書誌種別 |
図書 |
タイトル |
グローバル化と中小製造業の選択 |
サブタイトル |
ミクロデータから「境界線の企業」を見る |
タイトルヨミ |
グローバルカ ト チュウショウ セイゾウギョウ ノ センタク |
サブタイトルヨミ |
ミクロ データ カラ キョウカイセン ノ キギョウ オ ミル |
人名 |
伊藤 公二/著
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人名ヨミ |
イトウ コウジ |
出版者・発行者 |
京都大学学術出版会
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出版者・発行者等ヨミ |
キョウト ダイガク ガクジュツ シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2021.10 |
ページ数または枚数・巻数 |
3,244p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-8140-0361-7 |
ISBN |
4-8140-0361-7 |
注記 |
文献:p233〜242 |
分類記号 |
509.21
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件名 |
日本-工業
/
日本-貿易
/
貿易政策
/
中小企業
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内容紹介 |
国際市場の新たなプレイヤーとして存在感を増す中小製造業。その実態を捉えるため、新たな実証分析モデルを提示。輸入品と共存し、国際市場への進出を企図する中小製造業の動向に迫り、さらなるグローバル時代を見通す。 |
著者紹介 |
経済産業省経済産業政策局産業政策分析官。経済産業研究所コンサルティング・フェロー。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812534524 |
目次 |
序章 処方箋のための実証研究を目指して |
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1.世界経済のグローバル化と日本の経済自由化戦略/2.「反グローバリズム」の教訓-貿易自由化の評価の重要性/3.定量的評価の対象としての「境界線の企業」/4.分析上の留意点/5.本書の構成 |
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第1章 東アジアからの輸入と国内企業の競合 |
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1.先行研究/2.分析手法とデータ/3.2000年代における日本の製造業と輸入浸透率/4.輸入が事業所に及ぼす影響-従業者数30人以上の事業所を対象とした分析/5.輸入が事業所に及ぼす影響-従業者数4人以上の事業所を対象とした分析/6.結論 |
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第2章 経済連携協定(EPA)は国内企業に何をもたらしたか |
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1.先行研究/2.日本のEPA締約国/3.データと分析手法/4.輸入が事業所に及ぼす影響-従業者数30人以上の事業所を対象とした分析/5.輸入が事業所に及ぼす影響-従業者数4人以上の事業所を対象とした分析/6.結論 |
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第3章 輸出の自己選択仮説 |
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1.輸出企業vs.非輸出企業-輸出プレミアムの確認/2.先行研究/3.分析手法とデータ/4.輸出開始事業所の推移と分布/5.輸出プレミアム/6.輸出の自己選択仮説の検証/7.結論 |
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第4章 輸出の学習効果 |
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1.先行研究/2.分析手法とデータ/3.PSM-DID推定量-従業者数30人以上の事業所の場合/4.PSM-DID推定量-従業者数4人以上の事業所の場合/5.結論 |
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第5章 分業と事業所の輸出 |
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1.先行研究/2.分業をどのように把握するか?/3.分析手法とデータ/4.製造業における分業の実態/5.分業開始が輸出開始に及ぼす影響/6.分業開始が生産性・規模に及ぼす影響/7.結論 |
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第6章 輸出市場からの撤退 |
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1.先行研究/2.分析手法とデータ/3.データから見る輸出撤退事業所/4.サバイバル分析/5.ロジット・モデルの推計/6.頑健性検定/7.結論 |
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第7章 一層の経済のグローバル化に向けて |
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1.本書の分析結果のまとめ/2.貿易自由化の評価と政策的含意/3.国内企業への提言/4.新たな定量分析に向けて-政府統計への期待 |