書誌種別 |
図書 |
タイトル |
入門再生可能エネルギーと電力システム |
サブタイトル |
省エネ大量導入時代の次世代ネットワーク |
タイトルヨミ |
ニュウモン サイセイ カノウ エネルギー ト デンリョク システム |
サブタイトルヨミ |
ショウエネ タイリョウ ドウニュウ ジダイ ノ ジセダイ ネットワーク |
人名 |
諸富 徹/編著
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人名ヨミ |
モロトミ トオル |
出版者・発行者 |
日本評論社
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出版者・発行者等ヨミ |
ニホン ヒョウロンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2019.5 |
ページ数または枚数・巻数 |
11,252p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥3200 |
ISBN |
978-4-535-55919-6 |
ISBN |
4-535-55919-6 |
分類記号 |
540.93
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件名 |
電力
/
再生可能エネルギー
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内容紹介 |
いまや、再生エネルギーの大量導入を図ろうとすれば、電力システム改革と再エネ政策を一体的に推進しなければならない段階に達した。再生エネルギーの大量導入を成功させるための政策課題の主要論点を調査、分析、論述する。 |
著者紹介 |
1968年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。同大学院経済学研究科兼地球環境学堂教授。同大学博士(経済学)。「環境税の理論と実際」でNIRA大来政策研究賞ほか受賞。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812314562 |
目次 |
序章 再生可能エネルギーと電力システム改革 |
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1 「脱炭素化」は経済成長をもたらす/2 なぜ再生可能エネルギーは主力電源となるのか〜その経済性/3 再エネ大量導入と電力市場の重要性/4 北欧電力市場の設計と「柔軟性」/5 「柔軟性」の供給源としての熱電併給(コジェネ)〜日本にとっての教訓/6 九州電力の太陽光発電出力抑制から何を学ぶべきか〜日本の電力システムの課題/7 日本の電力システム改革と電力市場設計/8 より公正な電力市場を求めて |
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第1章 電力市場の仕組み |
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1.1 電力市場とは/1.2 Nord Poolの市場設計/1.3 Nord Poolの現在とこれまでの歩み/1.4 日本の電力市場に対する示唆 |
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第2章 柔軟な電力市場の構築 |
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2.1 はじめに/2.2 電力市場の構造/2.3 ドイツ/2.4 デンマーク/2.5 ドイツとデンマークの調整市場制度の比較/2.6 結論 |
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第3章 電力市場に分散型電力と柔軟性を供給するVPP(バーチャル発電所) |
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3.1 はじめに/3.2 変動性再生可能エネルギー発電と柔軟性/3.3 VPPとアグリゲーターの役割/3.4 変動性電力の将来/3.5 まとめ |
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第4章 EUにおける電力市場の統合と連系線の活用 |
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4.1 はじめに/4.2 EUでの市場結合の背景/4.3 市場結合の最新の成果と今後の課題/4.4 おわりに-日本への示唆- |
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第5章 送電線空容量問題の深層 |
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5.1 送電線空容量問題の技術的背景/5.2 送電線空容量問題の経済学的要因/5.3 送電線空容量問題の政策的課題/5.4 送電線空容量問題の本質的解決法/5.5 おわりに |
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第6章 欧米の電力システム改革からの示唆 |
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6.1 欧米の電力システム改革は何のためになされたか/6.2 電力系統への接続…コネクト/6.3 送配電線の効率的な利用…マネージ/6.4 配(集)電線の計画的増強のための投資メカニズム-配電線から集電網への改革/6.5 広域融通による需給マッチング/6.6 まとめ-我が国への示唆 |
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第7章 電力系統安定化のための自律的消費電力制御 |
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7.1 電力の需給バランスと周波数変動/7.2 負荷の消費電力制御/7.3 自律負荷制御/7.4 周波数安定化の実験による実証/7.5 まとめ |
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第8章 風力・太陽光発電大量導入による電力需給バランス、2030年シナリオ |
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8.1 はじめに/8.2 需給バランスにおける風力・太陽光発電と火力発電の関係/8.3 在来電源発電機の経済的運用と再エネ電力の関係/8.4 西日本の需給バランス、柔軟な需給運用の効果/8.5 再エネ電力の割合、CO2排出量/8.6 まとめ:西日本管区の課題 |