書誌種別 |
児童図書 |
タイトル |
米山梅吉ものがたり |
サブタイトル |
日本のロータリークラブ創設者/奉仕の心で社会を拓く |
シリーズ名 |
ジュニア・ノンフィクション |
タイトルヨミ |
ヨネヤマ ウメキチ モノガタリ |
サブタイトルヨミ |
ニホン ノ ロータリー クラブ ソウセツシャ/ホウシ ノ ココロ デ シャカイ オ ヒラク |
シリーズ名ヨミ |
ジュニア ノンフィクション |
人名 |
柴崎 由紀/著
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人名ヨミ |
シバザキ ユキ |
出版者・発行者 |
銀の鈴社
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出版者・発行者等ヨミ |
ギン ノ スズシャ |
出版地・発行地 |
鎌倉 |
出版・発行年月 |
2019.7 |
ページ数または枚数・巻数 |
302p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥1800 |
ISBN |
978-4-86618-027-4 |
ISBN |
4-86618-027-4 |
注記 |
米山梅吉年表:p276〜281 米山梅吉の主な著作:p284〜286 文献:p287〜293 |
分類記号 |
289.1
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件名 |
米山 梅吉
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件名 |
ヨネヤマ ウメキチ
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内容紹介 |
明治元年に生まれ、明治、大正、昭和の時代を生き、奉仕の心を貫いた人、米山梅吉。様々な分野の社会奉仕活動に取り組むロータリークラブを日本で初めて創設した米山梅吉の生涯を紹介する。 |
著者紹介 |
アメリカ・コロラド大学ボールダー校でB.A.取得。銀の鈴社で企画・編集、フリーランスで取材・執筆活動を行う。著書に「新渡戸稲造ものがたり」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812324369 |
目次 |
一 アメリカとの出会い |
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三島に前アメリカ大統領がやってきた/親日家グラント/コラム*グラント前大統領の世界旅行 |
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二 幼少時代 |
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明治元年、江戸(東京)に生まれる/初めて学校へ「映雪舎」/米山家の養子に迎えられる/沼津中学校に入学/生涯の友と出会う/沼津中学校の校風と自由民権運動/ジャーナリストの卵/コラム*梅吉の著書『幕末西洋文化と沼津兵学校』/自由民権運動/『穎才新誌』に掲載された梅吉の批評文 |
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三 故郷を飛び出して東京へ |
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東京府で吏員を経験/「アメリカで学びたい」/若き日の珍田捨巳/土居光華先生への手紙/米山家との和解と入籍 |
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四 自由と文明の国アメリカへ |
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サンフランシスコの日本人福音会/サンフランシスコの恩師たち/ある富豪の教え/あこがれの国アメリカでの生活/シカゴ万博で解説員/親友がつないだ米山家との関係/思い余って一撃/八年間のアメリカ滞在を終えて帰国/コラム*シカゴ万博に参加した日本/シカゴ万博「新しい技術の時代」/シカゴ万博以前の万国博覧会と日本 |
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五 初めての出版と就職 |
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有名雑誌に記事を書く/勝海舟の家に通う/『提督彼理(ペリー提督)』を出版/ペリーの記念碑/結婚と就職活動/日本鉄道会社に就職/三井銀行に転職/コラム*勝海舟が実現させた徳川慶喜の宮中参内/ペリーの遺品 |
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六 三井銀行 |
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新入社員の梅吉/重大な決断/大きな飛躍 欧米銀行業務の視察/欧米出張の成果/三井銀行の支店長から取締役へ/経営のトップに/我が家の家宝 五人の子どもたち/バンジュンさん(万代順四郎)/「新隠居論」の発表/政府の特派財政経済委員としてアメリカへ/ダラス訪問/父の帰国を待つ米山家/團琢磨と中国視察へ/孫文と会見/コラム*三井財閥と「三方よし」/世界で初めての売り方/日本の恩人 アレキサンダー・アラン・シャンド/シャンドと若き高橋是清のエピソード/これから就職するみなさんへ |
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七 母校青山学院を支援 |
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母校の教育に共鳴/青山学院の校友会長と理事/勝田ホールと間島記念図書館 |
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八 日本にロータリークラブが誕生 |
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同じ歳の二人 ポールと梅吉/シカゴで誕生したロータリークラブ/日本人初のロータリアン 福島喜三次/日本のロータリークラブの原点 ダラス/日本にもロータリークラブを創ろう/日本で初めて誕生「東京ロータリークラブ」/大阪ロータリークラブ/長男の急死/英米訪問日本実業団の一員に選ばれる/実業界を代表してアメリカへ出発/ワシントンとニューヨークで/帰国/コラム*ロータリーのシンボルマーク(歯車)/ロータリークラブの標語(モットー)/ロータリーの目的/追悼集『東一郎』/大正デモクラシーと原敬首相 |
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九 関東大震災 |
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関東大震災の当日/大惨事/三井による救援活動/三井本館の再建/シャンドの子息の墓/青山学院の被災/海外ロータリークラブからの支援/東京ロータリークラブによる奉仕活動/コラム*ロータリークラブの「ニコニコボックス」 |
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十 信じて託す「信託」 |
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日本で初めての新しい信託会社/三井信託会社の初代社長/信託事業の発展/「社長が来たぞ、大変だ」/米山社長からの入社祝い/公共事業への融資/コラム*人々の思いをつなげる信託の考え方/中小工業の金融改善について 米山梅吉社長 |
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十一 日本のロータリークラブの発展 |
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スペシャル・コミッショナーに就任/次々に新しいクラブが生まれる/第七十区の初代ガバナーになる/斎藤實首相とロータリークラブ/日本のロータリークラブの特長/次男駿二との別れ/二人の息子の墓参り/禅に学ぶ/「従吾会」長年親しんだ漢詩と和歌/最後の欧米旅行 ダラスのロータリー世界大会/ロータリーのガバナーを三期務める/東京クラブ名誉会員 徳川家達/台湾ロータリークラブと八田與一/札幌ロータリークラブとピューリタン精神/コラム*禅(ZEN)/『禅の信仰』 丘宗潭(米山梅吉の禅の先生)/息子から見た梅吉/ポール・ハリスの言葉 |
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十二 三井報恩会による全国規模の社会貢献 |
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社会不安と財閥への批判/團琢磨、凶弾に倒れる/三井報恩会の設立/三井報恩会の初代理事長に就任/医療への助成/病院、社会福祉/東北の農村振興/富士山の山頂気象観測所など/日本赤十字社の常議員/ポール・ハリスの来日/人知れず、人助け/旧友 松本枩蔵の訃報/名を知らせず苦学生を援助/コラム*ハンセン病(らい病)のその後 |
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十三 米山夫妻の夢 青山学院の小学校と幼稚園の誕生 |
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青山の「米山村」/母校青山学院の創立五十周年に/青山学院緑岡小学校と幼稚園の誕生/青山学院を支える/コラム*人格と品格 |
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十四 太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦) |
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太平洋戦争とロータリークラブ/青山学院緑岡小学校の学童集団疎開/米山校長による疎開先の訪問/緑岡幼稚園の閉園/東京大空襲 校舎も園舎も失う/晩年を襲った戦争 |
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十五 晩年 |
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貴族院の勅選議員になる/青山学院の再出発/最後の日々/梅吉の最期(命が尽きる時) |
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十六 没後 未来へと引き継がれる精神 |
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米山一家のその後/三井財閥の解体/CSR(企業の社会的責任)とCSV(共通価値の創造)/青山学院初等部「米山記念礼拝堂」/青山学院の国際交流と支援「フィリピンのお友だちのために」/国際ロータリーに復帰/ロータリークラブ 世界の思いは一つ/アメリカ留学時代の友人の息子 東ケ崎潔/著名な日本人ロータリアン 松下幸之助/ポール・ハリスが植樹した月桂樹/日本最大規模の民間国際奨学事業「ロータリー米山奨学会」/公益財団法人 米山梅吉記念館/コラム*世界の著名なロータリアン |
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おわりに |
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感謝のことば |
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年表 |
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米山梅吉と関わった主な人々 |
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米山梅吉の主な著作 |
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参考資料 |
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写真協力・出典 |
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写真もくじ |
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関係機関の紹介 |