書誌種別 |
図書 |
タイトル |
社会科教育の未来 |
サブタイトル |
理論と実践の往還 |
タイトルヨミ |
シャカイカ キョウイク ノ ミライ |
サブタイトルヨミ |
リロン ト ジッセン ノ オウカン |
人名 |
西村 公孝/編著
梅津 正美/編著
伊藤 直之/編著
井上 奈穂/編著
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人名ヨミ |
ニシムラ キミタカ ウメズ マサミ イトウ ナオユキ イノウエ ナホ |
出版者・発行者 |
東信堂
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出版者・発行者等ヨミ |
トウシンドウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2019.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
10,257p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-7989-1582-1 |
ISBN |
4-7989-1582-1 |
分類記号 |
375.3
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件名 |
社会科
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内容紹介 |
18歳成人時代、若者たちが社会を見る目を養う「真の」社会科教育のあり方とはいかなるものか。社会科教育の研究者と実践者らによる方法論と授業実践の往還を通し、新時代に必要な社会科教育の実践的モデルをかたどる。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812358298 |
目次 |
序章 社会科教育研究の過去・現在・未来 |
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1 社会科教育研究のこれまで/2 社会科教育研究・実践の今/3 理論と実践の往還から考える社会科教育研究の課題 |
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第Ⅰ部 主権者教育としての社会科教育の現在と課題 |
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第1章 民主主義の現在と社会科教育の課題 |
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1 主権者教育からみた社会科教育の課題/2 グローバル化する国際社会での民主主義/3 民主主義に関する言説の確認/4 民主主義社会の形成者を育てる社会科教育の課題 |
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第2章 18歳選挙権時代の主権者教育の現在-実践事例紹介- |
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1 主権者教育の位置づけと主権者教育で目指す資質・能力/2 主権者を育てるための潜在的・模擬的社会参画の実践事例/3 主権者を育てるための象徴的・模擬的社会参画の実践事例/4 主権者を育てるための積極的社会参画・社会行動の実践事例 |
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第3章 公民科新科目「公共」を核とした主権者教育の課題 |
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1 戦後の社会系教科カリキュラムの改革と主権者教育/2 高等学校公民科「現代社会」から新科目「公共」へ/3 新学習指導要領の改訂、高校公民科「公共」の構想/4 主権者教育としての公民科新科目「公共」の展開課題 |
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第Ⅱ部 社会科教育学の理論研究の最前線-理論と実践・融合の課題 |
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第4章 社会科授業研究方法論の最前線-客観主義と構成主義の「対抗」から「対話」へ- |
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1 問題の所在と本章の目的/2 社会科授業研究方法論の展開/3 社会科授業研究方法論をめぐる課題と展望 |
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第5章 諸外国における主権者教育の理論研究の最前線 |
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1 オーストリアの主権者教育改革/2 歴史的事象から政治制度を教える/3 日常的状況から政治的規範を教える/4 オーストリアの教育実践が示唆すること |
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第6章 社会系教科カリキュラムの理論研究の最前線 |
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1 教師によるカリキュラム構成についての研究/2 中学校社会科地理的分野におけるカリキュラム・メイキング/3 カリキュラム主張力のある教師 |
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第7章 社会系教科における学習評価の理論と実践 |
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1 はじめに/2 教科の本質を踏まえた学習評価の考え方/3 学習評価の実際/4 社会系教科における学習評価 |
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第Ⅲ部 理論と実践の往還による融合・統合を意図した社会科教育学研究 |
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第8章 水問題を巡り「として語る」戦略的他者表象によるNIESDの理論とカリキュラム試案-「物語り」を活用した「NIE」と「ESD」の融合- |
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1 ESD授業づくりの課題:「何を」、「どのように」教えるかの明確化/2 SDGs時代のESDの展開と水問題/3 「物語り」を活用した「NIESD」の構想/4 水問題を巡り「として語る」戦略的他者表象によるNIESDのカリキュラムの構想 |
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第9章 個別課題の国際化・グローバル化における理論と実践 |
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1 国際化・グローバル化の課題/2 国際化・グローバル化を踏まえた教育の可能性と教育実践の場としての「学校」と「地域」/3 実践事例/4 国際化・グローバル化を踏まえた方向性 |
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第10章 授業研究(レッスン・スタディ)の国際化の理論と実践 |
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はじめに 教室の風景/1 授業研究とは?/2 日本の授業研究の歴史/3 授業研究の国際化とLesson Study/4 世界的な授業研究ブームの背後にあるもの/おわりに |
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第11章 PDCA理論の活用と小学校社会科授業実践の研究 |
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1 社会科授業改善におけるPDCA理論の二段階活用/2 PDCA理論の活用と小学校社会科授業実践例/3 PDCA理論の活用と小学校社会科授業実践研究の課題と方向性 |
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第12章 板書の機能を組み込んだ社会科授業研究の理論と実践 |
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1 学校教育と板書、教員養成と板書/2 社会科教育実践と板書、板書の機能/3 授業構成理論に対応した板書/4 社会科授業研究における板書 |
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第Ⅳ部 理論と実践の融合・往還を意図した社会科授業実践 |
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第13章 小学校の社会科授業実践研究 |
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1 愛知教育大学附属岡崎小学校の実践/2 徳島県徳島市の公立小学校の実践/3 徳島県勝浦郡勝浦町の小学校の実践 |
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第14章 中学校の社会科授業実践研究 |
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1 千葉大学教育学部附属中学校の実践/2 未来を拓く力を育てる社会科学習-全国中学校社会科教育研究大会の授業実践における理論と実践の往還-/3 愛知県春日井市立東部中学校の実践 |
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第15章 高等学校の公民科授業実践研究 |
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1 兵庫県立尼崎高等学校での実践-生徒の「当事者意識」を高めるための授業実践-/2 東京工業大学附属科学技術高等学校の実践-経済学習事項との関連を深める単元「金融危機における金融政策」の指導-/3 愛知県立高等学校での実践-小単元「どうする?エネルギー・原発政策」の開発と実践- |
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終章 社会科教育研究・実践の未来-主体的・対話的で深い学びを創造する社会系教科教師への期待- |
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1 今なぜ、理論と実践の往還なのか/2 社会科教育研究としての理論と実践の関係を問い直す/3 社会系教科担当教員のライフステージにおける理論と実践の往還/4 社会科教育研究・実践の未来-理論と実践の往還 |