書誌種別 |
図書 |
タイトル |
沖縄憲法史考 |
タイトルヨミ |
オキナワ ケンポウシコウ |
人名 |
小林 武/著
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人名ヨミ |
コバヤシ タケシ |
出版者・発行者 |
日本評論社
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出版者・発行者等ヨミ |
ニホン ヒョウロンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2020.9 |
ページ数または枚数・巻数 |
15,342p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥5500 |
ISBN |
978-4-535-52518-4 |
ISBN |
4-535-52518-4 |
分類記号 |
323.12
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件名 |
憲法-日本
/
沖縄県-歴史
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内容紹介 |
沖縄の近・現代史から日本国憲法の現在とあり方を問う書。沖縄に日本国憲法のあるべきかたちを実現することこそが日本国憲法を真に活かす道であることを、沖縄の近・現代史を深く分析することを通じて解き明かす。 |
著者紹介 |
1941年京都市生まれ。沖縄大学客員教授。法学博士。弁護士。専攻は憲法学、地方自治法学。著書に「法曹への憲法ゼミナール」「憲法と国際人権を学ぶ」「平和的生存権の弁証」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812436227 |
目次 |
序章 憲法史における沖縄 |
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まえがき-沖縄憲法史にどのように接近するか/第1節 敗戦から日本国憲法公布までの過程と沖縄/第2節 戦後における帝国議会の審議の中の沖縄/あとがき-沖縄にとっての27年間の憲法の空白 |
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第1部 戦前の沖縄憲法史 |
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第1章 沖縄と明治憲法 |
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まえがき-考察の意図と対象/第1節 欧米諸国の来琉から琉球処分へ/第2節 旧慣温存と明治憲法/第3節 近代化・「ヤマト化」の進行/第4節 ソテツ地獄から沖縄戦へ/あとがき-残された課題 |
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第2章 字宜野湾 |
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まえがき-地域の憲法史への注目/第1節 戦後初期までの字宜野湾民衆史の点描-『字宜野湾郷友会誌』に拠って/第2節 (付論)今日の宜野湾区自治会の地位と役割/あとがき-字史から学ぶこと、残された課題 |
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第3章 宮古島人頭税廃止運動の成功と請願権 |
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まえがき-先島憲法史研究の最初の作業対象/第1節 人頭税廃止運動/第2節 帝国憲法の保障する請願権と人頭税廃止運動/あとがき-人頭税廃止請願後の宮古:残された課題 |
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第4章 「八重山共和国」構想のあとさき |
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まえがき-幻の共和国をとりあげる意味/第1節 近代の矛盾の顕在化の中での八重山教員事件/第2節 沖縄戦後の「八重山共和国」構想/第3節 八重山自治会後の米軍政府による統治/あとがき-米軍支配下での住民の努力 |
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第2部 米軍占領期の憲法のあり方 |
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第5章 沖縄戦後占領最初期の統治機構 |
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まえがき-憲法なき戦後沖縄/第1節 沖縄戦後憲法史の時期区分をめぐって/第2節 沖縄諮詢会の設置と占領最初期に担った役割/あとがき-諮詢会の後史への言及 |
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第6章 占領期の統治機構の変遷 |
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まえがき-沖縄諮詢会以降の「民」側統治機構/第1節 占領期沖縄側の統治機構/第2節 占領下の沖縄の日本国憲法との接点/あとがき-次への課題 |
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第7章 「裁判移送事件」 |
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まえがき-琉球政府期の司法と日本国憲法/第1節 「友利事件」・「サンマ事件」の裁判権移送問題と植民地的司法制度/第2節 巡回裁判所の判決、高等弁務官の移送命令および巡回裁判所の移送決定/第3節 裁判移送命令の撤回を求める動き/第4節 移送された両事件に対する米国民政府裁判所の判決/第5節 裁判移送事件のもつ意味/あとがき-本土復帰への接近 |
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第8章 奄美群島の日本復帰と沖縄との関係 |
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まえがき-奄美への論及は不可欠/第1節 歴史を中心とした奄美の概観/第2節 奄美の本土からの分離と復帰/あとがき-奄美・沖縄をとおしての「復帰」の問題性 |
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第3部 復帰以後の沖縄憲法史 |
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第9章 沖縄施政権返還と日本国憲法 |
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まえがき-憲法の下への復帰の願望と沖縄返還協定との乖離/第1節 沖縄返還協定と日本国憲法/第2節 施政権返還に向けての立法院の取組み/あとがき-憲法優位の法体系一元化の課題 |
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第10章 復帰後の沖縄と日本国憲法 |
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まえがき-復帰後の国制史への着目/第1節 若干の整理-復帰後の時期区分と日本国憲法における沖縄への視点の欠落/第2節 沖縄と天皇制/第3節 沖縄における地方自治/あとがき-次への課題 |
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第11章 沖縄本土復帰以降の人権保障の状況 |
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まえがき-人権保障と憲法:若干の整理/第1節 返還後の人権史の概観/第2節 人権侵害状況の凝縮態としての沖国大ヘリ墜落事件/あとがき-「オール沖縄」の新しい段階へ(2010年代以降:14-) |
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終章 抵抗権の本来的機能 |
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まえがき-憲法における抵抗権と沖縄/第1節 抵抗権の歴史-要点/第2節 2つの抵抗権-自然法上と、実定法上と/第3節 現在の沖縄における民衆と権力の対峙状況-抵抗権の本来的機能への期待/あとがき-平和的生存権との規範構造上の共通性にふれて |