書誌種別 |
図書 |
タイトル |
書評誌に見る批判哲学-初期ドイツ観念論の展相 |
サブタイトル |
『一般学芸新聞』「哲学欄」の一九年 |
並列タイトル |
Die Entwicklungsphase der kritischen Philosophie und des Frühidealismus In der Allgemeine Literatur‐Zeitung |
タイトルヨミ |
ショヒョウシ ニ ミル ヒハン テツガク ショキ ドイツ カンネンロン ノ テンソウ |
サブタイトルヨミ |
イッパン ガクゲイ シンブン テツガクラン ノ ジュウキュウネン |
人名 |
田端 信廣/著
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人名ヨミ |
タバタ ノブヒロ |
出版者・発行者 |
晃洋書房
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出版者・発行者等ヨミ |
コウヨウ ショボウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2019.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,398,79p |
大きさ |
23cm |
価格 |
¥6200 |
ISBN |
978-4-7710-3158-6 |
ISBN |
4-7710-3158-6 |
注記 |
文献:巻末p5〜18 |
分類記号 |
134.3
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件名 |
ドイツ観念論
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内容紹介 |
カント、ラインホルト、フィヒテ、シェリングはどう書評されたか。18世紀ドイツの第一級の書評紙『一般学芸新聞』の「哲学欄」で繰り広げられた激しい論戦の行方を追い、ドイツ哲学の急速な重点移動と変貌を概括する。 |
著者紹介 |
1948年三重県生まれ。同志社大学文学研究科博士後期課程中退。同大学文学部教授。著書に「ラインホルト哲学研究序説」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812291569 |
目次 |
序章 『一般学芸新聞』創刊前夜 |
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第一節 『一般学芸新聞』発起人会/第二節 発刊直前のトラブル/第三節 書評の基本原則、あるいはキャッチ・フレーズ |
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第一章 最初期の『一般学芸新聞』哲学欄のカント哲学普及活動(一七八五〜八六年) |
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第一節 沈黙と曲解/第二節 『一般学芸新聞』編集長シュッツの貢献/第三節 カントのヘルダー批評とその余波/第四節 「哲学の新しい時代」の宣言/第五節 シュッツによるカント哲学「ハンドブック」/第六節 真理の試金石としてのカント批判哲学 |
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幕間Ⅰ 一八世紀後半のドイツにおける雑誌・学術メディアの隆盛とALZの位置 |
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第二章 初期カント学派によるロック主義、ヴォルフ主義との対決(一七八八〜九〇年) |
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第一節 思想・哲学戦線の人物配置と論争のメディア/第二節 経験主義陣営のカント批判とカント派の反批判/第三節 エーベルハルトのカント批判/第四節 カント陣営からの『哲学雑誌』批判 |
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第三章 カント的道徳の諸原則と実践的自由をめぐる議論の広がり(一七八八〜九二年) |
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第一節 カントの道徳論、自由論をめぐる最初期の議論状況/第二節 レーベルクによる『実践理性批判』書評/第三節 キーゼヴェッター『道徳哲学の第一根本命題について』とその書評/第四節 シュミート『道徳哲学の試論』とその書評 |
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第四章 「表象能力理論」と哲学の「第一根本命題」をめぐる諸論争(一七八九〜九二年) |
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第一節 カントとラインホルトの乖離の進展/第二節 表象一元論への異論と批判的書評/第三節 「根本命題」としての「意識律」と「根元哲学」についての批判的書評 |
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第五章 新たな哲学雑誌の登場(一七八九〜九五年) |
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第一節 三つの新たな哲学雑誌の概観/第二節 アビヒトとボルンの『新哲学雑誌』とその書評/第三節 コスマンの『一般雑誌』とその書評/第四節 ヒュレボルンの『哲学史論集』とその書評 |
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幕間Ⅱ ザラーナの学生たち |
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第六章 フィヒテの初期作品書評(一七九二〜九五年) |
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第一節 『啓示批判』、その著者誤認事件、対立する書評評価/第二節 『革命論』とその書評/第三節 「学者の使命」講義とその書評 |
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幕間Ⅲ ザラーナの教授たち |
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第七章 ニートハンマーの『哲学雑誌』とそのALZ書評(一七九五〜九七年) |
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第一節 「序文」と巻頭の「常識」論文/第二節 エアハルト論文とマイモン論文/第三節 シュミート-フィヒテ論争 |
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第八章 「自然法」論の隆盛と「権利」概念の自立的根拠づけの進展(一七九二〜九八年) |
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第一節 カント派の「法-権利」の根拠づけと「自然法」の境界画定/第二節 フォイエルバッハの『自然な諸権利の学のための予備学としての自然法の批判』とそのALZ書評 |
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第九章 フィヒテの『自然法の基礎』(一七九五〜九八年) |
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第一節 新しい「自然法」構想への刺激/第二節 『自然法の基礎』の「序論」での「実質ある」法-権利論/第三節 権利概念とその適用可能性との超越論的演繹/第四節 「道徳」と「法」の分離論/第五節 『自然法の基礎』についてのいくつかの書評 |
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第一〇章 カントの『人倫の形而上学』第一部「法論の形而上学的定礎」(一七九七〜九九年) |
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第一節 「法」と「倫理」の区別/第二節 「法理学的義務」と「倫理学的義務」、あるいは「法の義務」と「徳の義務」/第三節 「体系」内部での「法」の位置と「法」の自立性/第四節 書評誌の反応/第五節 フィヒテの『自然法の基礎』とカントの「法論の形而上学的定礎」 |
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第一一章 ALZ編集部と超越論的観念論および初期ロマン派との対立の先鋭化(一七九九〜一八〇〇年) |
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第一節 カントの「知識学」無効宣言とフィヒテ、シェリングの反撃/第二節 『自然の哲学の考案』書評に端を発するシェリングとALZ編集部の激突/第三節 A・W・シュレーゲルのALZ「離脱」宣言/第四節 イェーナの「新聞」とエアランゲンの「新聞」 |
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幕間Ⅳ ALZ「哲学欄」の総括的特徴 |
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第一二章 ALZ最終局面でのラインホルト批判、フィヒテ批判、シェリング批判(一八〇一〜〇三年) |
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第一節 ラインホルト『概観-寄稿集』とそのALZ書評/第二節 フリース『ラインホルト、フィヒテ、シェリング』とそのALZ書評/第三節 ケッペン『シェリングの教説、あるいは絶対無の哲学の全貌』とそのALZ書評 |