蔵書情報
この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。
資料の状態
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
資料番号 |
資料種別 |
請求記号 |
配架場所 |
状態 |
貸出
|
1 |
0015754542 | 図書一般 | 913.38/カラ21/ | 1F人文 | 貸出可 |
○ |
この資料に対する操作
カートに入れる を押すと この資料を 予約する候補として予約カートに追加します。
いますぐ予約する を押すと 認証後この資料をすぐに予約します。
この資料に対する操作
電子書籍を読むを押すと 電子図書館に移動しこの資料の電子書籍を読むことができます。
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
書誌種別 |
図書 |
タイトル |
在明の別残月抄 |
サブタイトル |
天下の孤本を新しい校訂本文で読み解く |
タイトルヨミ |
アリアケ ノ ワカレ ザンゲツショウ |
サブタイトルヨミ |
テンカ ノ コホン オ アタラシイ コウテイ ホンモン デ ヨミトク |
人名 |
辛島 正雄/著
|
人名ヨミ |
カラシマ マサオ |
出版者・発行者 |
九州大学出版会
|
出版者・発行者等ヨミ |
キュウシュウ ダイガク シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
福岡 |
出版・発行年月 |
2021.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
357,3p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥6000 |
ISBN |
978-4-7985-0300-4 |
ISBN |
4-7985-0300-4 |
分類記号 |
913.38
|
件名 |
在明の別
|
内容紹介 |
神の加護のもと人間界に降誕したヒロインが、男女二人分の役割を担い、家の繁栄をもたらす奇想天外な「在明の別」。徹底した本文検証から、平安最末期の王朝物語の傑作を読み解く。 |
著者紹介 |
1955年生まれ。山口県出身。九州大学大学院文学研究科博士後期課程中退。同大学院人文科学研究院教授。博士(文学)。著書に「中世王朝物語史論」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812477043 |
目次 |
序 『在明の別』への誘い |
|
はじめに/一 異性装の物語/二 隠形の物語/三 『今隠れ蓑』待望論/四 散逸物語としての『在明の別』/五 『在明の別』の出現/六 大摑み『在明の別』/七 求められる新しい校訂本文 |
|
前編 『在明の別』を読む |
|
第一章 作中和歌から何が見えるか |
|
はじめに/一 『在明の別』巻二以降の作中和歌/二 東宮と女院とによる最後の贈答歌/三 女院と東宮との関係性/四 響き合う作中和歌/五 右大将の死と対の上/おわりに |
|
第二章 左大臣の恋 |
|
はじめに/一 左大臣の恋の原型/二 中務宮の北の方との出逢いと破局/三 女院のもとへ/四 荒れすさぶ中務宮の北の方/五 再び、女院のもとへ/六 女院への思いの行き着くところ/七 左大臣の逍遙と垣間見/八 持ち帰った紅葉を女院に奉る/九 粟津の女と契る/十 粟津の女への恋着と見守る母の思い/十一 右大臣の大君との結婚とその余波/十二 粟津の女を都へ迎える用意整う。送り出す母の思い/十三 左大臣の身の落ち着きと内大臣の夢/十四 内大臣、三条の女と再会/十五 内大臣、娘婿として左大臣を歓待/十六 秘密の通い所から四条の上へ/十七 中務宮の北の方、ついに物の気となる/十八 物の気、右大臣の大君を取り殺そうとする/十九 物の気、今度は四条の上に取り憑く/二十 中務宮の北の方の死とその後の左大臣/おわりに |
|
第三章 父と娘の旅路 |
|
はじめに/一 <男装の姫君>誕生の舞台裏/二 <隠れ蓑>の術を駆使する右大将/三 右大将の結婚と対の上の出産/四 右大将の揺れる思いと笛による奇瑞/五 対の上の受難と、それを歓迎する左大臣家/六 男装との別れを惜しむ右大将/七 帝の夢と運命の夜/八 左大臣、動く/九 失われた右大将を求めて/十 将来に向けて/十一 左大臣と中宮を支える太政大臣と女院/十二 旅路の終わり/おわりに |
|
第四章 右大将は誰に向けて和歌を詠んだか |
|
はじめに/一 右大将の作中和歌一覧/二 前後で一変する巻一の和歌/三 巻二の和歌/四 巻三の和歌/五 右大将=女院が和歌を詠むとき/おわりに |
|
第五章 死にゆくふたりを結びつける原点 |
|
はじめに/一 ふたりの恋の原点/二 内大臣が中務宮の北の方を求めた理由/おわりに |
|
後編 『在明の別』の本文校訂と読解 |
|
第六章 巻一読解考 |
|
はじめに/一 損傷した本文の修復/二 神慮により支えられる物語世界/三 左大臣の迷い/四 「春日の神」と物語史/おわりに |
|
第七章 巻一本文校訂・読解考 |
|
はじめに/一 「いとしふぞ。」/二 「思うとま●給へれ。」/三 「もてなさるゝを、かくの●いみじう」/四 「御めのとご、こゐ給中納言などは」/おわりに |
|
第八章 巻二本文校訂・読解考 |
|
はじめに/一 「この御かたにやがて御まくにまいり給へり。」/二 「あけとけしていたくふかれにけるにや。」/三 「あまりさまかはれる」文/四 「うらみにはらいらせ、かならずたすけさせ給へ。」/五 「おとゞいかゞ御かひををくり給。」/六 「をはする日ゞに」「ひまを見す」「かはり給え●」/おわりに |
|
第九章 巻三本文校訂・読解考 |
|
はじめに/一 中務宮の北の方、左大臣のふたりの妻に取り憑く/二 中宮の御産につづく一連の慶賀の場面/三 内大臣の末路/四 院の四十の賀と天女降下の奇瑞/五 太政大臣、大堰に閑居を占める/六 左大臣、東宮の女御に迫る/七 入道太政大臣、満足裡に臨終を迎える/八 左大臣をめぐる最後の場面/九 謎の歌をめぐって/おわりに |
|
第十章 巻三読解考 |
|
はじめに/一 中宮の御産と産養/二 『在明の別』と『紫式部日記』/三 『紫式部日記』の自在な摂取/おわりに |
目次
内容細目
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
もどる