書誌種別 |
図書 |
タイトル |
民主主義の哲学 |
サブタイトル |
デューイ思想の形成と展開 |
タイトルヨミ |
ミンシュ シュギ ノ テツガク |
サブタイトルヨミ |
デューイ シソウ ノ ケイセイ ト テンカイ |
人名 |
加賀 裕郎/著
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人名ヨミ |
カガ ヒロオ |
出版者・発行者 |
ナカニシヤ出版
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出版者・発行者等ヨミ |
ナカニシヤ シュッパン |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2020.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
11,321p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-7795-1466-1 |
ISBN |
4-7795-1466-1 |
分類記号 |
311.253
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件名 |
民主主義
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件名 |
Dewey John
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件名 |
デューイ ジョン
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内容紹介 |
デューイの民主主義の哲学はどう彫琢されたのか。その思想は後の民主主義論においてどう議論されるのか。デューイ哲学全体を民主主義の哲学として解釈し、その思想や議論を様ざまな視角から検討する。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812392355 |
目次 |
序章 「民主主義の哲学者」以前 |
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第一節 ミシガン大学時代/第二節 シカゴ大学時代/第三節 コロンビア大学前半 |
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第一部 「民主主義の哲学者」の形成と発展 |
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第一章 「民主主義の哲学」の三つの構成要因 |
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第一節 哲学概念/第二節 アメリカ哲学としてのプラグマティズム/第三節 政治的トランザクショニズム |
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第二章 第一次世界大戦への参戦/非戦の論理と民主主義 |
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第一節 参戦の論理/非戦の論理/第二節 デューイの社会科学概念と民主主義/第三節 「民主主義の哲学」の深化 |
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第三章 ポーランド系移民調査と民主主義 |
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第一節 ポーランド系移民調査の問題性/第二節 ポーランド系移民調査と「秘密報告」/第三節 ポーランド系移民調査をめぐる論争/第四節 批判的検討 |
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第四章 民主主義の哲学の発展(一) |
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第一節 戦間期デューイの平和思想の問題圏/第二節 参戦支持から戦争違法化へ/第三節 戦争違法化の理論構成 |
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第五章 民主主義の哲学の発展(二) |
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第一節 戦闘的信条としての民主的リベラリズム/第二節 戦争違法化の動態/第三節 第二次世界大戦後の平和思想と民主主義 |
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第二部 民主主義の正当化 |
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第六章 民主主義の政治・倫理への道 |
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第一節 問題設定/第二節 理性と欲望/第三節 デューイに対する批判-スティーブンスンとホワイト/第四節 政治的・倫理的思考の全体論/第五節 民主主義の社会倫理への道 |
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第七章 民主主義の非基礎づけ主義的正当化 |
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第一節 非基礎づけ主義者としてのデューイ/第二節 現代の政治・社会哲学と基礎づけ主義問題/第三節 民主主義の反基礎づけ主義的正当化/第四節 民主主義の認識論的正当化 |
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第八章 民主主義の形而上学的正当化 |
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第一節 民主主義の正当化の類型/第二節 9・11後の「深い民主主義」と形而上学/第三節 パース主義的な認識的完成主義の民主主義論/第四節 民主主義の形而上学と多元主義 |
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第三部 民主主義論の展開 |
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第九章 民主主義と多元主義 |
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第一節 民主主義の深化と帝国主義化の葛藤/第二節 「デカルト的不安」からの解放と多元的民主主義の自己言及性/第三節 次善の道徳としての多元主義的民主主義/第四節 デューイ民主主義論の可能性と限界 |
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第十章 民主主義と多文化主義 |
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第一節 文化多元主義から多文化主義へ/第二節 差異をめぐる二つの言説/第三節 差異の陥穽/第四節 差異を通しての連帯 |
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第十一章 民主主義と多元的公共性 |
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第一節 デューイと多元的公共性/第二節 リベラリズムの公共性概念とデューイ/第三節 民主的公共領域/第四節 民主的公共領域の理論におけるデューイの位置/第五節 結論-社会協力と協同的問題解決 |
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第十二章 民主的な推論の理論(一) |
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第一節 民主的社会における公共的推論の理論の構築/第二節 デューイとモラル・サイエンスの論理/第三節 ホワイトと価値認識の全体論 |
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第十三章 民主的な推論の理論(二) |
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第一節 パトナムにおける事実-価値関係の再考/第二節 ミサックと政治的・倫理的真理の論理/第三節 弁証法的プラグマティズムへ |
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第十四章 民主主義と連続性/非連続性問題 |
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第一節 「連続性」の問題圏/第二節 ヘーゲルの影響の永続性と「連続性の原理」/第三節 「連続性の原理」と断裂-宥和/第四節 「連続性の原理」と悲劇のセンス/第五節 「連続性」概念の多元論的再構成に向けて |
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終章 ポストモダンの時代の『民主主義と教育』 |
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第一節 民主的教育の哲学/第二節 デューイとモダン/ポストモダン論議/第三節 ポストモダン時代の『民主主義と教育』 |