書誌種別 |
図書 |
タイトル |
よくわかる熱力学 |
タイトルヨミ |
ヨク ワカル ネツリキガク |
人名 |
前野 昌弘/著
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人名ヨミ |
マエノ マサヒロ |
出版者・発行者 |
東京図書
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出版者・発行者等ヨミ |
トウキョウ トショ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2020.9 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,371p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-489-02341-5 |
ISBN |
4-489-02341-5 |
分類記号 |
426.5
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件名 |
熱力学
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内容紹介 |
初等力学を復習し、熱力学の状態と操作、断熱操作と内部エネルギー、エントロピー、いろいろな熱力学関数、化学変化などについて解説する。章末に演習問題も収録。見返しに「熱力学攻略チャート」等あり。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812429118 |
目次 |
第1章 熱力学とは |
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1.1 熱力学は何が難しい?/1.2 分子運動のエネルギーの移動としての「熱」/1.3 熱力学の考え方/1.4 章末演習問題 |
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第2章 熱力学への準備としての力学 |
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2.1 エネルギーの定義/2.2 位置エネルギーと一般化力/2.3 例:コンデンサの電荷/2.4 Legendre変換とその物理的意味/2.5 章末演習問題 |
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第3章 熱力学の状態と操作 |
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3.1 状態の記述/3.2 変数の示量性・示強性/3.3 平衡と非平衡/3.4 平衡状態と温度/3.5 熱力学で扱う変数と状態方程式/3.6 示量変数を変化させる操作/3.7 章末演習問題 |
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第4章 二つの操作と熱力学第二法則 |
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4.1 示量変数が変化しない操作/4.2 熱力学第二法則/4.3 二種の「ポテンシャルエネルギー」/4.4 章末演習問題 |
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第5章 断熱操作と内部エネルギー |
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5.1 可能な断熱操作/5.2 断熱仕事と内部エネルギー/5.3 内部エネルギーと温度の関係/5.4 系の具体例/5.5 Planckの原理と断熱操作の不可逆性/5.6 章末演習問題 |
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第6章 等温準静的操作とHelmholtz自由エネルギー |
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6.1 等温準静的操作における仕事/6.2 Helmholtz自由エネルギー/6.3 元に戻る操作の例とKelvinの原理/6.4 Fが[シタニトツ]関数であること/6.5 章末演習問題 |
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第7章 熱 |
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7.1 二つのエネルギー/7.2 熱/7.3 等温操作における吸熱/7.4 等温線と断熱線/7.5 章末演習問題 |
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第8章 Carnotの定理とCarnotサイクル |
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8.1 Carnotサイクルとは/8.2 Carnotの定理の前半の一般的証明/8.3 Carnotの定理後半と温度の定義/8.4 少し一般的なサイクルの効率/8.5 Clausiusによる熱力学第二法則の表現/8.6 章末演習問題 |
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第9章 エントロピー |
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9.1 エントロピーの定義/9.2 エントロピーと熱力学第二法則/9.3 熱の移動/9.4 エントロピーが増大する現象/9.5 章末演習問題 |
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第10章 完全な熱力学関数としてのUとF |
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10.1 完全な熱力学関数/10.2 完全な熱力学関数としてのU<S,V,N>/10.3 U-TSの物理的意味/10.4 Maxwellの関係式/10.5 エントロピー的な力とエネルギー方程式/10.6 平衡の条件と変分原理/10.7 変分原理と平衡条件の例/10.8 章末演習問題 |
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第11章 物質量と化学ポテンシャル |
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11.1 変数としてのN/11.2 物質量の平衡条件と化学ポテンシャル/11.3 多成分気体の混合とエントロピー/11.4 章末演習問題 |
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第12章 いろいろな熱力学関数 |
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12.1 独立変数の組み合わせ/12.2 エンタルピー/12.3 Gibbs自由エネルギー/12.4 Maxwellの関係式/12.5 Joule-Thomson過程/12.6 章末演習問題 |
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第13章 相転移 |
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13.1 相転移/13.2 van der Waals気体の相転移/13.3 温度変化と相転移/13.4 Clapeyronの式/13.5 Gibbsの相律/13.6 混合気体の沸点:空気の例/13.7 磁性体の相転移/13.8 章末演習問題 |
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第14章 化学変化 |
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14.1 化学平衡/14.2 理想気体の場合の具体的計算/14.3 エントロピーの絶対値と熱力学第三法則/14.4 電池/14.5 章末演習問題 |
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付緑A 熱力学で使う数学など |
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A.1 対数関数の引数について/A.2 偏微分と全微分/A.3 偏微分の相互関係/A.4 多変数関数の変数変換/A.5 ヤコビアン/A.6 全微分と積分因子/A.7 Carathéodoryの原理/A.8 Lagrangeの未定乗数 |
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付録B 問いのヒントと解答 |