| 書誌種別 |
図書 |
| タイトル |
日本国憲法と合理的配慮法理 |
| タイトルヨミ |
ニホンコク ケンポウ ト ゴウリテキ ハイリョ ホウリ |
| 人名 |
杉山 有沙／著
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| 人名ヨミ |
スギヤマ アリサ |
| 出版者・発行者 |
成文堂
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| 出版者・発行者等ヨミ |
セイブンドウ |
| 出版地・発行地 |
東京 |
| 出版・発行年月 |
2020.2 |
| ページ数または枚数・巻数 |
9,291p |
| 大きさ |
22cm |
| 価格 |
￥５５００ |
| ISBN |
978-4-7923-0656-4 |
| ISBN |
4-7923-0656-4 |
| 注記 |
文献:p277〜291 |
| 分類記号 |
369.27
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| 件名 |
障害者福祉-法令
／
平等
／
憲法-日本
／
法律-イギリス
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| 内容紹介 |
弱者ではない「個人」を基準にした偏頗的な社会構造の被害者である日本国憲法上の「弱者」の存在を示し、「弱者」が本来得るべき権利利益の享受の保障を担う、平等権保障としての「合理的配慮」の法的な規範構造等を検討する。 |
| 著者紹介 |
1984年愛知県生まれ。早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程修了、博士(学術)。帝京大学法学部助教。著書に「障害差別禁止の法理」がある。 |
| 言語区分 |
JPN |
| タイトルコード |
1009812377937 |
| 目次 |
序 日本国憲法論における合理的配慮法理の可能性 |
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第1節 弱者像の転換と合理的配慮法理／第2節 本書の構成 |
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第1部 無力化された「強い個人」の発見 |
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第1章 生存権対象者と無力化された「強い個人」 |
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第1節 無力化された「強い個人」という個人像の可能性／第2節 憲法が想定する個人像／第3節 障害差別禁止法理が想定する個人像／第4節 平等権保障としての合理的配慮と生存権保障としての障害者福祉／第5節 無力化された「強い個人」の位置づけ |
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第2章 英国平等法の基本構造 |
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第1節 検討素材としての英国型合理的配慮法理／第2節 英国平等法の概要／第3節 サービス・公的機能領域／第4節 英国平等法における「障害」／第5節 禁止される差別／第6節 平等促進措置／第7節 禁止される差別と平等促進措置 |
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第2部 平等取扱いの保障 |
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第3章 起因差別の規範構造と意義 |
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第1節 起因差別と社会的障壁／第2節 起因差別の条文構造／第3節 起因差別の導入経緯／第4節 起因差別の認定／第5節 起因差別の意義 |
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第4章 間接差別の構造的位置づけ |
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第1節 間接差別と起因差別／第2節 英国平等法制定以前の間接差別概念／第3節 英国平等法における間接差別の条文構造／第4節 障害を理由とした間接差別をめぐる裁判例／第5節 障害差別禁止領域における間接差別概念の変容／第6節 障害差別禁止法理における間接差別の構造的意味 |
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第5章 直接差別、障害起因差別、間接差別の関係と平等観 |
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第1節 差別行為者の「取扱い」を問題にする差別類型／第2節 直接差別と間接差別の関係性に関する議論状況／第3節 英国平等法における差別構造／第4節 3つの差別類型と平等観 |
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第3部 英国型合理的配慮法理 |
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第6章 反応型合理的配慮法理と社会的排除 |
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第1節 社会構造的差別の存在／第2節 反応型合理的配慮法理の規範構造／第3節 政治的課題としての社会的排除／第4節 合理的配慮義務と社会的排除の関係 |
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第7章 予測型合理的配慮義務の不履行禁止の法的性格 |
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第1節 英国平等法と合理的配慮義務規定の基本構造／第2節 英国平等法における予測型合理的配慮義務規定／第3節 予測型合理的配慮義務の規範構造／第4節 英国平等法における予測型合理的配慮義務の位置づけ／第5節 障害差別禁止法理における合理的予測型配慮義務 |
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第8章 公権力に課す平等義務の可能性 |
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第1節 英国平等法における公権力に課す平等義務の条文構造／第2節 公的セクター平等義務の目的／第3節 公的セクター平等義務の内容／第4節 公的セクター平等義務の実効性の保障／第5節 障害差別禁止法理における公権力の平等義務の意義 |
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第9章 合理的配慮義務の不履行禁止と公的セクター平等義務の関係 |
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第1節 問題提起／第2節 英国平等法における公権力／第3節 予測型合理的配慮義務の不履行禁止の性格／第4節 公的セクター平等義務／第5節 間接差別と予測型合理的配慮義務の不履行・平等義務の関係／第6節 予測型合理的配慮義務の不履行と平等義務の関係／第7節 障害差別禁止法理における合理的配慮義務の不履行禁止と平等促進義務の意味 |
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第4部 日本国憲法と合理的配慮法理 |
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第10章 日本国憲法への合理的配慮法理の応用可能性 |
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第1節 合理的配慮法理の議論状況／第2節 日本国憲法と英国平等法における平等観と差別禁止／第3節 英国型合理的配慮の規範構造／第4節 日本国憲法への英国型合理的配慮法理の応用可能性 |
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終章 堀木訴訟に関する合理的配慮法理に依拠した司法審査の可能性 |
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第1節 社会保障受給権の平等保障／第2節 平等権対象となる社会保障受給者の個人像／第3節 障害福祉年金と児童扶養手当／第4節 差別の存在の認定／第5節 原告への児童扶養手当の支給の可否／第6節 社会保障受給権関連訴訟に対する合理的配慮法理に基づく審査の可能性 |
