書誌種別 |
図書 |
タイトル |
労働経済 |
タイトルヨミ |
ロウドウ ケイザイ |
人名 |
清家 篤/著
風神 佐知子/著
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人名ヨミ |
セイケ アツシ カゼカミ サチコ |
出版者・発行者 |
東洋経済新報社
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出版者・発行者等ヨミ |
トウヨウ ケイザイ シンポウシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2020.10 |
ページ数または枚数・巻数 |
13,333p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥2200 |
ISBN |
978-4-492-39654-4 |
ISBN |
4-492-39654-4 |
分類記号 |
366
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件名 |
労働経済
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内容紹介 |
労働経済学の基本的な考え方を解説するとともに、女性労働、高齢者雇用、第4次産業革命と労働といった現実の労働市場で起きているホットな問題を、労働経済学の観点から考察する。 |
著者紹介 |
慶應義塾大学名誉教授。博士(商学)。日本私立学校振興・共済事業団理事長。専攻は労働経済学。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812433304 |
目次 |
第Ⅰ部 基礎編 |
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第1章 労働経済学とは何か |
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1 「仕事とくらし」の経済学/2 労働力の観測/3 賃金の観測/4 主要な統計資料/5 測定できるものだけを対象に |
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第2章 労働供給 |
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1 労働供給の次元/2 マクロの労働供給/3 所得・余暇平面/4 働く座標と働かない座標/5 無差別曲線/6 就業選択/7 最適労働供給時間の決定 |
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第3章 労働需要 |
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1 労働需要を規定する3つの要素/2 マクロ労働需要指標の趨勢/3 企業の労働需要/4 資本・労働平面に描かれる等量曲線/5 等費用線/6 最適労働需要の決定/7 生産量,技術,相対価格の変化/8 賃金の変化と労働需要曲線の導出 |
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第4章 失業 |
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1 失業とは何か/2 2つの失業/3 失業統計/4 失業にかんする経験法則/5 失業対策/6 日本の失業のこれから |
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第5章 賃金 |
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1 年功賃金の変化/2 限界生産力命題/3 人的資本理論による年功賃金の理論的説明/4 賃金後払い理論による年功賃金の理論的説明/5 能力・成果主義賃金/6 効率賃金/7 産業間賃金格差/8 データの見方 |
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第6章 労働時間 |
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1 労働時間と企業への貢献度/2 労働時間の趨勢/3 労働時間短縮のために/4 労働時間と労働者数 |
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第7章 労働市場における情報の役割 |
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1 情報不完全市場の典型である労働市場/2 情報探索コスト/3 既存情報の活用/4 内部労働市場/5 モニタリング・コストの軽減/6 労働市場機能の充実 |
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第Ⅱ部 応用編 |
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第8章 経済の構造変化と雇用・労働市場 |
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1 経済の構造変化/2 人口の構造変化/3 技術の構造変化/4 競争の構造変化/5 成功の結果としての構造変化/6 鍵を握る人的資本投資の充実/7 守るべきことと変えるべきこと |
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第9章 高齢者雇用の経済分析 |
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1 高齢者の就業と雇用/2 高齢者の労働力率のトレンド/3 高齢者の労働供給の決定要因/4 高齢者への労働需要の実態/5 高齢者の労働需要の規定要因/6 公的制度改革も必要に/7 年齢から自由でない労働市場 |
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第10章 女性雇用の経済分析 |
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1 女性雇用の変遷/2 家計内生産モデルによる結婚決定の理論的説明/3 サーチモデルとスイッチングモデルによる結婚決定の理論的説明/4 市場賃金と留保賃金と最低要求労働時間による既婚女性の労働供給の説明/5 家計内生産モデルによる既婚女性の労働供給の説明/6 社会制度と既婚女性の労働供給/7 女性に対する労働需要と個人属性の差/8 統計的差別/9 偏見 |
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第11章 人的資本投資 |
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1 人的資本革命/2 投資の費用・収益/3 訓練の企業特殊性/4 雇用流動化の是非/5 非正規雇用の増加と人的資本投資の減少/6 公務員制度改革/7 人的資本投資の時代に |
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第12章 第4次産業革命と労働 |
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1 技術と労働需要/2 第4次産業革命/3 雇用は必ず失われるのか/4 人にしかできない仕事をする/5 分配のあり方/6 高齢化と相性の良い第4次産業革命 |
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第13章 労働力のフロー表 |
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1 労働力の変化/2 フローとストック/3 労働力のフロー表/4 フロー表を使った政策分析/5 推移確率/6 労働力のフローの実態(水野朝夫教授の研究から) |
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第14章 雇用調整 |
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1 雇用調整とは何か/2 ラグの存在/3 雇用調整係数/4 雇用調整コスト/5 産業別雇用調整係数/6 国別雇用調整係数 |
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第15章 労使関係 |
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1 労働組合の存在/2 労働組合の経済学的存在意義/3 労働組合運動の歴史/4 春闘の役割/5 春闘見直しの機運 |