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書誌情報サマリ

タイトル

権威と礼節

人名 河野 正治/著
人名ヨミ カワノ マサハル
出版者・発行者 風響社
出版年月 2019.2


書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

書誌種別 図書
タイトル 権威と礼節
サブタイトル 現代ミクロネシアにおける位階称号と身分階層秩序の民族誌
タイトルヨミ ケンイ ト レイセツ
サブタイトルヨミ ゲンダイ ミクロネシア ニ オケル イカイ ショウゴウ ト ミブン カイソウ チツジョ ノ ミンゾクシ
人名 河野 正治/著
人名ヨミ カワノ マサハル
出版者・発行者 風響社
出版者・発行者等ヨミ フウキョウシャ
出版地・発行地 東京
出版・発行年月 2019.2
ページ数または枚数・巻数 356p
大きさ 22cm
価格 ¥5000
ISBN 978-4-89489-253-8
ISBN 4-89489-253-8
注記 文献:p331〜344
分類記号 382.743
件名 ポナペ島
内容紹介 近代国家体制の下で伝統的権威体制が今も存続する、太平洋に浮かぶ小さな島・ポーンペイ島。礼節の技法の持つ潜在的な力=新たな関係性を生み出す力を軸に、変容する島の社会と動態的な規範概念を描き出す。
言語区分 JPN
タイトルコード 1009812300944
目次 序論 現代ミクロネシアにおける身分階層秩序の民族誌
一 今日の首長制を垣間見る-ポーンペイ島民と二つの「仕事」/二 ポスト植民地研究と相互行為研究-首長制研究における二つの潮流/三 権威と礼節のフレーム分析-身分階層秩序の動態的な記述に向けて/四 本書の構成
第Ⅰ部 ポスト植民地時代における位階称号と礼節の技法
第一章 歴史のなかの首長制
一 ポーンペイ島社会の概況/二 諸外国からの統治以前における首長と島民の関係/三 キリスト教の受容と首長制の展開/四 土地改革をとおした首長制の変容/五 アメリカ信託統治時代における首長制の変容/六 ポスト植民地国家のなかの首長制
第二章 行為としての礼節
一 礼節のフレーム分析-今日における身分階層秩序の可視化/二 礼節と位階称号-「名誉」を可視化する多彩な手続き/三 「名誉の賭け」としての祭宴/四 位階称号と再分配の変質/五 名詞から他動詞への転換-「名誉」から「名誉を認める」へ/六 承認としての呼び上げ-場に特有の人物評価をめぐって/七 さまざまな地位の呼び上げ-「慣習の側」と「政府の側」を架橋する/八 行為としての礼節-多様な人物評価を可視化する
第三章 礼節のポリティクス
一 ポスト植民地時代における政治的な出会い/二 歓待の両義性-越境的な出会いにおける敬意と敵意/三 異なる伝統的指導者への歓待/四 外国の要人への歓待/五 ポスト植民地時代における礼節のポリティクス
間奏 「外国人」から「東京のソウリック」へ
第Ⅱ部 首長の権威と祭宴のポリティクス
第四章 親族の協力と葛藤
一 村首長の権威をめぐる二つの語り/二 世帯のなかの村首長/三 世帯間の協働-村首長を「助ける」親族/四 ブタを買わされた村首長の一家/五 供出しても、顔は出さない/六 状況に置かれた村首長の権威-揺れ動く協働の条件
第五章 祭宴を通じた共同体の維持と創出
一 ポーンペイ島社会の村とは何か-共同体論からの接近/二 首長国と同型の共同体-位階称号にもとづく村/三 格づけされる共同体-「強い」村/四 再び閉じられた共同体-「私たち」の村/五 財源としての共同体-「給料日」になった「村の祭宴」/六 再分配を通じた村人のつながりと差異化
第六章 初物献上の時間性
一 初物献上とタイミング-「遅い」と言われた「早い」献上/二 首長国と土地制度/三 初物献上が区切る季節性/四 不規則な献上に隠された利益-初物献上から広がる関係性/五 死者の代理としてのヤムイモ-初物献上と葬式のつながり/六 再分配の時間性-ポスト植民地時代の初物献上を読み解く
第七章 「首長国ビジネス」と対峙する島民たち
一 儀礼的貢納をめぐる悪評-「礼の祭宴」から「おカネの祭宴」へ/二 「首長国ビジネス」としての祭宴-現金と互換可能になった儀礼財/三 「高位者」優先の再分配に対する島民の不満/四 「首長国ビジネス」を回避する-「新しい慣習」という変革の試み/五 再分配の倫理性-“より善い”「仕事」をめぐるせめぎあい
結論 ポスト植民地時代の身分階層秩序をめぐる権威と礼節
一 今日の身分階層秩序を支える諸実践/二 ポスト植民地時代における伝統的権威体制と近代国家体制/三 可能性としての技法-今日の身分階層秩序を生きる島民の実践知



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