書誌種別 |
図書 |
タイトル |
日本語聞き手待遇表現の社会語用論的研究 |
タイトルヨミ |
ニホンゴ キキテ タイグウ ヒョウゲン ノ シャカイ ゴヨウロンテキ ケンキュウ |
人名 |
呉 泰均/著
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人名ヨミ |
ゴ タイキン |
出版者・発行者 |
北海道大学出版会
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出版者・発行者等ヨミ |
ホッカイドウ ダイガク シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
札幌 |
出版・発行年月 |
2020.4 |
ページ数または枚数・巻数 |
7,341p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥8600 |
ISBN |
978-4-8329-6855-4 |
ISBN |
4-8329-6855-4 |
注記 |
文献:p297〜301 |
分類記号 |
815.8
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件名 |
日本語-敬語
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内容紹介 |
現代日本語の運用において、聞き手をことばでどのように遇するかという「聞き手待遇表現」を取り上げ、社会語用論的観点から共時的な考察を行った書。一般言語学・社会言語学の知見を活用して多層的かつ多角的に分析する。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812404799 |
目次 |
第1章 研究目標と本書の構成 |
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1.1 研究の背景と目標/1.2 本書の構成 |
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第Ⅰ部 待遇表現形式の使用/不使用における文体の調整と語用論的発話効果 |
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第2章 聞き手待遇の実現要素 |
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2.1 聞き手待遇表現の実現要素/2.2 本研究で扱う聞き手待遇表現の形式/2.3 聞き手待遇表現形式をめぐる形態的問題/2.4 本書で用いる聞き手待遇表現関連の用語/2.5 形態論的解釈による機能/2.6 語用論的解釈による機能/2.7 滝浦(2005)の距離化の表現/2.8 おわりに |
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第3章 状況的要素と聞き手待遇表現 |
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3.1 人間関係/3.2 場面の特徴/3.3 聞き手待遇と場面形成の機能の連続性/3.4 おわりに |
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第4章 ストラテジーと聞き手待遇表現 |
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4.1 本研究におけるストラテジーという概念の見方/4.2 ストラテジーの成立条件/4.3 ストラテジーの成立/4.4 ストラテジーの不成立/4.5 有標形式のレジスターと擬似ストラテジー/4.6 ストラテジー使用における言語的特性/4.7 おわりに |
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第5章 「聞き手」をどう捉えるか |
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5.1 先行研究における「聞き手」概念の検討/5.2 本研究における「聞き手」概念の見方/5.3 聞き手における発話の呼びかけの集約性/5.4 聞き手待遇に影響を与える範囲の境界線/5.5 おわりに |
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第6章 待遇レベルのシフトにおける場面の柔軟性 |
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6.1 聞き手の変化と場面の関係性/6.2 場面の動的調整に見る社会語用論的含み/6.3 おわりに |
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第7章 ネオ敬語「(ッ)ス」の語用論的機能 |
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7.1 「デス」の進出と「ス」の出現/7.2 「ス」の統語的特徴/7.3 「ス」の語用論的機能/7.4 丁寧語形式の社会運用能力/7.5 ストラテジーの成立/7.6 「ス」の使用動機/7.7 「ス」の中間話体としての位置づけおよび社会言語学的解釈可能性/7.8 ネオ敬語の役割語的要素/7.9 丁寧語形式の運用上の無標性/7.10 ネオ敬語「ス」の出現と命題内容との関係性/7.11 おわりに |
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第Ⅱ部 対人関係コミュニケーションにおける言語配慮行動 |
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第8章 断り表現の語用論的選択メカニズムに見る配慮行動 |
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8.1 「いいです」と「大丈夫です」の語用論的選択メカニズム/8.2 両表現に潜んでいる意味/8.3 まとめと関連する問題点 |
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第9章 伝聞表現の間接性と対人関係的発話効果 |
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9.1 はじめに/9.2 研究の背景/9.3 伝聞表現の選択に関与する文脈要素/9.4 伝聞表現と間接化の関係性/9.5 疑似伝聞表現による間接化/9.6 伝聞表現の間接性とヘッジ/9.7 まとめ |
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第10章 配慮表現としての「言いさし文」の語用論的機能 |
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10.1 荻原稚佳子(2008)の「言いさし発話の解釈理論」/10.2 白川博之(2009)の「言いさし文」/10.3 「言いさし文」における発話内行為と配慮表示機能/10.4 談話レベルにおける「言いさし文」の特性/10.5 「言いさし文」における間接発話行為とヘッジ/10.6 ヘッジが持つ語用論的意義/10.7 おわりに |
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第11章 話者交替における発話末形式「みたいな」の語用論的特徴 |
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11.1 はじめに/11.2 本研究における問題提起の背景/11.3 話者交替における「ミタイナ」の特徴/11.4 談話上の語用論的含み/11.5 今後の課題 |
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第12章 全体のまとめと今後の課題 |
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12.1 全体のまとめ/12.2 今後の課題 |