書誌種別 |
図書 |
タイトル |
富栄養化海域における水生生物の環境病理学 |
サブタイトル |
過酸化脂質含有懸濁物質の病害作用 |
タイトルヨミ |
フエイヨウカ カイイキ ニ オケル スイセイ セイブツ ノ カンキョウ ビョウリガク |
サブタイトルヨミ |
カサンカ シシツ ガンユウ ケンダク ブッシツ ノ ビョウガイ サヨウ |
人名 |
吉越 一馬/著
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人名ヨミ |
ヨシコシ カズマ |
出版者・発行者 |
近代科学社Digital
/
近代科学社(発売)
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出版者・発行者等ヨミ |
キンダイ カガクシャ ディジタル/キンダイ カガクシャ |
出版地・発行地 |
[東京]/東京 |
出版・発行年月 |
2020.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
273p |
大きさ |
26cm |
価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-7649-6013-8 |
ISBN |
4-7649-6013-8 |
分類記号 |
663.96
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件名 |
海洋汚染
/
海洋生物
/
過酸化脂質
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内容紹介 |
1990年代初頭から二十数年間にわたる貝類の大量死を中心とする水生生物の病理研究を纏める。富栄養化海域における水生生物の病理研究に新しい理論的枠組を提示する。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812456116 |
目次 |
第1章 養殖アコヤガイの大量死 |
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1.1 はじめに/1.2 材料および方法/1.3 養殖アコヤガイの大量死の疫学/1.4 養殖アコヤガイの大量死の組織病理学/1.5 過酸化脂質含有懸濁物質の病害作用/1.6 バイオフィルターによる養殖アコヤガイの大量死の防除/1.7 養殖アコヤガイの大量死はなぜ起きたのか/ひとりごと |
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第2章 有明海・八代海における二枚貝の大量死 |
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2.1 はじめに/2.2 材料および方法/2.3 アサリ/2.4 サルボウガイ/2.5 マガキ/2.6 リシケタイラギ/2.7 カキツバタ/2.8 総合考察/ひとりごと |
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第3章 富栄養化海域における二枚貝の生殖細胞の病変と生殖機能(予察的研究) |
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3.1 はじめに/3.2 材料および方法/3.3 卵母細胞の細胞病理/3.4 発生試験/3.5 卵母細胞の傷害が意味すること/ひとりごと |
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第4章 有明海とその近隣海域におけるLPCSSの動態(予察的研究) |
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4.1 はじめに/4.2 材料および方法/4.3 クロロフィルa量と過酸化脂質量の調査結果/4.4 海水のTBA値が意味すること |
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第5章 種苗生産過程におけるアワビ稚貝の大量死 |
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5.1 はじめに/5.2 材料および方法/5.3 アワビ稚貝の大量死の発生状況/5.4 アワビ稚貝の大量死の組織病理学/5.5 飼育試験および飼育記録の解析による疾病発生条件の検討/5.6 アワビ稚貝の大量死は感染症によるのか?/ひとりごと |
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第6章 貝類の脂質蓄積症 |
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6.1 はじめに/6.2 材料および方法/6.3 貝類の脂質蓄積症の組織病理学/6.4 貝類の脂質蓄積症が意味すること/ひとりごと |
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第7章 富栄養化海域における海藻類の病変 |
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7.1 はじめに/7.2 材料および方法/7.3 蒲江周辺海域におけるカジメの病変/7.4 カジメ葉体に及ぼす過酸化脂質曝露の影響/7.5 有明海における養殖ワカメおよび養殖マコンブの病変(予察的研究)/7.6 藻類の病変が意味すること/ひとりごと |
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付録A ブリの組織生理・病理に及ぼす外因性過酸化脂質投与の影響 |
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A.1 はじめに/A.2 材料および方法/A.3 結果および考察 |
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付録B 水生生物の光顕・電顕観察のための標本作製技術メモ |
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B.1 試料採集/B.2 固定/B.3 脱灰/B.4 脱水・包埋/B.5 薄切/B.6 染色/B.7 検鏡/B.8 記録・保存/B.9 その他 |