書誌種別 |
図書 |
タイトル |
ヴァイマル文化の芸術と教育 |
サブタイトル |
バウハウス・シンボル生成・陶冶 |
タイトルヨミ |
ヴァイマル ブンカ ノ ゲイジュツ ト キョウイク |
サブタイトルヨミ |
バウハウス シンボル セイセイ トウヤ |
人名 |
眞壁 宏幹/著
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人名ヨミ |
マカベ ヒロモト |
出版者・発行者 |
慶應義塾大学出版会
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出版者・発行者等ヨミ |
ケイオウ ギジュク ダイガク シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2020.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
352,55p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥6000 |
ISBN |
978-4-7664-2661-8 |
ISBN |
4-7664-2661-8 |
注記 |
文献:巻末p43〜55 |
分類記号 |
702.34
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件名 |
芸術-ドイツ
/
芸術教育-歴史
/
ドイツ-歴史-ワイマール時代(1918〜1933)
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内容紹介 |
近代的価値が崩壊し、多様な文化が花開いたヴァイマル共和国時代。バウハウス等の実践を思想史の手法で辿り、ヴァイマル文化の芸術教育の基礎を「モデルネの美的陶冶理論」として提示。人間形成における美の可能性を問い直す。 |
著者紹介 |
慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻後期博士課程単位取得退学。同大学文学部教授。専門分野はドイツ教育思想史、陶冶理論(人間形成論)。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812381042 |
目次 |
序章 美的経験・芸術経験と陶冶(人間形成) |
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1 一八世紀の「陶冶」構想/2 一九世紀ドイツ社会における「陶冶」/3 二〇世紀ドイツ社会における「陶冶」と美的経験・芸術経験/4 本書の構成 |
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第一章 ヴァイマル・バウハウスの音楽教師ゲルトルート・グルーノウ |
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1 グルーノウとは誰か/2 「感性調和化論」/3 「新しい人間」の形成をめぐって |
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第二章 グルーノウ音楽教育の理論的背景 |
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1 声楽教育実践(レムシャイト時代)/2 「感性調和化論」の再構成/3 「共鳴体(Klangkörper)」としての身体形成/4 トーヌス理論(Tonustheorie)/5 「シンボル生成」の場-「共鳴体としての身体」/6 「共感覚」としてのシンボル生成 |
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第三章 「シンボルの受胎」としての「共感覚」 |
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1 狭義の「共感覚」と広義の「共感覚」/2 第一次「共感覚」ブーム/3 なぜ「共感覚」は魅力的だったのか/4 グルーノウとヴェルナーの「共感覚」共同研究/5 カッシーラーとヴェルナー |
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補論 ハンブルクにおける心理学研究の展開 |
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1 エルンスト・モイマンの時代(一九一一-一九一五)/2 過渡期の心理学実験室(一九一五-一九一八)/3 ハンブルク大学草創期(一九一九-一九二二)/4 一九二二-一九二五年の研究教育活動状況/5 一九二五年から一九三三年までの心理学研究/6 終わりに |
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第四章 「あいだの世界」の心理学 |
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1 哲学的心理学者ハインツ・ヴェルナー/2 共感覚の実験と理論-事物が「モノ」となるとき/3 言語相貌学-言葉が「モノ」となるとき/4 「あいだの世界」の心理学 |
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第五章 「あいだの世界」の探求者パウル・クレー |
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1 子どもの絵とパウル・クレー/2 「芸術の始源」/3 グスターフ・ハートラウプ/4 「フェーリクス・カレンダー」/5 「あいだの世界」への入り方 |
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第六章 ヴァイマル共和国期美術教育の展開とその思想的背景 |
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1 先行研究の検討/2 時期区分/3 各時期の美術教育思想/4 「形のバイオ・フィジックス」という造形理論の可能性 |
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第七章 「あいだの世界」の美術教育 |
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1 生涯/2 ヘックマンの美術教育実践/3 素材、直観像、ファンタジー/4 ヘックマン美術教育の位置づけ |
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第八章 モダニズム造形教育の行方 |
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1 フリードリヒ・ガイスト(一九〇一-一九七八)-モダニズムとフォルクのあいだで/2 アルフレート・エーアハルト(一九〇一-一九八四)-モダニズムの芸術教育/3 ガイストとエーアハルトの造形教育論の位置づけ |
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終章 モデルネの美的陶冶理論 |
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1 「新しい天使(Angelus Novus)」/2 「非人間(Unmensch)」/3 「非人間」の「人間性」/4 「ムネモシュネ・アトラス」と残された問題 |