書誌種別 |
図書 |
タイトル |
英語教育のエビデンス |
サブタイトル |
これからの英語教育研究のために |
並列タイトル |
EBEE:Evidence‐Based English Education |
タイトルヨミ |
エイゴ キョウイク ノ エビデンス |
サブタイトルヨミ |
コレカラ ノ エイゴ キョウイク ケンキュウ ノ タメ ニ |
人名 |
亘理 陽一/著
草薙 邦広/著
寺沢 拓敬/著
浦野 研/著
工藤 洋路/著
酒井 英樹/著
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人名ヨミ |
ワタリ ヨウイチ クサナギ クニヒロ テラサワ タクノリ ウラノ ケン クドウ ヨウジ サカイ ヒデキ |
出版者・発行者 |
研究社
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出版者・発行者等ヨミ |
ケンキュウシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2021.9 |
ページ数または枚数・巻数 |
15,204p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥2500 |
ISBN |
978-4-327-41105-3 |
ISBN |
4-327-41105-3 |
注記 |
文献:p189〜198 |
分類記号 |
830.7
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件名 |
英語教育-研究法
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内容紹介 |
英語教育研究にとってエビデンスとは何か。エビデンスに基づく英語教育の可能性と課題は何か。科学的な効果を安易に語る風潮にも釘を刺し、英語教育研究のパラダイムシフトを提案する。「はじめての英語教育研究」の続編。 |
著者紹介 |
中京大学国際学部教授。著書に「学習英文法を見直したい」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812525296 |
目次 |
第1章 英語教育研究の新たな原則 |
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1.はじめに-効果と科学の形骸化/2.論理的問題/3.新しい解釈の原則/4.まとめ |
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第2章 エビデンスで英語教育は変わるのか |
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1.はじめに/2.「エビデンスの格付け」とは?/3.医療と教育の共通点・相違点/4.質的研究との関係/5.おわりに |
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第3章 英語教育におけるメタ分析の重要性 |
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1.英語教育研究でエビデンスを「つくる」/2.メタ分析とは/3.医療分野におけるメタ分析/4.英語教育研究の現状と課題/5.追試の重要性/6.日本で追試を増やすためにできること/5.おわりに |
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第4章 メタ分析の調整変数とアウトカムを測る従属変数 |
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1.調整変数とは/2.第二言語習得・外国語教育研究のメタ分析の概観/3.メタ分析のアップデートと調整変数/4.メタ分析の再分析の具体例/5.問われる従属変数 |
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第5章 よいエビデンスを得るためのリサーチデザイン |
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1.エビデンス階層/2.内的妥当性/3.内的妥当性の不備の例/4.外的妥当性(代表性)/5.外的妥当性の不備の例/6.おわりに |
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第6章 リサーチデザインを問う |
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1.何のために研究を行うのかを考える/2.先行研究のエビデンスの質を考える/3.追試研究の実施を考える/4.プロジェクトによる研究を考える/5.学会誌の査読について考える |
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第7章 研究課題を問う |
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1.「処遇→アウトカム」の因果関係が適切な問いを立てる/2.長期的な展望を持った問いを立てる/3.学術研究団体等として取り組むべき研究の問いを立てる |
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第8章 測定モデルと共通変数を問う |
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1.成果検証のための共通成果変数/2.国のレベルで英語力はどう測られてきたか/3.英語力を測定する際に留意すべきこと/4.国の調査で出題された文法に関する問題/5.「形式判断型」テスト、別名PK-Test(根岸・村越、2014)/6.共通文法テストとしてのPK-Testを共通成果変数へ/7.執筆メンバーによるPK-Testを使用した予備調査/8.今後の方針 |
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第9章 これからの英語教育研究のあり方を考えて |
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1.はじめに/2.4つの方針/3.具体的な戦略例/4.おわりに |
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補章 <座談会>英語教育研究について微妙な話もしよう |
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1.研究者の独立性について/2.研究テーマの決め方と教員養成系大学院の立ち位置/3.各分野と比較してみたり、英語教育系学会の系譜をみたり/4.反SLA、あるいは“SLA”の不在/5.ジャーナルのあり方についての展望/6.若手をどう支援するか |