書誌種別 |
児童図書 |
タイトル |
教えて、釈先生!子どものための仏教入門 |
タイトルヨミ |
オシエテ シャク センセイ コドモ ノ タメ ノ ブッキョウ ニュウモン |
人名 |
釈 徹宗/著
谷口 雅美/著
細川 貂々/絵
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人名ヨミ |
シャク テッシュウ タニグチ マサミ ホソカワ テンテン |
出版者・発行者 |
講談社
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出版者・発行者等ヨミ |
コウダンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2020.9 |
ページ数または枚数・巻数 |
183p |
大きさ |
19cm |
価格 |
¥1300 |
ISBN |
978-4-06-520641-6 |
ISBN |
4-06-520641-6 |
分類記号 |
180
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件名 |
仏教
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内容紹介 |
仏教ってなぁに? ブッダってだれのこと? 死んだらどうなるの? 如来寺住職の釈徹宗先生が、仏教について子どもたちにわかるように面白く優しく対話形式で教えます。細川貂々のイラストつき。 |
著者紹介 |
1961年大阪府生まれ。浄土真宗本願寺派・如来寺住職。相愛大学副学長・人文学部教授。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812436008 |
目次 |
はじめに |
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第一章 仏教ってなぁに? |
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『因果応報』はわすれたころにやってくる!?/いいことや悪いことって、どんなこと?/いいところを見るようにすると…/「ナイショ」も仏教の言葉だった!/「悟り」の第一歩は『自分の都合メガネ』を外すこと/「小さな悟りは数知れず、大きな悟りは十八回」/仏教は、『自分の都合メガネ』を外すヒントをくれる!/仏教は、生きるためのヒントをくれる!/コラム 1/お寺に勝手に入っていいんですか?/お坊さんに何でも聞いていい?/ほかにもあった、仏教から来た言葉 |
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第二章 天国か地獄か-行き先はポイント制? |
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必ず人間に生まれ変われるわけじゃない!?/人間に生まれるのは、前世でいいことをたくさんした人だけ…!/天国か地獄か。行き先は貯めたポイント次第/地獄行き! でも、大逆転が可能!? くりかえし行われる裁判/人間以外のものに生まれ変わっても、大逆転で人間になれる!?/ウソとお世辞。言えば言うほど、本当の姿から遠ざかる/言葉を調えると、心と体も調う/コラム 2/エンマさまも元は人間だった!/苦しみから抜け出した先は…極楽浄土!/ウソはダメだけど、『ウソも方便』です/お釈迦さまと『方便』 |
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第三章 おとなりさんにはナゾがいっぱい |
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宗教によって、信じているものが違う!/豚肉を食べないのもお祈りをするのも、『神さまとの約束』/お祈りは神さまのことだけを考える時間/宗教の時間は『非日常』/イスラム教以外でも、食べてはいけないものがある!/ほかの国の宗教を知る前に、まず、身の回りのものに注目!/宗教を持っている人と、考え方が合わないときは『戸棚』に置いておく! |
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第四章 お墓には不思議がいっぱい |
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仏教が教える四つの苦しみ、『生老病死』/仏教は、生きることや死ぬことについて教えてくれる/日本では火葬が一般的/お骨の埋め方は、お墓や地域によって違う/墓石に書く言葉もそれぞれ。好きな言葉を書いてもいい!/墓地で見かけるナゾの板は『卒塔婆』。亡くなった人にお供えする/お盆とお正月には地獄の鬼たちもお休みをとる/お墓は埋葬する場所、お仏壇は仏さまをおまつりする聖なる場所/「お墓はこわい」は当たり前!/コラム 3/お寺には必ずお墓があるわけじゃない!?/ヒンドゥー教徒はお墓がない! |
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第五章 ブッダってだれのこと? お経ってなぁに? |
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阿弥陀さまは、みんなを救う仏さま/お釈迦さまは、もともと王子さまだった!/お釈迦さまは『自分の都合メガネ』を外して『仏』になった/お経は日本語ではない!/三蔵法師は実在の人物だった!/いろんなお経がある/『宗派』は、『悟り』という山の頂上を目指すための登山ルートのようなもの |
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第六章 死んだらどうなるの? |
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死んで終わりではない。死んだあとにも物語がある/信じている『物語』によって、死んだあとの行き先が違う/悟りを開いたら、人間界にも天国にもどこでも行ける!/死んだ人にはウソはつけない/悲しみはごまかさず、ちゃんと泣いたり悲しんだりするほうがいい/大きな悲しみは、少しずつ受け止めていく/つらくて苦しい死が、大事なことを教えてくれる/死んだ人やペットのことを語り合うことで、悲しみを受け止める |
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第七章 お葬式のアレコレ |
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昔のお葬式では白い着物を着ていた!/お葬式は、入学式や卒業式と同じ『非日常の場』/お葬式にTシャツと短パンで行く国もある!?/お通夜とお葬式-『状態』が変わるときには『宗教儀礼』をする/猿人のときは、お葬式がなかった!/お焼香は、『仏さまにささげる』もの/お焼香は自己流ではなく、正式な方法で!/コラム 4/国によって『死者儀礼』を担当している宗教は違う! |
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第八章 お坊さんの仕事 |
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お釈迦さまはすごいクセ毛だった!/頭をツルツルにする理由は欲望を捨てるため!/髪の毛をそらなきゃいけない宗派もあるし、そらなくてもいい宗派もある/釈先生がツルツルにしている理由は…/現代のお坊さんは洋服も着る!/お数珠の役割もだんだん変わってきた/お坊さんは毎日、法事をしている!/お坊さんに休みはない! でも、約束するなら「三十一日」か「友引」はどう?/『得度式』は、お坊さんになる第一歩/お寺の子がみんなお坊さんになるわけじゃない/コラム 5/山に建っていないのに、お寺には○○山という名前がついている! |
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第九章 日本人流、宗教とのつきあい方 |
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イエス・キリストのお誕生日は十二月二十五日ではない!/「日曜日は休みの日」はキリスト教から生まれた!/「七福神」の神さまたちは、いろんな宗教の要素が入っている!/日本の仏教と神道の信者数…足すと日本の人口よりも多くなっちゃう!?/特定の信仰はないけれど、日本人は宗教性にあふれている!/『信じる宗教』だけでなく、『感じる宗教』と『行う宗教』もある/日本では、いろいろな宗教の人たちが手をつないで輪になる/日本人は『無宗教』じゃない!/仏教にもイベントはある!/コラム 6/宗教は、『自然宗教』と『制度宗教』、『市民宗教』に分けられる/仏教の大きな行事 |
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あとがき |