| 書誌種別 |
図書 |
| タイトル |
軍国の文化 下 |
| サブタイトル |
日清戦争・ナショナリズム・地域社会 |
| タイトルヨミ |
グンコク ノ ブンカ |
| サブタイトルヨミ |
ニッシン センソウ ナショナリズム チイキ シャカイ |
| 人名 |
羽賀 祥二／著
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| 人名ヨミ |
ハガ ショウジ |
| 出版者・発行者 |
名古屋大学出版会
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| 出版者・発行者等ヨミ |
ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ |
| 出版地・発行地 |
名古屋 |
| 出版・発行年月 |
2023.12 |
| ページ数または枚数・巻数 |
17p,p464〜1050 31p |
| 大きさ |
22cm |
| 価格 |
￥７３００ |
| ISBN |
978-4-8158-1138-9 |
| ISBN |
4-8158-1138-9 |
| 分類記号 |
210.65
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| 件名 |
日清戦争(1894〜1895)
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| 内容紹介 |
1894〜95年に日本国民が示した「戦争熱」の様相、「ジンゴイズム」的現象を地域社会や諸団体の動向に即して検討。日本国民の戦争支持の中に現れた心性と、日清戦争が「軍国」の文化をいかに形成したのかを明らかにする。 |
| 著者紹介 |
岐阜県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程中退。同大学名誉教授、博士(歴史学)。著書に「明治維新と宗教」「史蹟論」など。 |
| 言語区分 |
JPN |
| タイトルコード |
1009812723179 |
| 目次 |
第Ⅲ部 戦勝祝祭の空間 |
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第12章 日清戦争と戦勝祭典 |
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はじめに／一 最初の戦勝祭典／二 旅順口陥落戦勝祭典／三 名古屋における戦勝祭典／四 明治天皇の東京凱旋／むすびに |
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補論2 一八九〇年代の国民祭典 |
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一 国民祭典の起源／二 大婚二十五年祝典の挙行／三 国民の祭典参加 |
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第13章 戦勝のシンボル |
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はじめに／一 霊鷹の出現／二 霊鷹出現譚の流布／三 蜻蛉の戦勝神話／四 征服のイメージ／むすびに |
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第14章 鎮魂の音 |
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はじめに／一 旅順口占領と岐阜県内の動向／二 戦後の凱旋祝賀会／三 戦勝記念鐘の建立の経過／四 戦勝記念鐘の撞初式／むすびに |
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補論3 「軍歌の帝」明治天皇 |
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一 「軍歌の帝」／二 軍歌集の発刊／三 軍歌と行軍／四 日清戦争と軍歌／五 横井忠直の『討清軍歌』／六 「国楽」制定論 |
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補論4 戦争民俗考 |
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一 戦争と民俗／二 徴兵除け・弾丸除けの信仰／三 戦争絵馬 |
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第Ⅳ部 戦争記念碑論 |
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第15章 軍・師団の戦争記念碑の建立 |
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はじめに／一 第一軍戦死者記念碑の建立／二 戦死者記念碑建立の目的／三 広島凱旋記念碑の建立／四 清国海城の第三師団記念碑／むすびに |
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第16章 軍都の戦争記念碑 |
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はじめに／一 豊橋第十八連隊の日清戦争／二 招魂祭の挙行／三 軍人記念碑の建立／四 神武天皇か明治天皇か／五 銅像記念碑をめぐる議論／むすびに |
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補註 軍人記念碑の建立に関する補足 |
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第17章 戦争記念碑の裾野 |
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はじめに／一 愛知県内の日清戦争記念碑／二 幡豆郡内の記念碑／三 記念碑の立つ場所／四 記念碑建立の契機と過程／むすびに |
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第18章 軍夫とその招魂記念碑 |
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はじめに／一 軍夫の規律問題／二 軍夫をめぐる紛争／三 軍夫招魂碑の建立／四 軍夫への慰問・援護／むすびに |
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第19章 戦争記念碑の系譜 |
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はじめに／一 戦争記念碑の始まり／二 愛知県内の西南戦争記念碑／三 名古屋鎮台の西南戦争記念碑／四 全国各地の記念碑建立の動向／五 碑文集の刊行／むすびに |
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補論5 記念碑建立への法的規制 |
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一 記念碑建立の規則／二 神社境内への記念碑建立をめぐる問題／三 日露戦争時の建碑問題 |
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第20章 中国における日清戦争の墓碑・記念碑 |
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はじめに／一 遼東半島における戦闘／二 旅順口占領と虐殺事件／三 遼東半島の甲午戦争記念碑／四 錦州の「昭忠祠」と「勅建昭忠祠碑」／むすびに |
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第Ⅴ部 軍国のメディアと社会の倫理 |
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第21章 従軍記者と戦争報道 |
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はじめに／一 戦争開始と新聞界／二 従軍記者の派遣／三 従軍記者鈴木経勲／四 戦況報告演説会と幻灯器／五 戦争芝居と従軍記者／むすびに |
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補論6 従軍記者正岡子規と清国金州の句碑 |
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一 子規の従軍／二 子規の句碑／三 金州における子規／四 子規と三崎山の墓碑 |
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第22章 宣伝される忠勇者たち |
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はじめに／一 原田重吉／二 第十八連隊長佐藤正大佐／三 忠勇伝の刊行／四 振天府の設置／五 兵卒の事績の表彰／むすびに |
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第23章 兵卒・遺族と地域社会 |
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はじめに／一 兵卒と地域社会／二 出征者家族への援護体制／三 出征下士兵・戦病死者への慰労金／四 国民的義捐運動の展開／五 戦病死者と遺族の処遇問題／むすびに |
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第24章 「義」の民族協同体 |
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はじめに／一 清国兵への視線／二 清国兵俘虜の取り扱い／三 清国負傷兵の救護行動と国際的評価／四 「義」の民族協同体／おわりに |
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第25章 未来の兵士たち |
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はじめに／一 戦時下の子供たち／二 運動会と尚武の気風／三 子供のための戦争の話／四 戦争と国民教育／むすびに |
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終章 「軍国主義」の起源をめぐって |
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一 日清戦争とナショナリズム／二 世界史の中の日清戦争／三 日清戦争と明治維新／四 「軍国主義」の起源／五 ジンゴイズムの行方／六 戦争体験の諸相 |
