書誌種別 |
図書 |
タイトル |
日本のホワイトカラー犯罪 |
並列タイトル |
Japanese White Collar Crime |
タイトルヨミ |
ニホン ノ ホワイト カラー ハンザイ |
人名 |
前島 賢土/著
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人名ヨミ |
マエジマ ケント |
出版者・発行者 |
学文社
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出版者・発行者等ヨミ |
ガクブンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2020.9 |
ページ数または枚数・巻数 |
212p |
大きさ |
20cm |
価格 |
¥2100 |
ISBN |
978-4-7620-3029-1 |
ISBN |
4-7620-3029-1 |
注記 |
文献:p198〜210 |
分類記号 |
368.6
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件名 |
犯罪
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内容紹介 |
日本のホワイトカラー犯罪の事例を考察するとともに、ホワイトカラー犯罪を犯す者の「正当化」や「イデオロギー」に注目し、日本のホワイトカラー犯罪を犯す者の内面のメカニズムを明らかにする。 |
著者紹介 |
1971年東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得退学。獨協大学経済学部非常勤講師、中央大学通信教育部インストラクター。専攻は犯罪社会学、社会病理学。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812433639 |
目次 |
第1章 ホワイトカラー犯罪とは |
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1節 日本のホワイトカラー犯罪を研究する目的/2節 本書の章立てと概要/3節 ホワイトカラー犯罪の定義/4節 日本におけるホワイトカラー犯罪の社会学的研究 |
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第1部 事例編 |
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第2章 大手都市銀行行員の職務犯罪 |
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1節 大手都市銀行行員の職務犯罪に関して/2節 事件のあらまし/3節 大手都市銀行行員の職務犯罪における正当化/4節 銀行業界の業界イデオロギー/5節 大手都市銀行行員の職務犯罪における機会/6節 分析 |
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第3章 大手証券会社社員の職務犯罪 |
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1節 大手証券会社社員の職務犯罪に関して/2節 裁判の傍聴記録と事件のあらまし/3節 大手証券会社社員の職務犯罪における正当化/4節 証券業界の業界イデオロギー/5節 大手証券会社社員の職務犯罪における機会/6節 分析 |
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第4章 大手製紙会社会長の職務犯罪 |
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1節 大手製紙会社会長の職務犯罪に関して/2節 事件のあらまし/3節 大手製紙会社会長の職務犯罪における正当化/4節 大手製紙会社のイデオロギー/5節 創業家による大手製紙会社の支配/6節 大手製紙会社会長の職務犯罪における機会/7節 ワンマン主義と意志/8節 分析 |
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第5章 オリンパスの組織体犯罪 |
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1節 オリンパスの組織体犯罪に関して/2節 事件のあらまし/3節 オリンパスの組織体犯罪における正当化/4節 現代資本主義社会のイデオロギー/5節 「会社それ自体」が物象化された経済/6節 分析 |
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第6章 東芝の不正会計 |
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1節 東芝の不正会計に関して/2節 事件のあらまし/3節 東芝の経営指示/4節 東芝のイデオロギー/5節 グローバル資本主義/6節 分析 |
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第7章 日本大学アメリカンフットボール部悪質タックル事件 |
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1節 日本大学アメリカンフットボール部悪質タックル事件に関して/2節 事件のあらまし/3節 日本大学アメリカンフットボール部悪質タックル事件における正当化/4節 日本大学アメリカンフットボール部のイデオロギー/5節 監督の大学内における絶大な権力/6節 独裁主義,勝利至上主義と意志/7節 分析 |
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第2部 理論編 |
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第8章 正当化 |
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1節 正当化に関して/2節 社会学における正当化の研究/3節 ホワイトカラー犯罪における正当化の研究/4節 正当化の定義/5節 正当化再考 |
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第9章 イデオロギー |
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1節 イデオロギーに関して/2節 マルクスのイデオロギー論/3節 エンゲルスのイデオロギー論/4節 マンハイムのイデオロギー論/5節 アルチュセールのイデオロギー論/6節 イーグルトンのイデオロギー論/7節 イデオロギーの定義/8節 正当化とイデオロギー/9節 イデオロギー再考 |
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第10章 結論 |