書誌種別 |
図書 |
タイトル |
コミュニティ経済と地域通貨 |
タイトルヨミ |
コミュニティ ケイザイ ト チイキ ツウカ |
人名 |
栗田 健一/著
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人名ヨミ |
クリタ ケンイチ |
出版者・発行者 |
専修大学出版局
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出版者・発行者等ヨミ |
センシュウ ダイガク シュッパンキョク |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2020.4 |
ページ数または枚数・巻数 |
10,288p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-88125-348-9 |
ISBN |
4-88125-348-9 |
注記 |
文献:p272〜284 |
分類記号 |
337
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件名 |
地域通貨
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内容紹介 |
地域通貨を導入することによって、人々の意識や行動は変わるのだろうか? 経済思想史、社会学、社会心理学、開発学、教育学等の知見を取り入れた学融合的アプローチから、地域通貨の可能性に迫る。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812396084 |
目次 |
第1章 いま問われるべきコミュニティ経済のヴィジョンと地域通貨の役割 |
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1-1 はじめに/1-2 経済とは何か?/1-3 市場と国家による富の豊かさの実現と限界/1-4 コミュニティ経済とは何か?/1-5 地域通貨の機能、発行目的と発行方式/1-6 地域通貨を活用したコミュニティ経済のヴィジョン/1-7 本書で扱う地域通貨の事例の特徴/1-8 結論/コラム1 不便ではあるが倫理的な地域通貨は受け入れられるだろうか? |
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第2章 地域通貨の歴史と展開 |
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2-1 はじめに/2-2 地域通貨の思想と実践の歴史/2-3 現代における地域通貨の展開(世界編)/2-4 地域通貨の発展史(日本編)/2-5 結論/コラム2 経済人類学の貨幣観からみた地域通貨 |
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第3章 コミュニティ・ドックによるコミュニティ経済の共創と活性化の分析-地域通貨「むチュー」の事例研究 |
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3-1 はじめに/3-2 コミュニティ・ドックはどのような社会調査なのか?/3-3 武蔵野市中央地区の特徴とむチューについて/3-4 むチューによって住民の意識と行動に変化は生じるだろうか?/3-5 むチューの換金行動からみた地域経済活性化効果の分析/3-6 住民への調査結果のフィードバックと自己点検/3-7 コミュニティ経済の共創と活性化に対するむチューの貢献と課題/3-8 結論/コラム3 地域通貨の複数回流通を増やすためには? |
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第4章 地域通貨の流通経路からみた経済活性化効果の分析 |
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4-1 はじめに/4-2 地域通貨の流通速度/4-3 地域通貨の流通ツリーの比較分析/4-4 地域通貨の流通ツリーをどのように活用できるか?/4-5 結論/コラム4 経済の循環からみた地域通貨の役割 |
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第5章 心理的なアプローチからみた地域通貨の意義とは? |
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5-1 はじめに/5-2 報酬意識の調べ方と調査の実施について/5-3 住民の報酬意識の特徴/5-4 心理的な観点からみた地域通貨の意義/5-5 報酬意識のコミュニティ・ドックへの活用と研究上の課題/5-6 結論 |
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第6章 子どもの学びを支援する地域通貨の意義と可能性-地域通貨「戸田オール」の事例分析 |
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6-1 はじめに/6-2 子どもの経済教育の展開/6-3 幼少期の経済教育の重要性/6-4 オールの誕生と発展/6-5 子どもは地域通貨をどうとらえているのか?/6-6 子どものオールの入手先と使い道/6-7 子どものコミュニティ経済の共創と活性化を目指すオールの可能性/6-8 結論/コラム5 子どもは地域通貨についてどのように考えているのだろうか? |
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第7章 中山間地域の林業と地場産業を活性化する地域通貨「モリ券」 |
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7-1 はじめに/7-2 高知県いの町の概要と救援隊の活動/7-3 モリ券の発行・流通・償還の仕組み/7-4 モリ券使用のユニークな決まり事/7-5 モリ券に対する意識と地域社会の変化の感じ方/7-6 モリ券によるコミュニティ経済の共創と活性化/7-7 結論 |
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第8章 移住者コミュニティの経済を共創し活性化するための地域通貨LETS-相模原市旧藤野町の地域通貨「よろづ屋」のフィールドスタディ |
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8-1 はじめに/8-2 よろづ屋の理念と仕組み/8-3 旧藤野町の発展史とよろづ屋の誕生/8-4 よろづ屋のメンバーはLETSのマイナスをどう認識しているのか?/8-5 よろづ屋によるコミュニティ経済の共創と活性化/8-6 結論/コラム6 メンバーはよろづをどう活用しているだろうか? |
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終章 地域通貨の可能性をとらえ直す |