書誌種別 |
図書 |
タイトル |
困ったときの有機化学 上 |
タイトルヨミ |
コマッタ トキ ノ ユウキ カガク |
人名 |
D.R.クライン/著
竹内 敬人/訳
山口 和夫/訳
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人名ヨミ |
D R クライン タケウチ ヨシト ヤマグチ カズオ |
版次 |
第2版 |
出版者・発行者 |
化学同人
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出版者・発行者等ヨミ |
カガク ドウジン |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2018.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,342p |
大きさ |
26cm |
価格 |
¥2700 |
ISBN |
978-4-7598-1945-8 |
ISBN |
4-7598-1945-8 |
注記 |
原タイトル:Organic chemistry as a second language 原著第4版の翻訳 |
分類記号 |
437
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件名 |
有機化学
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内容紹介 |
有機化学の講義がわからなくなり困ったときに自習するためのテキスト。上は、線構造式、共鳴、反応機構、アルキンの反応と合成などを取り上げ、それぞれの基本的な概念を懇切丁寧に解説。例題や練習問題も豊富に掲載する。 |
著者紹介 |
ジョンズ・ホプキンズ大学化学科上級講師。有機化学を教える。著書に「クライン有機化学」がある。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812271700 |
目次 |
1章 線構造式 |
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1.1 線構造式の読み方/1.2 線構造式の書き方/1.3 避けるべき誤り/1.4 さらなる練習/1.5 形式電荷を決める/1.6 書かれていない孤立電子対を見つける |
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2章 共鳴 |
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2.1 共鳴とは何か/2.2 曲がった矢印-共鳴構造を書くための道具/2.3 二つの掟/2.4 よい矢印を書く/2.5 共鳴構造における形式電荷/2.6 順序を踏んで共鳴構造を書く/2.7 パターン認識による共鳴構造の書き方/2.8 共鳴構造の相対的重要性を評価する |
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3章 酸-塩基反応 |
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3.1 ファクター1-電荷はどの原子上にあるか/3.2 ファクター2-共鳴/3.3 ファクター3-誘起効果/3.4 ファクター4-軌道/3.5 四つのファクターに順位をつける/3.6 ほかのファクター/3.7 定量的測定(pKa値)/3.8 平衡の位置を予測する/3.9 反応機構を示す |
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4章 三次元構造 |
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4.1 軌道と混成状態/4.2 三次元構造/4.3 孤立電子対 |
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5章 命名法 |
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5.1 官能基/5.2 不飽和/5.3 主鎖/5.4 置換基/5.5 立体異性/5.6 番号づけ/5.7 慣用名/5.8 名称から構造へ |
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6章 立体配座 |
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6.1 ニューマン投影式の書き方/6.2 ニューマン投影式の安定性に順位をつける/6.3 いす形立体配座を書く/6.4 いすの上に基を配置する/6.5 環の反転/6.6 いすの安定性を比較する/6.7 命名法で混乱しない |
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7章 立体配置 |
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7.1 立体中心を探しだす/7.2 立体中心の立体配置を決める/7.3 命名法/7.4 エナンチオマーを書く/7.5 ジアステレオマー/7.6 メソ化合物/7.7 フィッシャー投影式を書く/7.8 光学活性 |
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8章 反応機構 |
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8.1 はじめに/8.2 求核剤と求電子剤/8.3 塩基性と求核性/8.4 イオン反応機構における矢印の押しだしのパターン/8.5 カルボカチオンの転位/8.6 反応機構に含まれる情報 |
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9章 置換反応 |
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9.1 反応機構/9.2 ファクター1-求電子剤(基質)/9.3 ファクター2-求核剤/9.4 ファクター3-脱離基/9.5 ファクター4-溶媒/9.6 すべてのファクターを考える/9.7 置換反応の重要な教訓 |
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10章 脱離反応 |
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10.1 E2反応機構/10.2 E2反応の位置選択性/10.3 E2反応の立体選択性/10.4 E1反応機構/10.5 E1反応の位置選択性/10.6 E1反応の立体選択性/10.7 置換反応と脱離反応/10.8 試薬の働きを決める/10.9 反応機構を決める/10.10 生成物を予測する |
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11章 付加反応 |
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11.1 位置選択性を表す用語/11.2 立体化学を表す用語/11.3 2個の水素を付加させる/11.4 水素とハロゲンを付加させるマルコウニコフ反応/11.5 水素と臭素を付加させるアンチマルコウニコフ反応/11.6 水素とヒドロキシ基を付加させるマルコウニコフ反応/11.7 水素とヒドロキシ基を付加させるアンチマルコウニコフ反応/11.8 合成の方法/11.9 2個の臭素の付加,臭素とヒドロキシ基の付加/11.10 二つのヒドロキシ基のアンチ付加/11.11 二つのヒドロキシ基のシン付加/11.12 アルケンの酸化的切断/11.13 反応のまとめ |
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12章 アルキン |
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12.1 アルキンの構造と性質/12.2 アルキンの合成/12.3 末端アルキンのアルキル化/12.4 アルキンの還元/12.5 アルキンの水和/12.6 ケト-エノール互変異性/12.7 アルキンのオゾン分解 |
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13章 アルコール |
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13.1 アルコールの命名と分類法/13.2 アルコールの溶解度を予測する/13.3 アルコールの相対的酸性度を予測する/13.4 アルコールの合成-復習/13.5 還元によるアルコールの合成/13.6 グリニャール反応によるアルコールの合成/13.7 アルコールの合成法-まとめ/13.8 アルコールの反応-置換と脱離/13.9 アルコールの反応-酸化/13.10 アルコールをエーテルに変換する |
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14章 エーテルとエポキシド |
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14.1 エーテル序論/14.2 エーテルの合成/14.3 エーテルの反応/14.4 エポキシドの合成/14.5 エポキシドの開環 |
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15章 合成 |
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15.1 一段階合成/15.2 多段階合成/15.3 逆合成/15.4 自分で問題をつくる |