書誌種別 |
図書 |
タイトル |
米国における協働的な学習の理論的・実践的系譜 |
タイトルヨミ |
ベイコク ニ オケル キョウドウテキ ナ ガクシュウ ノ リロンテキ ジッセンテキ ケイフ |
人名 |
福嶋 祐貴/著
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人名ヨミ |
フクシマ ユウキ |
出版者・発行者 |
東信堂
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出版者・発行者等ヨミ |
トウシンドウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2021.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,340p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-7989-1679-8 |
ISBN |
4-7989-1679-8 |
注記 |
文献:p281〜320 |
分類記号 |
372.53
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件名 |
学習指導
/
集団教育
/
アメリカ合衆国-教育
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内容紹介 |
「協働的な学習」を、同一視されがちな「協同学習」や「協調学習」と明確に区分。それぞれの教育理論家・実践家の系譜を丁寧に辿ることで、20世紀米国で培われた「協働的な学習」のルーツを明らかにする。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812485958 |
目次 |
序章 |
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第1節 問題の所在/第2節 研究の方法/第3節 本研究の構成 |
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第Ⅰ部 協同学習の成立・展開過程 |
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第1章 協同学習と進歩主義教育の関係 |
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第1節 進歩主義教育による「協同」への着目/第2節 ASCDの「協同学習」概念/第3節 1950-60年代の協同学習理論の展開/小括 |
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第2章 D.W.ジョンソンによる協同学習の定式化 |
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第1節 目標概念としての「協同」/第2節 ジョンソンの協同学習モデルの構成/第3節 「建設的な論争」と協同学習/小括 |
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第3章 協同学習研究の広がりと技法開発のアプローチ |
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第1節 グループ学習に関する諸研究の合流/第2節 「概念的アプローチ」と「直接的アプローチ」/第3節 S.ケーガンの「ストラクチャー」概念と技法/小括 |
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第4章 R.E.スレイヴィンの協同学習と学校改革 |
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第1節 前期スレイヴィンの協同学習研究/第2節 後期スレイヴィンによる学校改革モデルの開発と展開/第3節 「サクセス・フォー・オール」の構成要素/小括 |
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第Ⅱ部 協調学習の成立・展開過程 |
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第5章 K.A.ブラフィーによる文化再変容としての協調学習 |
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第1節 「権威」批判と協調学習の提唱/第2節 「プラグマティズム・ルネサンス」の影響/第3節 「ブルックリン・プラン」の実践と協調学習への展開/小括 |
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第6章 文化-歴史理論の拡張と「協調」の追求 |
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第1節 「ヴィゴツキー・ルネサンス」と「協調」概念/第2節 文化心理学におけるヴィゴツキー解釈の拡張/第3節 M.トマセロの学習論における協調学習/小括 |
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第7章 認知的徒弟制における協調学習の役割 |
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第1節 認知的徒弟制の理論構成/第2節 認知的徒弟制を取り巻く理論的影響関係/第3節 状況的認知に対する批判と協調学習研究の展開/小括 |
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第8章 G.スタールによる「グループ認知」理論 |
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第1節 分析単位としての個人、共同体、グループ/第2節 グループを思考の主体と捉えることの妥当性/第3節 「グループ認知」の概念と「集団錯誤」/小括 |
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終章 |
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第1節 各部の要約/第2節 研究の成果/第3節 本研究に残された課題 |