書誌種別 |
図書 |
タイトル |
山岳地の植林と牧野の具体性剝奪 |
サブタイトル |
19世紀から20世紀初頭のフランス・オート=ザルプ県を中心に |
タイトルヨミ |
サンガクチ ノ ショクリン ト ボクヤ ノ グタイセイ ハクダツ |
サブタイトルヨミ |
ジュウキュウセイキ カラ ニジッセイキ ショトウ ノ フランス オートザルプケン オ チュウシン ニ |
人名 |
伊丹 一浩/著
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人名ヨミ |
イタミ カズヒロ |
出版者・発行者 |
御茶の水書房
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出版者・発行者等ヨミ |
オチャノミズ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2020.12 |
ページ数または枚数・巻数 |
11,420p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥7200 |
ISBN |
978-4-275-02133-5 |
ISBN |
4-275-02133-5 |
注記 |
文献:p390〜406 |
分類記号 |
656.5
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件名 |
治山-歴史
/
森林政策-歴史
/
造林-歴史
/
畜産業-フランス
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内容紹介 |
山岳地の荒廃とそれへの対応が求められていた、19世紀から20世紀初頭のフランス南部オート=ザルプ県を対象に、中央における制度整備の動きも視野に収めつつ、山岳地の植林事業をめぐる軋轢や制度への反発などを分析する。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812461294 |
目次 |
序章 課題と構成 |
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第1節 研究史/第2節 課題と構成/第3節 オート=ザルプ県の山岳地の概要 |
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第1章 オート=ザルプ県における山岳地の荒廃と植林の提言 |
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第1節 はじめに/第2節 山岳地の荒廃/第3節 シュレルによる山岳地の植林の提言/第4節 山岳地の植林に関する法制度化に向けた動きとその頓挫/第5節 小括 |
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第2章 山岳地の植林に関する法における受益=費用の不一致と軋轢の火種 |
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第1節 はじめに/第2節 1857年法における受益と費用/第3節 1860年法における受益=費用の不一致と軋轢の火種/第4節 小括 |
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第3章 オート=ザルプ県における牧野住民の反対と法改正要求の嚆矢 |
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第1節 はじめに/第2節 オート=ザルプ県における事業区域の原初計画/第3節 サペ=ドゥヴゼ事業区域における牧野住民の反対/第4節 県会における法改正要求の嚆矢/第5節 小括 |
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第4章 山岳地の草地化に関する法の成立の意義と限界 |
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第1節 はじめに/第2節 山岳地の植林事業に関する動きと反対/第3節 山岳地の草地化に関する法の成立と限界/第4節 小括 |
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第5章 オート=ザルプ県における植林事業の成果と受容の動き |
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第1節 はじめに/第2節 植林事業の実施状況/第3節 事業の成果と把握をめぐる問題/第4節 事業の受容の動きと法更新の要請/第5節 小括 |
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第6章 オート=ザルプ県における植林をめぐる軋轢と法制度に対する要求 |
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第1節 はじめに/第2節 事業をめぐる軋轢/第3節 法制度に対する要求/第4節 小括 |
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第7章 山岳地の復元・保全に関する法の制定過程における収用導入をめぐる対立 |
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第1節 はじめに/第2節 法改正に向けた動きの嚆矢/第3節 議会における一時的収用制度導入の提案/第4節 本来的収用制度の提案と導入/第5節 小括 |
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第8章 オート=ザルプ県における本来的収用導入への反対とその限界 |
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第1節 はじめに/第2節 オート=ザルプ県における本来的収用導入への反対/第3節 山岳地の復元・保全に関する法の成立と本来的収用の制度化の実現/第4節 小括 |
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第9章 オート=ザルプ県における新法への移行作業と対審的調査の要求 |
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第1節 はじめに/第2節 オート・ザルプ県における事業区域の改訂/第3節 オルシエールにおける区域改訂への異議/第4節 小括 |
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第10章 オート=ザルプ県における新事業区域設定と牧野の具体性確保の試み |
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第1節 はじめに/第2節 新事業区域設定に対する賛否/第3節 新区域設定への反対とその意義/第4節 県会における議論とその意義/第5節 小括 |
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終章 総括 |