書誌種別 |
図書 |
タイトル |
経済学のための実験統計学 |
タイトルヨミ |
ケイザイガク ノ タメ ノ ジッケン トウケイガク |
人名 |
ピーター・モファット/著
川越 敏司/監訳
會田 剛史/[ほか]訳
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人名ヨミ |
ピーター モファット カワゴエ トシジ アイダ タケシ |
出版者・発行者 |
勁草書房
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出版者・発行者等ヨミ |
ケイソウ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2018.12 |
ページ数または枚数・巻数 |
14,640p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥6500 |
ISBN |
978-4-326-50452-7 |
ISBN |
4-326-50452-7 |
注記 |
原タイトル:Experimetrics |
注記 |
文献:p617〜629 |
分類記号 |
331.19
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件名 |
経済統計学
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内容紹介 |
実験経済学の研究を進めるためのバイブル。多数の実験事例を題材に、基礎的な実験計画法や処理効果の検定など伝統的な手法から、有限混合モデルといった最新の手法までを解説。統計ソフトSTATAのプログラム例も提供。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812275462 |
目次 |
第1章 本書の概要 |
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1.1 実験統計学とは何か?/1.2 実験計画/1.3 効用の概念/1.4 実験データの従属性/1.5 パラメトリック・アプローチ対ノンパラメトリック・アプローチ/1.6 構造的実験統計学/1.7 被験者の異質性に関するモデル化/1.8 他者をも考慮する選好に関する実験統計学/1.9 限定合理性に関する実験統計学/1.10 学習に関する実験統計学/1.11 本書の概要 |
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第2章 実験経済学における実験計画の統計的側面 |
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2.1 はじめに/2.2 平均処理効果の検定/2.3 無作為化手法/2.4 被験者数は何人であるべきか?検出力分析入門/2.5 4つの非常のポピュラーな実験/2.6 実験計画上の他の側面/2.7 まとめと読書案内/問題 |
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第3章 処理効果の検定 |
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3.1 はじめに/3.2 処理効果の検定の仕組み/3.3 離散的な結果に対する検定/3.4 正規性の検定/3.5 処理効果の検定/3.6 性差の効果に関する検定/3.7 被験者内検定/3.8 まとめと読書案内/問題 |
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第4章 理論の検証,回帰,従属性 |
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4.1 はじめに/4.2 実験オークション/4.3 オークション理論の検定/4.4 比較静学的予測の検定/4.5 オークション・データの重回帰分析/4.6 パネルデータ推定/4.7 マルチレベル・モデル/4.8 コンテスト実験データのモデル化/4.9 メタ分析/4.10 まとめと読書案内/問題 |
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第5章 回帰分析をもちいた意思決定時間のモデル化 |
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5.1 はじめに/5.2 意思決定時間に関するデータ/5.3 努力配分に関する理論的モデル/5.4 努力配分に関する計量経済学的モデル/5.5 努力配分に関するパネルデータ・モデル/5.6 推定結果に関する議論/5.7 推定後の分析/5.8 まとめと読書案内/問題 |
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第6章 実験データの離散性への対処 |
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6.1 はじめに/6.2 二値データ/6.3 STATAにおけるmlコマンドの手順/6.4 構造モデル/6.5 さらなる構造モデル/6.6 他の種類のデータ/6.7 最後通牒ゲーム:さらなる分析/6.8 まとめと読書案内/問題 |
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第7章 実験統計における順序データ |
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7.1 はじめに/7.2 序数データ:特別な処置が必要な場合/7.3 順序プロビット・モデル:理論/7.4 閾値パラメータの解釈/7.5 感情に関するデータへの応用/7.6 選好の強度に関するデータへの応用/7.7 まとめと読書案内/問題 |
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第8章 異質性への対処:有限混合モデル |
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8.1 はじめに/8.2 2つの正規分布の混合/8.3 STATAにおけるfmmコマンド/8.4 「企業買収」課題に対する混合モデル/8.5 公共財供給実験における貢献に対する混合モデル/8.6 まとめと読書案内 |
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第9章 実験データのシミュレーションとモンテカルロ法 |
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9.1 はじめに/9.2 STATAにおける乱数生成/9.3 データセットをシミュレートする/9.4 ハウスマン検定に関するモンテカルロ法による分析/9.5 まとめと読書案内/問題 |
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第10章 最尤シミュレーション(MSL)法入門 |
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10.1 はじめに/10.2 最尤シミュレーション(MSL)法の原理/10.3 ハルトン抽出法/10.4 変量効果プロビット・モデル/10.5 変量効果・両側打ち切りトービット・モデル/10.6 まとめと読書案内/問題 |
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第11章 ゼロへの対処:切断モデル |
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11.1 はじめに/11.2 トービットと変量効果トービットの復習/11.3 切断モデルの必要性/11.4 二段階切断モデルとその変形版/11.5 パネル切断モデル/11.6 独裁者ゲームの贈与額のパネル切断モデル/11.7 公共財供給ゲームにおける貢献額に関するパネル切断モデル/11.8 まとめと読書案内/問題 |
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第12章 リスク下での選択:理論的問題 |
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12.1 はじめに/12.2 効用関数とリスク回避性/12.3 くじの選択/12.4 確率支配/12.5 非期待効用モデル/12.6 リスク下の選択に関する確率モデル/12.7 まとめと読書案内/問題 |
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第13章 リスク下の選択:計量経済学的モデル |
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13.1 はじめに/13.2 選択モデル/13.3 シミュレーションと推定/13.4 推定結果と事後的推定/13.5 まとめと読書案内/問題 |
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第14章 二値選択実験の最適計画 |
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14.1 はじめに/14.2 実験計画の理論に関する基礎/14.3 ランダム選好(RP)モデル再論/14.4 リスク下の選択実験へのD-最適計画理論の応用/14.5 摂動パラメータがある場合の最適実験計画/14.6 一群の被験者に対する最適実験計画/14.7 まとめと読書案内/問題 |
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第15章 社会的選好のモデル |
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15.1 はじめに/15.2 独裁者ゲーム実験のデータからの選好パラメータの推定/15.3 非負制約が等号で成立している場合の利他性のモデル/15.4 利他性に関する有限混合モデル/15.5 二値選択モデルをもちいた社会的選好パラメータの推定/15.6 まとめと読書案内/問題 |
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第16章 繰り返しゲームと質的応答均衡(QRE) |
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16.1 はじめに/16.2 繰り返しゲームのデータ分析/16.3 質的応答均衡(QRE)/16.4 QREモデルの推定/16.5 リスク回避的なQREモデル/16.6 コンテスト実験のデータに適用されたQRE/16.7 まとめと読書案内/問題 |
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第17章 推論レベルのモデル |
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17.1 はじめに/17.2 美人投票ゲームに対するレベルKモデル/17.3 認知的階層モデル/17.4 まとめと読書案内/問題 |
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第18章 学習モデル |
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18.1 はじめに/18.2 方向修正学習(DL)/18.3 RL,BL,EWAの推定にもちいるデータについて/18.4 RL,BLおよびEWAでもちいられる表記法について/18.5 強化学習(RL)/18.6 信念学習(BL)/18.7 経験重み付け誘因学習(EWA)モデル/18.8 まとめと読書案内/問題 |
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第19章 要約と結論 |
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19.1 実験計画上の問題/19.2 実験統計学と理論の検証/19.3 データの特徴/19.4 社会的選好に関する実験統計学/19.5 リスクに関する実験/19.6 ゲームに関する実験統計学/19.7 異質性 |
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付録A データ・ファイルとその他のファイルのリスト |
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付録B STATAコマンドのリスト |
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付録C 第5章と第13章で使用された選択問題 |