書誌種別 |
図書 |
タイトル |
『資本論』の経営理論 |
サブタイトル |
協業論と指揮論の構築をめざして |
タイトルヨミ |
シホンロン ノ ケイエイ リロン |
サブタイトルヨミ |
キョウギョウロン ト シキロン ノ コウチク オ メザシテ |
人名 |
藤原 直樹/著
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人名ヨミ |
フジワラ ナオキ |
出版者・発行者 |
御茶の水書房
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出版者・発行者等ヨミ |
オチャノミズ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2018.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
11,453p |
大きさ |
23cm |
価格 |
¥8800 |
ISBN |
978-4-275-02096-3 |
ISBN |
4-275-02096-3 |
分類記号 |
335.1
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件名 |
経営学
/
資本論
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件名 |
Marx Karl Heinrich
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件名 |
マルクス カール・ハインリヒ
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内容紹介 |
マルクス「資本論」等に依拠しながら、経営学の基礎理論の構築のみを目的とした理論書。協業と指揮に関して新たな概念を導入し、「資本論」を着実に、かつ、全体的に読み解くことで、新たな基礎理論を展開する試み。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812262559 |
目次 |
第1章 序論、『資本論』の読解方法について |
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はじめに/1.問題提起のための序節/2.『資本論』第1巻第5章「労働過程と価値増殖過程」とはどのように論ずるべきか、第3篇「絶対的剰余価値の生産」とは何か/3.『資本論』第1巻第4篇「相対的剰余価値の生産」とは何か、第11章「協業」以下はどのように論ずるべきか/4.本書前半部における問題の所在 |
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第2章 『資本論』第1巻第11章・第12章の検討の前に |
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1.『資本論』第3巻第23章「利子と企業者利得」における「資本主義的管理の二重性」規定について/2.従来の学説を振り返って |
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第3章 『資本論』第1巻第11章・第12章における協業および分業 |
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1.分業とは何か/2.協業とは何か-協業一般の規定/3.単純協業とは何か/4.資本主義的協業とは何か/5.資本主義的協業と雇用の規定/6.分業にもとづく協業とは何か |
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第4章 『資本論』第1巻第11章・第12章、協業論としての再構築 |
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1.『資本論』第1巻第11章・第12章における問題点/2.単純協業と資本主義的協業との関連性/3.単純協業と分業にもとづく協業との関連性/4.資本主義的協業を再論する/5.「協業の二重性」の導出、資本主義的経営の形成へ |
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第5章 『資本論』における二つの資本家の指揮とその移行 |
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1.「資本主義的管理の二重性」の根拠について/2.『資本論』「管理の二重性」規定におけるマルクスのもう一つの主張/3.指揮概念KommandoからLeitungへの転化の根拠について |
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第6章 『資本論』における資本家の指揮(Leitung)の実質について |
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1.問題の所在/2.資本家の指揮(Leitung)の実質を考察する場合の、分類のための視点/3.資本家の指揮(Leitung)、タイプaを考察する/4.資本家の指揮(Leitung)、タイプbを考察する/5.資本家の指揮(Leitung)、タイプcを考察する。その内容と展開/6.資本家が協業における指揮者になるということ |
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第7章 『資本論』第1巻第13章「機械設備と大工業」における資本家の指揮(Leitung)を解明する |
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1.「第1節 機械設備の発展」について/2.「第4節 工場」について/3.「第9節 工場立法(保健および教育条項)。イギリスにおけるそれの一般化」における展開 |
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補章 技術学(Technologie)とは何か、技術学の現在 |
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1.マルクスの言及/2.ベックマン(Johan Beckmann)、星野芳郎教授の業績 |
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第8章 結語/これまでの立論と成果を整理・再検討する |
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第9章 『資本論』第3巻第5篇第23章中「-商業的部門をまったく度外視すれば-」を考察する |
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1.問題の所在/2.第3巻第4篇第17章「商業利潤」を取り上げる/3.商人的資本家のもとでの商業賃労働者の出現、マルクスは何を論じているのか/4.次章に向けてのむすび/付論.「困難な問題」に関する従来の研究について |
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第10章 商業資本における資本家の指揮の基礎的態様 |
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1.商業資本における資本家の指揮についてのある論争/2.商業、商業労働、商人的資本家の指揮-角谷登志雄教授の業績を振り返る/3.商業資本における資本家の指揮の実質/4.結語 |
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第11章 『資本論』に関わる旧稿における指揮論の展開 |
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1.問題の所在/2.「経済学批判(1861-1863年草稿)前期分」を検討する/3.「経済学批判(1861-1863年草稿)後期分」を検討する/4.「第6章 直接的生産過程の諸結果」における進展/5.小括 |
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第12章 資本のもとへの労働の形式的包摂・実質的包摂論の行方 |
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1.問題の所在/2.諸概念の『資本論』への移行について/3.考察と結語 |
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第13章 生産的労働・不生産的労働論と資本家の指揮の実質について |
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1.問題の所在/2.『資本論』における生産的労働と不生産的労働の規定/3.二つの『剰余価値学説史』と二つの生産的労働・不生産的労働論/4.資本家の指揮の実質と生産的労働・「生産的な機能」 |