| 書誌種別 |
図書 |
| タイトル |
沖縄児童文学の水脈 |
| タイトルヨミ |
オキナワ ジドウ ブンガク ノ スイミャク |
| 人名 |
齋木 喜美子／著
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| 人名ヨミ |
サイキ キミコ |
| 出版者・発行者 |
関西学院大学出版会
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| 出版者・発行者等ヨミ |
カンセイ ガクイン ダイガク シュッパンカイ |
| 出版地・発行地 |
西宮 |
| 出版・発行年月 |
2021.3 |
| ページ数または枚数・巻数 |
354p |
| 大きさ |
22cm |
| 価格 |
￥４６００ |
| ISBN |
978-4-86283-309-9 |
| ISBN |
4-86283-309-9 |
| 注記 |
略年表:p336〜354 |
| 分類記号 |
909
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| 件名 |
児童文学-歴史
／
琉球文学-歴史
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| 内容紹介 |
沖縄の児童文学の系譜を作家・作品に即して辿りつつ、戦前戦後、米軍占領期から日本本土復帰という時代の接続期に着目。作家の思想や子ども観を、本土との歴史的関係性や占領下の文教政策との関係性において解明する。 |
| 著者紹介 |
沖縄県生まれ。聖和大学(現・関西学院大学)教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。同大学教育学部教授。琉球新報児童文学賞審査委員。 |
| 言語区分 |
JPN |
| タイトルコード |
1009812476995 |
| 目次 |
序章 本書刊行の意義と目的-沖縄の近代化と児童文化活動 |
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第一節 はじめに／第二節 明治期沖縄の教育状況／第三節 伊波普猷の児童文化活動／第四節 八重山での児童文化活動の展開／第五節 「子供の会」から広がった活動／第六節 戦後の児童文化と児童文学 |
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第Ⅰ部 戦前の児童文学-日本本土における「沖縄」の発信 |
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第一章 伊波南哲の児童文学 |
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第一節 はじめに／第二節 伊波南哲のライフヒストリーと文学性／第三節 伊波南哲の作品成立と児童文学／第四節 戦争中期から後期にかけての児童文学作品／第五節 まとめ-伊波南哲の子どもへのまなざし |
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第二章 国民教化と児童文学-「久松五勇士」を手がかりに |
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第一節 はじめに／第二節 戦意高揚物語としての「久松五勇士」／第三節 美談の行方と児童文学-学校的価値と児童文学／第四節 「久松五勇士」から見えてくるもの／第五節 まとめ |
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第三章 山之口貘の児童文学 |
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第一節 はじめに／第二節 山之口貘のライフヒストリーと詩作／第三節 中央の児童雑誌掲載作品の分析／第四節 戦中の戦争協力詩をどうとらえるか／第五節 児童詩集、教科書掲載の作品について／第六節 まとめ-山之口貘の子ども観と詩作 |
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第Ⅱ部 占領期の児童文学-日本統治下の「台湾」と米国占領下の「沖縄」 |
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第四章 川平朝申の児童文学 |
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第一節 はじめに／第二節 川平朝申のライフヒストリーと日本統治下の台湾の文化状況／第三節 台湾時代-児童文化活動と児童文学への傾倒／第四節 川平朝申の児童文学作品の分析／第五節 まとめ-戦後沖縄の復興と児童文学 |
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第五章 古藤実冨の児童文学 |
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第一節 はじめに／第二節 古藤実冨のライフヒストリーと児童文学との関わり／第三節 教師としての古藤実冨と児童文学／第四節 古藤実冨の児童文学作品ジャンルと作品分析／第五節 まとめ-古藤実冨の児童文学作品の特徴と課題 |
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第六章 瀬底ちずえの児童文学-『守礼の光』(琉球列島米国高等弁務官府)を通して |
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第一節 はじめに／第二節 占領下沖縄における文化状況／第三節 米軍広報誌『守礼の光』の背景／第四節 『守礼の光』の性格と内容／第五節 瀬底ちずえのライフヒストリーと『守礼の光』での「琉球昔話」執筆／第六節 まとめ-瀬底ちずえの仕事の評価と課題 |
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第Ⅲ部 日本本土復帰と児童文学-南洋群島・日本本土・沖縄 |
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第七章 絵本作家・儀間比呂志における「南洋群島」の系譜 |
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第一節 はじめに／第二節 美術への関心と「南洋群島」／第三節 戦後から日本本土復帰までの美術家としての活動／第四節 絵本作家としての出発／第五節 まとめ-「南」を生きた画家の思想 |
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第八章 儀間比呂志の児童文学-「沖縄絵本」を読み解く |
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第一節 はじめに／第二節 儀間比呂志の「沖縄絵本」成立の背景とテーマ／第三節 絵画表現の特徴と魅力／第四節 現代の子ども読者と絵本の世界／第五節 まとめ-儀間比呂志の「沖縄絵本」の意義 |
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第九章 戦後の児童文学における「南」-赤松俊子(丸木俊)と儀間比呂志の場合 |
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第一節 はじめに／第二節 赤松俊子の「南洋群島」体験／第三節 赤松俊子の南洋を描いた児童文学・絵本／第四節 儀間比呂志の「南洋群島」体験／第五節 まとめ-赤松俊子と儀間比呂志の「南」の意味 |
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終章 沖縄児童文学の水脈を可視化する |
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第一節 はじめに／第二節 沖縄児童文学の系譜／第三節 本書のまとめ |
