書誌種別 |
図書 |
タイトル |
戦国・織豊期大坂の都市史的研究 |
タイトルヨミ |
センゴク ショクホウキ オオサカ ノ トシシテキ ケンキュウ |
人名 |
大澤 研一/著
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人名ヨミ |
オオサワ ケンイチ |
出版者・発行者 |
思文閣出版
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出版者・発行者等ヨミ |
シブンカク シュッパン |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2019.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
7,560,14p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥13300 |
ISBN |
978-4-7842-1963-6 |
ISBN |
4-7842-1963-6 |
分類記号 |
216.3
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件名 |
大阪市-歴史
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内容紹介 |
16世紀から17世紀初頭にかけて大坂は都市としてどのような構造と特質を有し、どのような変遷を遂げたのか。多彩な史料を駆使して都市大坂の変容過程を具体的に実証し、都市史における意義を明らかにする。 |
著者紹介 |
1962年岩手県生まれ。大阪市立大学文学研究科前期博士課程史学専攻中退。大阪歴史博物館学芸課長。博士(文学)。日本中世史・大阪地域史専攻。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812295111 |
目次 |
序章 |
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第一部 中世大坂の歴史環境と都市 |
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第一章 中世大坂の道 |
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一 古代の道/二 上町台地縁辺部の道/三 上町台地上の道/四 「大阪」の地名について |
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第二章 『日本一鑑』所収「滄海津鏡」の基礎的検討 |
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一 「滄海津鏡」と関連する「万里長歌」「天使紀程」の記述/二 「滄海津鏡」の描写内容の検討/三 「滄海津鏡」の成立と鄭舜功 |
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第三章 渡辺の都市構造 |
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一 難波津から渡辺津へ/二 渡辺党と渡辺/三 渡辺の歴史環境と空間構造 |
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第四章 中世上町台地の宗教的様相 |
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一 四天王寺の立地/一 四天王寺の信仰/三 上町台地の諸信仰・諸寺と四天王寺 |
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第五章 摂津国平野の成立と変容 |
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一 平野の概要/二 発掘調査からみた空間構造/三 文献史料からみた社会構造 |
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第二部 寺内町の成立と展開 |
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第一章 真宗寺内町の構造と展開 |
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一 寺内町とは/二 「寺内」の空間構造/三 仏法領と「寺内」/四 本願寺の経済構造/五 吉崎と山科/六 大坂と山科 |
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第二章 蓮如の大坂進出の前提 |
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一 「浄照坊来歴」にみる開創伝承/二 法円の大坂進出/三 二幅の法円画像/四 河内から摂津・和泉へ-本願寺教線の展開と法円の大坂進出 |
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第三章 大坂寺内の空間構造 |
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一 先行研究の到達点/二 検討を要する課題/三 大坂寺内の「町」/四 大坂寺内の空間構造復元 |
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第四章 摂河泉における戦国期本願寺の地域編成 |
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一 本末関係による結集/二 直参関係による結集/三 御坊の動向とそれへの結集/四 定専坊にみる本願寺への結集 |
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第五章 中近世移行期における在地寺内町の動向 |
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一 織田政権期の寺内町/二 豊臣政権期の寺内町/三 徳川政権期の寺内町/四 中・近世寺内町の構造 |
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第三部 豊臣大坂城下町の成立と展開 |
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第一章 豊臣大坂城下町の建設 |
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一 秀吉の大坂城下町建設構想/二 城下町建設の実態/三 大坂城下町の構造/四 居住民の動向 |
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第二章 文献史料からみた豊臣大坂城の空間構造 |
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一 これまでの空間構造研究の成果と課題/二 惣構について/三 第四期工事と三ノ丸について/四 豊臣大坂城の縄張り認識 |
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第三章 文献史料からみた豊臣前期大坂城の武家屋敷・武家地 |
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一 武家屋敷・武家地にかかわる先行研究/二 天正十一〜十三年(第一期:本丸普請期)の動向/三 天正十四〜十六年(第二期:二ノ丸普請期)の動向/四 文禄三〜五年頃(第三期:惣構普請期)の動向 |
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第四章 豊臣期大坂城下町の寺町考 |
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一 先行研究にみる寺町/二 寺町の成立と構造/三 信仰面からみた寺町-真宗寺院をめぐって/四 秀吉関連の城下町と寺町 |
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第五章 大坂の陣後の町の復興と玉造地区の武家地転換 |
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一 「乍恐御願奉申上候」の翻刻と概要/二 高津屋吉右衛門家に関する史料/三 大坂の陣からの復興/四 徳川期における武家地の拡大 |
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補論1 「丁目」史料からみた豊臣大坂城下町の空間構造 |
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一 「六丁目」丸碗/二 「道正谷七町目」木簡/三 「八丁目」表記 |
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補論2 「石山」呼称の再検討 |
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一 「石山」呼称の再検討/二 豊臣大坂城を「石山」と呼ぶ史料/三 豊臣大坂城を「石山」と称する理由 |
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結論と展望 |