書誌種別 |
図書 |
タイトル |
表現の自由の現代的展開 |
タイトルヨミ |
ヒョウゲン ノ ジユウ ノ ゲンダイテキ テンカイ |
人名 |
右崎 正博/著
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人名ヨミ |
ウザキ マサヒロ |
出版者・発行者 |
日本評論社
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出版者・発行者等ヨミ |
ニホン ヒョウロンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2022.12 |
ページ数または枚数・巻数 |
11,237p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥5200 |
ISBN |
978-4-535-52676-1 |
ISBN |
4-535-52676-1 |
分類記号 |
316.1
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件名 |
表現の自由
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内容紹介 |
著者のこれまでの諸論稿のなかから、表現の自由の現代的な側面に着目したものを集成。あらたな課題に直面する「表現の自由」理論の再構成を通じて、「自由」の意味を問い直す。 |
著者紹介 |
獨協大学名誉教授(憲法・情報法)。川崎市公文書公開運営審議会会長、日本民主法律家協会理事長などを務めた。共著に「緊急事態と憲法」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812638209 |
目次 |
序章 表現の自由の現代的展開 |
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1 はじめに/2 表現の自由の伝統的理解と筆者の問題意識/3 表現の自由の現代的問題状況と諸課題/4 表現の自由への国家のアファーマティブな関与への批判/5 アファーマティブな国家関与の限界 |
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第1部 表現の自由理論の現代的展開 |
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第1章 二重の課題に直面する表現の自由 |
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1 「優越的地位」の自由-その保障の意義/2 国家からの自由に加え-受け手の権利の保障も/3 相次ぐ公権力の介入-危機的状況つづく/4 国家が情報の発信者に-時には援助や調整的介入も/5 「消極的自由」の確立-「積極的自由」の展望 |
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第2章 保障されるべきは「情報受領の自由」 |
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1 表現の自由の古典的観念/2 国家機能の変容と知る権利/3 マスメディアと「情報受領の自由」/4 「アクセス権」と「情報流通の自由」 |
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第3章 国家と人権 |
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1 はじめに-問題の所在と課題の限定/2 近代国家における言論・表現の自由/3 現代国家における言論・表現の自由/4 むすびに代えて |
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第4章 現代国家と自由 |
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1 はじめに/2 言論の自由をめぐる現代的状況-いくつかの問題群/3 「自由市場」変容の諸要因/4 哲学的背景-「二つの自由」論争/5 「積極的自由」への憲法学の関心-アメリカの場合/6 「積極的自由」論への日本の憲法学の対応/7 「積極的自由」を生かすための条件 |
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第5章 表現の自由をめぐる現代的問題状況と課題 |
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1 近代憲法における表現の自由の理論/2 「市場」の構造変化と表現の自由理論の転換の必要性/3 表現の自由の現代的諸要素/4 現代メディアと表現の自由の課題 |
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第6章 憲法における情報に対する権利 |
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1 はじめに/2 現代国家における「表現の自由」の法構造/3 「知る権利」と情報公開/4 「知る権利」と報道・取材の自由に対する規制/5 「知る権利」と国家秘密の保護/6 むすびに代えて |
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第7章 憲法21条と「知る権利」 |
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1 はじめに/2 「要綱案」と「考え方」の特徴-「知る権利」の不在/3 「知る権利」の理論/4 情報公開法と「知る権利」/5 むすびに代えて |
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補論 <判例研究>「知る権利」の法的構造 |
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1 事実の概要/2 判旨/3 研究 |
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第8章 日本国憲法施行70年と「表現の自由」理論の展開 |
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1 はじめに/2 「表現の自由」についての理論の展開/3 「表現の自由」の伝統的理論とその変容要因/4 「表現の自由」の現代的局面/5 「表現の自由」の現代的局面への憲法学の対応/6 「表現の自由」理論の現代的展開/7 むすびに代えて |
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第2部 表現の自由の現代的諸課題 |
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第9章 メディアへの市民のアクセス |
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1 現代メディアとアクセス権/2 アクセス権とメディアの自由/3 反論権/4 その他のアクセスの諸形態 |
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第10章 反論権考 |
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1 はじめに-問題の所在/2 アクセス権と反論権/3 反論権・アクセス権への批判/4 憲法21条の現代的構造/5 むすびに代えて-反論権制度化への方向性 |
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第11章 名誉毀損と反論権 |
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1 はじめに/2 本件反論権訴訟の事実の概要と訴訟経過/3 言論・表現の現代的問題状況-反論権顕在化の背景/4 言論・表現の現代的問題状況の伝統的憲法論へのインパクト/5 言論・表現の自由の現代的諸側面とその展開/6 憲法21条と反論権/7 名誉毀損の救済手段としての反論権についての判例の動向/8 名誉毀損の救済手段としての反論権についての学説の動向/9 反論権の救済手段としての優位性/10 反論文掲載請求の手続と要件/11 むすびに代えて |
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補論 <判例研究>名誉毀損と反論権 |
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1 事実の概要と訴訟経過/2 最高裁判決要旨/3 研究 |
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第12章 九条俳句訴訟と掲載請求権 |
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1 はじめに/2 本件事案の概要/3 「表現の自由」の法理/4 表現の自由の実質的保障の原理と「公の施設」の法理/5 本件俳句不掲載をめぐる法的問題/6 本件俳句不掲載に対する救済のあり方-掲載請求の必要性・妥当性・不可欠性/7 第一審判決及びその後の経過 |
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第13章 「表現の不自由展・その後」展示中止事件と表現の自由 |
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1 はじめに-本章の課題/2 事実の経過と問題の所在/3 政治からの干渉・介入と「検閲」該当性/4 展示中止決定と敵対的聴衆の法理/5 文化・芸術活動への公的な援助・助成と表現の自由/6 文化・芸術活動への公的な援助・助成のあり方/7 むすびに代えて-残された課題/<追記>「表現の不自由展・その後」をめぐる動き |