書誌種別 |
図書 |
タイトル |
公認心理師の基礎と実践 22 精神疾患とその治療 |
タイトルヨミ |
コウニン シンリシ ノ キソ ト ジッセン セイシン シッカン ト ソノ チリョウ |
人名 |
野島 一彦/監修
繁桝 算男/監修
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人名 |
加藤 隆弘/編
神庭 重信/編
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人名ヨミ |
ノジマ カズヒコ シゲマス カズオ |
人名ヨミ |
カトウ タカヒロ カンバ シゲノブ |
出版者・発行者 |
遠見書房
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出版者・発行者等ヨミ |
トオミ ショボウ |
出版地・発行地 |
三鷹 |
出版・発行年月 |
2020.7 |
ページ数または枚数・巻数 |
276p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-86616-072-6 |
ISBN |
4-86616-072-6 |
分類記号 |
140.8
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分類記号 |
493.7
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件名 |
心理学
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件名 |
精神医学
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内容紹介 |
公認心理師をめざす人に向けた精神医学領域の総合的入門書。統合失調症、摂食症群といった主な疾患と、薬物療法、入院治療といった精神科アプローチを、臨床感覚のなかで練られた知見をもとに解説する。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812409444 |
目次 |
第1部 精神医学概説 |
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第1章 精神医学の歴史的展望 |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ 精神医学における診断の歴史/Ⅲ 精神医学における治療の歴史/Ⅳ おわりに |
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第2章 精神医学診断体系 |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ ICDの歴史/Ⅲ DSMの歴史/Ⅳ ICD-10とICD-11の構造/Ⅴ DSM-5の構造/Ⅵ ICD-11とDSM-5の違い/Ⅶ おわりに |
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第2部 精神疾患とその治療 |
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第3章 統合失調症 |
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Ⅰ 統合失調症とは/Ⅱ 概念と歴史/Ⅲ 疫学/Ⅳ 発症過程/Ⅴ 症状/Ⅵ 診断/Ⅶ 病型分類/Ⅷ 治療/Ⅸ 近縁の疾患 |
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第4章 気分症群<気分障害> |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ 概念と歴史/Ⅲ 各論:うつ病/Ⅳ 各論:双極症<双極性障害>/Ⅴ 各論:性格・気質からみた気分症と現代抑うつ症候群/Ⅵ おわりに |
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第5章 不安症<不安障害> |
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Ⅰ はじめに-不安(anxiety)と恐怖(phobia)/Ⅱ 疫学-特定の恐怖症が高頻度,他の不安症の生涯有病率1%前後/Ⅲ 成因-さまざまな仮説とストレス/Ⅳ 症状-予期不安が問題/Ⅴ 医療機関への紹介-どのような場合に必要か/Ⅵ 診断-診断基準と心理検査/Ⅶ 治療-薬物療法と心理疲法/Ⅷ 本人や家族ヘ-心理社会的教育が重要/Ⅸ おわりに・予後-症状をコントロールする |
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第6章 アルコール・薬物依存・ネット依存 |
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Ⅰ 総論/Ⅱ アルコール依存/Ⅲ 薬物依存/Ⅳ ネット依存 |
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第7章 パーソナリティ症<パーソナリティ障害> |
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Ⅰ 臨床のなかでのパーソナリティ症/Ⅱ 診断と分類/Ⅲ 病因論/Ⅳ 予後/Ⅴ 治療 |
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第8章 摂食症群<摂食障害> |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ 診断/Ⅲ 身体的病態/Ⅳ 心理的病理/Ⅴ 種々の心理的治療法/Ⅵ 心理的かかわりの基本的態度/Ⅶ おわりに |
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第9章 神経発達症群(発達障害) |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ 自閉スペクトラム症<自閉症スペクトラム障害>(ASD;Autism Spectrum Disorder)/Ⅲ 注意欠如多動症<注意欠如・多動性障害>(ADHD;Attention Deficit and Hyperactivity Disorder)/Ⅳ チック症<チック障害>(Tic Disorder)/Ⅴ 限局性学習症<限局性学習障害>(SLD;Specific Learning Disorder)/Ⅵ 発達性協調運動症<発達性協調運動障害>(DCD;Developmental Coordination Disorder)/Ⅶ 疫学/Ⅷ 支援に関連する法律/Ⅸ 診断アセスメント/Ⅹ 治療/ⅩⅠ おわりに |
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第10章 神経認知障害群<認知症とその周辺> |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ せん妄/Ⅲ 認知症/Ⅳ 認知症の診断/Ⅴ 認知症の分類/Ⅵ 認知症の予防 |
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第11章 社会的ひきこもり |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ 「ひきこもり」の多面的側面/Ⅲ 「ひきこもり」の定義・診断・評価/Ⅳ 「ひきこもり」への治療的アプローチ/Ⅴ おわりに |
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第3部 精神疾患の治療システムとその背景 |
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第12章 薬物療法 |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ 総論/Ⅲ 各論/Ⅳ いくつかの問題点と今後 |
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第13章 精神療法(心理療法) |
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Ⅰ はじめに-「療法」と呼べる精神療法にするために/Ⅱ 精神療法の適応と選択/Ⅲ 薬物療法と精神療法の使い分け/Ⅳ 短期vs.長期精神療法/Ⅴ 精神療法の実施で押さえておくべき事柄/Ⅵ 精神療法の有効因子/Ⅶ チーム医療の中での精神療法/Ⅷ さまざまなモダリティの利用/Ⅸ 精神療法研修の原則 |
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第14章 社会療法-社会資源の活用とケアマネジメント・精神科リハビリテーション |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ 社会療法における重要概念/Ⅲ 心理教育/Ⅳ リハビリテーションプログラム/Ⅴ 家族への心理教育/Ⅵ 地域移行・地域生活支援プログラム/Ⅶ 居住支援/Ⅷ 精神科デイケア/Ⅸ 就労支援/Ⅹ 自助活動 |
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第15章 予防と早期介入(メンタルヘルス・ファーストエイド) |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ 総論:精神疾患の予防と早期介入/Ⅲ 地域でのメンタルヘルスの予防対策/Ⅳ 危機介入について/Ⅴ 地域における自殺予防対策:複合的自殺対策プログラムの自殺企図予防効果に関する地域介入研究:NOCOMIT-Jと被災地での応用/Ⅵ こころの健康に関するファーストエイドとは/Ⅶ メンタルヘルス・ファーストエイド(MHFA)とは/Ⅷ MHFAの具体的な活用/Ⅸ おわりに |
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第16章 外来治療 |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ 精神科医療機関の外来における心理職の役割/Ⅲ まとめ |
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第17章 入院治療 |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ 精神疾患による患者数/Ⅲ 入院治療の概要と現状および課題/Ⅳ 入院制度と患者の人権/Ⅴ 退院支援について/Ⅵ おわりに |
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第18章 多職種連携・リエゾン |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ コンサルテーション・リエゾン精神医学の歴史と定義/Ⅲ 緩和ケア/Ⅳ せん妄/Ⅴ 精神症状を呈する身体疾患や薬剤/Ⅵ 精神疾患をもつ患者が身体治療を受ける際に問題となること/Ⅶ 臓器不全,移植医療/Ⅷ 救急医療,自殺再企図防止/Ⅸ 多職種協働,教育活動/Ⅹ おわりに |
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コラム バイオ・サイコ・ソーシャルモデル-脳科学と精神分析との融合モデルによる未来の精神医学 |
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Ⅰ 精神医学における生物学的アプローチと心理学アプローチとの解離/Ⅱ 生物学的アプローチ(脳科学研究)/Ⅲ 心理学的アプローチ(主に精神分析)/Ⅳ 未来の精神医学の発展に向けて |