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書誌情報サマリ

タイトル

漫画で楽しく歌を味わう百人一首

人名 吉海 直人/監修
人名ヨミ ヨシカイ ナオト
出版者・発行者 ブティック社
出版年月 2019.1


書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

書誌種別 児童図書
タイトル 漫画で楽しく歌を味わう百人一首
シリーズ名 Boutiquebooks
タイトルヨミ マンガ デ タノシク ウタ オ アジワウ ヒャクニン イッシュ
シリーズ名ヨミ ブティック ブックス
人名 吉海 直人/監修
人名ヨミ ヨシカイ ナオト
出版者・発行者 ブティック社
出版者・発行者等ヨミ ブティックシャ
出版地・発行地 東京
出版・発行年月 2019.1
ページ数または枚数・巻数 152p
大きさ 26cm
価格 ¥1250
ISBN 978-4-8347-9004-7
ISBN 4-8347-9004-7
注記 改訂版 2012年刊に新規内容を加える
分類記号 911.147
件名 百人一首
内容紹介 男女の色恋から人生論、自然の情景を詠んだものまで、思わず共感してしまう百人一首の歌の意味を分かりやすく解説。歌に詠まれた背景や作者の人物像なども、漫画やイラストで紹介します。
言語区分 JPN
タイトルコード 1009812270705
目次 プロローグ
百人一首を味わうためのキーワード/この本の使い方
秋風に たなびく雲の たえ間より もれいづる月の かげのさやけさ 左京大夫顕輔/秋の田の かりほのいほの とまをあらみ わが衣手は つゆにぬれつつ 天智天皇/明けぬれば くるるものとは 知りながら なほうらめしき 朝ぼらけかな 藤原道信朝臣/あさぢふの 小野のしの原 忍ぶれど あまりてなどか 人の恋しき 参議等/朝ぼらけ ありあけの月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪 坂上是則/朝ぼらけ 宇治の川ぎり たえだえに あらはれわたる 瀬々のあじろ木 権中納言定頼/あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかもねむ 柿本人麻呂/淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に いく夜ねざめぬ 須磨の関守 源兼昌/あはれとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな 謙徳公/あひ見ての 後の心に くらぶれば 昔はものを 思はざりけり 権中納言敦忠/あふことの 絶えてしなくは なかなかに 人をも身をも うらみざらまし 中納言朝忠/あまつ風 雲のかよひ路 ふきとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ 僧正遍昭/天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に いでし月かも 安倍仲麿/あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 今ひとたびの あふこともがな 和泉式部/あらしふく 三室の山の もみぢ葉は 竜田の川の にしきなりけり 能因法師/ありあけの つれなく見えし 別れより あかつきばかり うきものはなし 壬生忠岑/ありま山 猪名の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする 大弐三位/いにしへの 奈良の都の 八重ざくら けふ九重に にほひぬるかな 伊勢大輔/今来むと いひしばかりに 長月の ありあけの月を 待ちいでつるかな 素性法師/今はただ 思ひたえなむ とばかりを 人づてならで いふよしもがな 左京大夫道雅/うかりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを 源俊頼朝臣/うらみわび ほさぬそでだに あるものを 恋にくちなむ 名こそをしけれ 相模/奥山に もみぢふみわけ 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき 猿丸大夫/音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじやそでの ぬれもこそすれ 祐子内親王家紀伊/大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天の橋立 小式部内侍/おほけなく うき世の民に おほふかな わが立つそまに すみ染めのそで 前大僧正慈円/思ひわび さても命は あるものを うきにたへぬは なみだなりけり 道因法師
かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしもしらじな 燃ゆる思ひを 藤原実方朝臣/かささぎの わたせる橋に 置く霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける 中納言家持/風そよぐ ならの小川の 夕ぐれは みそぎぞ夏の しるしなりける 従二位家隆/風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけてものを 思ふころかな 源重之/きみがため 春の野にいでて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ 光孝天皇/きみがため をしからざりし 命さへ ながくもがなと 思ひけるかな 藤原義孝/きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかもねむ 後京極摂政前太政大臣/心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花 凡河内躬恒/心にも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな 三条院/来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くやもしほの 身もこがれつつ 権中納言定家/このたびは ぬさもとりあへず 手向山 もみぢのにしき 神のまにまに 菅家/恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか 壬生忠見/これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関 蟬丸
さびしさに 宿を立ちいでて ながむれば いづこも同じ 秋の夕ぐれ 良暹法師/忍ぶれど 色にいでにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで 平兼盛/しらつゆに 風のふきしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける 文屋朝康/住の江の 岸による波 よるさへや 夢のかよひ路 人めよくらむ 藤原敏行朝臣/瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われてもすゑに あはむとぞ思ふ 崇徳院
高砂の 尾のへの桜 咲きにけり とやまのかすみ 立たずもあらなむ 権中納言匡房/滝の音は たえて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ 大納言公任/田子の浦に うちいでてみれば 白たへの 富士の高ねに 雪は降りつつ 山部赤人/立ち別れ いなばの山の みねにおふる まつとし聞かば 今帰り来む 中納言行平/玉のをよ たえなばたえね ながらへば 忍ぶることの よわりもぞする 式子内親王/たれをかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに 藤原興風/ちぎりおきし させもがつゆを 命にて あはれことしの 秋もいぬめり 藤原基俊/ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ 末の松山 波こさじとは 清原元輔/ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは 在原業平朝臣/月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど 大江千里/筑波嶺の みねより落つる みなの川 恋ぞつもりて ふちとなりぬる 陽成院
長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れてけさは ものをこそ思へ 待賢門院堀河/ながらへば またこのごろや しのばれむ うしと見し世ぞ 今は恋しき 藤原清輔朝臣/なげきつつ ひとりぬる夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る 右大将道綱母/なげけとて 月やはものを 思はする かこち顔なる わが涙かな 西行法師/夏の夜は まだよひながら 明けぬるを 雲のいづこに 月やどるらむ 清原深養父/名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな 三条右大臣/難波江の あしのかりねの 一よゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき 皇嘉門院別当/難波潟 みじかきあしの ふしの間も あはでこの世を すぐしてよとや 伊勢
花さそふ あらしの庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり 入道前太政大臣/花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせし間に 小野小町/春過ぎて 夏来にけらし 白たへの 衣ほすてふ 天の香具山 持統天皇/春の夜の 夢ばかりなる たまくらに かひなく立たむ 名こそをしけれ 周防内侍/ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ 紀友則/人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける 紀貫之/人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆゑに もの思ふ身は 後鳥羽院/ふくからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ 文屋康秀/ほととぎす 鳴きつるかたを ながむれば ただありあけの 月ぞ残れる 後徳大寺左大臣
みかきもり ゑじのたく火の 夜は燃え 昼は消えつつ ものをこそ思へ 大中臣能宣朝臣/みかの原 わきて流るる 泉川 いつ見きとてか 恋しかるらむ 中納言兼輔/見せばやな 雄島のあまの そでだにも ぬれにぞぬれし 色は変はらず 殷富門院大輔/みちのくの しのぶもぢずり たれゆゑに 乱れそめにし われならなくに 河原左大臣/み吉野の 山の秋風 さよふけて ふるさと寒く 衣うつなり 参議雅経/むら雨の つゆもまだ干ぬ まきの葉に きり立ちのぼる 秋の夕ぐれ 寂蓮法師/めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな 紫式部/ももしきや 古きのきばの しのぶにも なほあまりある 昔なりけり 順徳院/もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし 前大僧正行尊
やすらはで ねなましものを さよふけて 傾くまでの 月を見しかな 赤染衛門/八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり 恵慶法師/山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ もみぢなりけり 春道列樹/山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人めも草も かれぬと思へば 源宗于朝臣/夕されば 門田の稲葉 おとづれて あしのまろやに 秋風ぞふく 大納言経信/由良の門を わたる舟人 かぢをたえ ゆくへも知らぬ 恋の道かな 曾禰好忠/世の中は 常にもがもな なぎさこぐ あまのをぶねの 綱手かなしも 鎌倉右大臣/世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる 皇太后宮大夫俊成/夜もすがら もの思ふころは 明けやらで ねやのひまさへ つれなかりけり 俊恵法師/夜をこめて 鳥のそら音は はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ 清少納言
わがいほは 都のたつみ しかぞ住む 世をうぢ山と 人はいふなり 喜撰法師/わがそでは 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそ知らね 乾く間もなし 二条院讃岐/忘らるる 身をば思はず ちかひてし 人の命の をしくもあるかな 右近/忘れじの 行く末までは かたければ けふを限りの 命ともがな 儀同三司母/わたの原 こぎいでて見れば ひさかたの 雲居にまがふ おきつ白波 法性寺入道前関白太政大臣/わたの原 八十島かけて こぎいでぬと 人には告げよ あまのつりぶね 参議篁/わびぬれば 今はた同じ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思ふ 元良親王/小倉山 みねのもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ 貞信公
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