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書誌情報サマリ

タイトル

刑法総論の悩みどころ

人名 橋爪 隆/著
人名ヨミ ハシズメ タカシ
出版者・発行者 有斐閣
出版年月 2020.3


書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

書誌種別 図書
タイトル 刑法総論の悩みどころ
並列タイトル Key Points of Criminal Law:General Part
シリーズ名 法学教室LIBRARY
タイトルヨミ ケイホウ ソウロン ノ ナヤミドコロ
シリーズ名ヨミ ホウガク キョウシツ ライブラリー
人名 橋爪 隆/著
人名ヨミ ハシズメ タカシ
出版者・発行者 有斐閣
出版者・発行者等ヨミ ユウヒカク
出版地・発行地 東京
出版・発行年月 2020.3
ページ数または枚数・巻数 19,470p
大きさ 22cm
価格 ¥3200
ISBN 978-4-641-13940-4
ISBN 4-641-13940-4
分類記号 326.1
件名 刑法
内容紹介 刑法総論の理解が難しい解釈上の論点=悩みどころについて、判例・学説の状況を平易に説明し、どのような思考過程・根拠から一定の結論を導き出そうとしているのかを具体的に示す。『法学教室』連載を加筆修正。
著者紹介 1970年愛知県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院法学政治学研究科教授。著書に「正当防衛論の基礎」など。
言語区分 JPN
タイトルコード 1009812386249
目次 第1章 危険の現実化としての因果関係
Ⅰ.はじめに/Ⅱ.伝統的な相当因果関係説の判断構造/Ⅲ.相当因果関係の危機/危険の現実化/Ⅳ.実行行為の危険性の判断/Ⅴ.介在行為の評価/Ⅵ.直接的な危険実現/Ⅶ.行為者の行為の介入
第2章 実行行為の意義について
Ⅰ.はじめに/Ⅱ.実行行為概念の理解/Ⅲ.間接正犯の成立範囲
第3章 不作為犯の成立要件について
Ⅰ.はじめに/Ⅱ.不真正不作為犯の成立要件/Ⅲ.作為義務の発生根拠/Ⅳ.判例の検討
第4章 正当防衛状況の判断について
Ⅰ.はじめに/Ⅱ.「喧嘩と正当防衛」をめぐる判例理論/Ⅲ.学説の対応/Ⅳ.自招侵害/Ⅴ.行為全般の状況に基づく急迫性の判断
第5章 過剰防衛の成否について
Ⅰ.はじめに/Ⅱ.判例とその理解/Ⅲ.過剰防衛の刑の減免の根拠/Ⅳ.量的過剰の一体性/Ⅴ.質的過剰の一体性
第6章 誤想過剰防衛をめぐる問題
Ⅰ.はじめに/Ⅱ.誤想過剰防衛の基本的な理解/Ⅲ.具体的事例の分析/Ⅳ.防衛行為と第三者
第7章 事実の錯誤について
Ⅰ.はじめに/Ⅱ.具体的事実の錯誤/Ⅲ.抽象的事実の錯誤/Ⅳ.実質的符合の限界について
第8章 遅すぎた構成要件実現・早すぎた構成要件実現
Ⅰ.はじめに/Ⅱ.因果関係の錯誤/Ⅲ.遅すぎた構成要件実現/Ⅳ.早すぎた構成要件実現
第9章 過失犯の構造について
Ⅰ.はじめに/Ⅱ.過失構造論をめぐる対立/Ⅲ.結果回避義務の判断/Ⅳ.予見可能性の判断
第10章 過失犯における結果回避義務の判断について
Ⅰ.はじめに/Ⅱ.埼玉医科大病院事件/Ⅲ.明石歩道橋事故事件/Ⅳ.まとめにかえて
第11章 「原因において自由な行為」について
Ⅰ.はじめに/Ⅱ.問題の所在/Ⅲ.構成要件モデルの検討/Ⅳ.責任モデルの検討/Ⅴ.判例の検討/Ⅵ.実行の着手後の責任能力の喪失・減弱
第12章 実行の着手について
Ⅰ.はじめに/Ⅱ.「実行の着手」をめぐる基本的理解/Ⅲ.行為者の犯行計画と危険性判断/Ⅳ.間接正犯・離隔犯の実行の着手/Ⅴ.密接行為としての未遂行為/Ⅵ.最近の判例の動向
第13章 共同正犯の構造(1)-共犯としての共同正犯
Ⅰ.はじめに/Ⅱ.共同正犯の基本的な理解/Ⅲ.共謀という概念について/Ⅳ.共謀の射程をめぐって/Ⅴ.おわりに
第14章 共同正犯の構造(2)-正犯としての共同正犯
Ⅰ.はじめに/Ⅱ.実行行為の分担の要否/Ⅲ.共同正犯の正犯性/Ⅳ.判例における共謀の意義
第15章 共犯関係の解消について
Ⅰ.はじめに/Ⅱ.因果性遮断説の基本的な理解/Ⅲ.判例の理解/Ⅳ.解消の限界について
第16章 承継的共犯について
Ⅰ.はじめに/Ⅱ.従来の議論の概観/Ⅲ.平成24年決定の意義について/Ⅳ.若干の検討/Ⅴ.だまされたふり作戦と詐欺未遂罪の承継的共同正犯
第17章 共同正犯と正当防衛・過剰防衛
Ⅰ.はじめに/Ⅱ.平成4年決定の分析/Ⅲ.共謀共同正犯における正当防衛の判断/Ⅳ.実行共同正犯における正当防衛判断/Ⅴ.共同正犯間における認識の不一致
第18章 不作為と共犯をめぐる問題
Ⅰ.はじめに/Ⅱ.作為の共犯と不作為の共犯の限界/Ⅲ.不作為による共犯/Ⅳ.不作為の共同正犯/Ⅴ.不作為犯に対する作為による共犯
第19章 包括一罪の意義について
Ⅰ.はじめに/Ⅱ.包括一罪の基本的な理解/Ⅲ.平成22年判例の意義について/Ⅳ.平成26年判例の意義について



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