書誌種別 |
図書 |
タイトル |
自殺で遺された家族が求める支援 |
サブタイトル |
偏見による苦しみへの対応 |
シリーズ名 |
MINERVA社会福祉叢書 |
シリーズ番号 |
65 |
タイトルヨミ |
ジサツ デ ノコサレタ カゾク ガ モトメル シエン |
サブタイトルヨミ |
ヘンケン ニ ヨル クルシミ エノ タイオウ |
シリーズ名ヨミ |
ミネルヴァ シャカイ フクシ ソウショ |
シリーズ番号ヨミ |
65 |
人名 |
大倉 高志/著
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人名ヨミ |
オオクラ タカシ |
出版者・発行者 |
ミネルヴァ書房
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出版者・発行者等ヨミ |
ミネルヴァ ショボウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2020.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
11,427p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥7000 |
ISBN |
978-4-623-08663-4 |
ISBN |
4-623-08663-4 |
注記 |
文献:p401〜414 |
分類記号 |
368.3
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件名 |
自殺
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内容紹介 |
苦しみの実態と解消に向けて-。自らも自殺者遺族である著者が、遺族の置かれる情報不足感に着目し、ソーシャルワーカーの立場からどのように各専門職と連携し、支援してその不足感を補っていけるのかを、調査を基にまとめる。 |
著者紹介 |
1975年秋田県生まれ。同志社大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了。岡山県立大学保健福祉学部保健福祉学科講師。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812398621 |
目次 |
序章 なぜ自殺で遺された家族への支援が必要か |
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1 これまでの自殺観を問い直す/2 本書の構成/3 自殺と自死という言葉への違和感が私の原点/4 「自」という文字を外して普通の「死」にする/5 自殺の定義を新たに作る/6 懸命に生き抜こうとした故人と遺族の人生をいたわり,共感する/7 自死遺族から普通の「遺族」へ/8 遺族の皆さまの想いを結集して挑んだ月日 |
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第1章 故人との続柄を考慮した支援は提供されているのか |
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1 故人との続柄を考慮した支援を提供するために/2 座談会形式の調査を目指して/3 3つの続柄ごとの結果を比較して見えてきたもの/4 初めての調査を未来に繫げるために |
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第2章 自殺によって遺された配偶者が望む支援 |
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1 遺された配偶者に焦点をあてる/2 続柄を1つに限定した調査をどう設計するか/3 続柄を遺された配偶者に限定して見えてきたもの/4 既遂自殺後の警察による対応がその後を左右する/5 自殺で遺された配偶者に対する支援上の心得とは |
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第3章 子どもの自殺で遺された親が望む支援 |
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1 遺された親に焦点をあてる/2 着目したのは亡くなった子どもの年代/3 続柄を遺された親に限定して見えてきたもの/4 死別直後から気を張り続ける父親にも癒しの場を/5 子どもを自殺で亡くした親に対する支援上の心得とは |
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第4章 親の自殺で遣された子どもが望む支援 |
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1 遺された子どもに焦点をあてる/2 遺された子どもは,20歳以上? それとも,20歳未満?/3 続柄を遺された子どもに限定して見えてきたもの/4 亡くなった家族との対面の機会を奪ってはならない/5 親を自殺で亡くした子どもに対する支援上の心得とは |
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第5章 3つの続柄における結果の共通点と相違点を探る |
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1 続柄を問わず実施することが求められた支援とは/2 際立って特徴的だった点/3 3つの続柄を考慮した支援上の心得とは |
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第6章 警察,死体検案医,解剖担当者による自殺発生直後の遺族支援 |
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1 死別直後に最も早く駆け付ける隣人である警察への期待と苦情/2 遺族からはどのような訴えが出されているのか/3 警察による遺族支援の現状を探る/4 検案・解剖機関による遺族支援の現状を探る/5 警察による遺族支援の可能性/6 検案医・解剖担当者による遺族支援の可能性/7 地域ぐるみの死別後家族支援のさらなる進展に向けて |
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第7章 望まれる情報提供者とは |
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1 全てのグループで望まれた情報提供者とは/2 新しく提案された職種を担う主体とは/3 遺族が置かれた状況を丁寧に把握し,的確な助言と同行により支えてくれる人 |
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第8章 親が自殺で亡くなった事実を子どもにどう伝えるか |
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1 遺された子どもに適切な方法で伝えるために/2 自殺で亡くなったことを一体どのように説明すればよいのか/3 自殺によって遺された子どもについて知っておくべき3つの特徴/4 子どもの年齢ごとの死の理解の実態を知った上で説明する/5 子どもへの自殺の事実の伝え方に関する従来からの通説がある/6 従来からの通説への疑問/7 死別後にありのままに事実を伝える |
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終章 家族を自殺で亡くした遺族を地域ぐるみで支援するために |
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1 本書の前半部分の総括/2 全ての調査結果を横断的に見て浮かび上がった共通点とは/3 全ての調査結果を横断的に見て特徴的だった点とは/4 警察,死体検案医,解剖担当者は,死別後家族支援の専門家でもある/5 求められた理想の支援者を誰がどのような組織で担うのか/6 遺された子どもにはたとえ苦しくても,今知っていることをそのまま話す/7 本研究の語りから見えた想定される介入時期/8 今後の現実的な方向性/9 本研究の本質的限界 |