毀損 |
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1 偽証/2 名誉毀損/3 まとめ/課題/さらに学びたい人のために/学習室8 ヘイトスピーチの蔓延と解消法 |
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第8章 ことばの証拠(1)筆跡鑑定・文書分析・話者同定・剽窃 |
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1 筆跡鑑定/2 文書分析/3 話者同定・プロファイリング/4 剽窃/5 対話型生成AIの問題点/6 まとめ/課題/さらに学びたい人のために/学習室9 製品の表示と注意書き |
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第9章 ことばの証拠(2)商標の類否と識別力 |
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1 商標制度/2 商標の類否/3 商標の普通名称化/4 商標言語学の展望/課題/さらに学びたい人のために/学習室10 言語学鑑定-コミュニケーションの証拠 |
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第10章 ことばの誤解 意味内容の解釈をめぐる争い |
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1 ことばの解釈/2 ことばの解釈と司法判断/3 ことばに対する誤解/4 言語行為の解釈/課題/さらに学びたい人のために/学習室11 黙秘権 |
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第11章 ことばが記憶を変える目撃者の記憶の変容 |
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1 ロフタスたちの実験/2 記憶のしくみ/3 目撃証言/4 おわりに/課題/さらに学びたい人のために/学習室12 子どもの目撃証言 |
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第3部 法と言語と社会 |
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第12章 言語権・言語法と言語政策 |
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1 言語権とは何か/2 言語法と言語政策/3 日本の言語政策・言語計画/課題/さらに学びたい人のために/学習室13 先住民族の言語権 |
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第13章 法言語教育 |
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1 法教育と国語科学習指導要領の関連/2 実践例とその内容/3 実践の方法/4 おわりに/課題/さらに学びたい人のために/学習室14 日本語教育推進法とその問題点 |
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第14章 法言語学の成立と展開 |
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1 「合理的疑い」があれば,有罪?/2 欧米諸国における法言語学の歩み/3 アジア諸国における法言語学の歩み/4 日本国内の法言語学の歩み/5 法言語学の今後の展望/課題/さらに学びたい人のために/学習室15 日本手話と手話言語条例・法 |
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終章 法と言語まとめ |
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1 はじめに/2 法言語へのいざない(第1部)/3 法言語学の課題(第2部)/4 法と言語と社会(第3部)/課題 |