書誌種別 |
図書 |
タイトル |
16世紀後半から19世紀はじめの朝鮮・日本・琉球における<朱子学>遷移の諸相 |
タイトルヨミ |
ジュウロクセイキ コウハン カラ ジュウキュウセイキ ハジメ ノ チョウセン ニホン リュウキュウ ニ オケル シュシガク センイ ノ ショソウ |
人名 |
片岡 龍/著
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人名ヨミ |
カタオカ リュウ |
出版者・発行者 |
春風社
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出版者・発行者等ヨミ |
シュンプウシャ |
出版地・発行地 |
横浜 |
出版・発行年月 |
2020.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
309p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥5400 |
ISBN |
978-4-86110-681-1 |
ISBN |
4-86110-681-1 |
分類記号 |
125.4
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件名 |
朱子学
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内容紹介 |
16世紀後半から19世紀はじめまでの朝鮮半島・日本列島・琉球諸島における<朱子学>の遷移過程と、李退渓・伊藤仁斎ら個々の学者たちの多様な思想的営みを考察する。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812385319 |
目次 |
第1章 序論 朱子学の遷移過程 |
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1-1 ‘文明事象'としての<朱子学>/1-2 遷移succession/1-3 対象とする時期の上限にかかわる問題 |
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第2章 李退渓(1501-70)の「心は神明の舎」観 |
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2-1 「心は神明の舎」にたいする退渓の結論と「心病」/2-2 盧守慎の「心」観と新来の医学書・養生書/2-3 風土の違いと「自得」/2-4 徐敬徳「気」哲学の批判的継承/2-5 相互作用としての「妙凝」 |
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第3章 李退渓の「理発」「理動」「理到」 |
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3-1 スペインにおける‘人文主義'と‘神秘主義'の接合/3-2 「理発」「理動」とロヨラの「霊動辨別」/3-3 「読書如遊山」詩からの「理到」の考察/3-4 『武夷櫂歌註』読解からの「理到」の考察 |
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第4章 退渓門下から旅軒・張顕光(1554-1637)にいたる「公共」 |
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4-1 旅軒の「公共」の用例/4-2 退渓門下の「公共」の用例/4-3 柳成龍・旅軒における「公共」の社会化/4-4 旅軒における「公共」の‘生命論'的拡がり/4-5 「立巌記」における「公共」 |
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第5章 藤原惺窩(1561-1619)とその周辺の「天道」観 |
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5-1 デウスと天道/5-2 「造化は我に在り」/5-3 水平的な広がりをもつ「天道」 |
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第6章 中江藤樹(1608-48)の「神理」と<朱子学> |
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6-1 「大乙神」と<朱子学>の相互交渉/6-2 「神理」のピラミッド/6-3 「人面獣心」 |
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第7章 伊藤仁斎(1627-1705)における‘心性'と‘経世' |
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7-1 『孟子』の評価/7-2 元禄四年(仁斎65歳)の契機/7-3 「聖人の学は心のみ」/7-4 「学」と「道」/7-5 ‘経世'に関する問題二点 |
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第8章 荻生徂徠(1666-1728)の「天命」説と「修辞」論 |
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8-1 ‘政治における非合理'説の見直し/8-2 <朱子学>にたいする徂徠学の個性/8-3 孔子の「命」と、日本の儒者の「命」/8-4 『学則』第一則と二則のあいだの断層(飛躍)/8-5 「読書」と「修辞」 |
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第9章 蔡温(1681-1761)における「心学」と「実学」 |
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9-1 「哩【ラ】」/9-2 「人」を「天」から齟齬させる惑い/9-3 「実学」について |
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第10章 大田錦城(1765-1825)と丁茶山(1762-1836)における‘生命'と‘霊性' |
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10-1 錦城と<キリスト教>、両者の「聖人」観/10-2 人間関係(仁)観/10-3 天人関係(天命)観 |
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第11章 結論 |