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資料の状態
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No. |
資料番号 |
資料種別 |
請求記号 |
配架場所 |
状態 |
貸出
|
1 |
0015537012 | 図書一般 | 980.2/トル20/ | 1F人文 | 貸出可 |
○ |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
書誌種別 |
図書 |
タイトル |
トルストイと「女」 |
サブタイトル |
博愛主義の原点 |
シリーズ名 |
早稲田大学エウプラクシス叢書 |
シリーズ番号 |
023 |
タイトルヨミ |
トルストイ ト オンナ |
サブタイトルヨミ |
ハクアイ シュギ ノ ゲンテン |
シリーズ名ヨミ |
ワセダ ダイガク エウプラクシス ソウショ |
シリーズ番号ヨミ |
23 |
人名 |
佐藤 雄亮/著
|
人名ヨミ |
サトウ ユウスケ |
出版者・発行者 |
早稲田大学出版部
|
出版者・発行者等ヨミ |
ワセダ ダイガク シュッパンブ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2020.6 |
ページ数または枚数・巻数 |
4,334p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-657-20804-0 |
ISBN |
4-657-20804-0 |
注記 |
水濡れあり,汚れあり(小口,天,地ほか) |
注記 |
文献:p319〜323 |
分類記号 |
980.2
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件名 |
Tolstoi Lev Nikolaevich
|
件名 |
トルストイ レフ・ニコラエヴィチ
|
内容紹介 |
幸福な家庭と理想的世界を結び付け、夢見たレフ・トルストイ。幼い頃死別した母をはじめ、その生涯を彩った女性たちとの体験は、数々の名作にどのように反映されているのか。その「内なる女性像」から新たな解釈を試みる。 |
著者紹介 |
1960年山形県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程退学。モスクワ大学付属アジア・アフリカ諸国大学日本語科上級講師(専任)。専門はトルストイを中心とする19世紀ロシア文学。 |
言語区分 |
zzz |
タイトルコード |
1009812414431 |
目次 |
序論 |
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1 アプローチと仮説/2 先行研究/3 トルストイの主要な評伝について |
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第1部 カフカス |
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第1章 『幼年時代』における終生のテーマ |
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1 『幼年時代』の不滅の「歌」/2 「思い出に似たあるもの」/3 一つの予感/4 ママンという「歌」の特異な性格/5 『幼年時代』の創作過程とママン像の変遷/6 ウサーヂバとしてのヤースナヤ・ポリャーナ/7 トルストイの本当の生い立ちは |
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第2章 創作開始にいたるまでの試行錯誤 |
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1 大学時代-「実験」の開始/2 帰郷からカフカス行きまで-創作という新たな「実験室」 |
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第3章 初期創作の到達点と限界点 |
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1 『襲撃』-真の勇気とは/2 『森を伐る』-兵士のキリスト/3 カフカスの高みとは |
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第4章 「女」と現実の不条理にぶつかる |
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1 理想の女性像/2 袋小路 |
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第5章 現実そのものを変える |
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1 トルストイの農奴解放の試み-地主と農民の再生を目指すも挫折/2 教育活動-子供の生命の発見/3 農婦の愛人-アクシーニャ・バズイキナ |
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第1部のまとめ |
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第2部 1812年と『戦争と平和』 |
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第6章 1812年 |
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1 史実とかけ離れた『戦争と平和』/2 祖国戦争の真相/3 「大きな愛」による神話化 |
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第7章 『戦争と平和』論 |
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1 『戦争と平和』における生命の秘密とは-「水滴でできた地球儀」/2 物理的世界を超える水滴 |
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第8章 「作者の逸脱」と視点の問題 |
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1 「概括」と「細かさ」のジレンマ/2 「概括」と「細かさ」とはなにか/3 『戦争と平和』のジレンマ/4 作者の絶えざる逸脱/5 先行研究の問題点/6 主人公ピエールにおける多次元的統一/7 概括と細部の融合-細部に宿る神/8 「細かさ」の消滅/9 「細かさ」のないルポ/10 文学からの逸脱 |
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第2部の結びにかえて |
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第3部 『アンナ・カレーニナ』 |
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第9章 明から暗への転換の背景 |
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1 トルストイは「殺人者」か-二つの悲恋に関する藤沼貴氏の未発表の説/2 兄セルゲイと義妹タチアーナの恋,そして彼女の自殺未遂/3 妹マリアの不倫の恋-トルストイは義弟を死に追いやった?/4 「アルザマスの一夜」と,もう一人のアンナの鉄道自殺 |
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第10章 後期トルストイの誕生 |
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1 「女性的なるもの」を殺し,葬る/2 カレーニンについて-トルストイのもう一つの自画像/3 19世紀ロシアの離婚事情について/4 アンナが乗った鉄道-トルストイが女性性を葬った場所/5 28という数字-アンナ・カレーニナとトルストイの宿命 |
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第11章 『見知らぬひと』はアンナ・カレーニナか |
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1 モデルはだれか/2 20世紀になってエチュードを発見/3 あまり検討されてこなかった文学起源説/4 クラムスコイとトルストイの出会い/5 クラムスコイの生い立ちと経歴-画家は語る/6 絵画は単なる絵画にあらず/7 『アンナ・カレーニナ』を地で行く三角関係/8 『アンナ・カレーニナ』にも痕跡/9 1883年という年/10 『見知らぬひと』とアンナ・カレーニナ/11 赤と黒/12 流行の先端を行く装い/13 謎を解く鍵は絵の背景に/14 運命の日/15 二つのテーマ-アンナに自分を見る |
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結論 |
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1 本書のコンセプトとオリジナリティー/2 トルストイの見た目の奇矯さに躓くなかれ/3 まとめ-幼年時代の光と闇を食い尽くす |
目次
内容細目
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