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資料の状態
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No. |
資料番号 |
資料種別 |
請求記号 |
配架場所 |
状態 |
貸出
|
1 |
0014354096 | 図書一般 | 372.224/フシ18/ | 2F社会 | 貸出可 |
○ |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
書誌種別 |
図書 |
タイトル |
わが町にも学校を |
サブタイトル |
植民地台湾の学校誘致運動と地域社会 |
タイトルヨミ |
ワガマチ ニモ ガッコウ オ |
サブタイトルヨミ |
ショクミンチ タイワン ノ ガッコウ ユウチ ウンドウ ト チイキ シャカイ |
人名 |
藤井 康子/著
|
人名ヨミ |
フジイ ヤスコ |
出版者・発行者 |
九州大学出版会
|
出版者・発行者等ヨミ |
キュウシュウ ダイガク シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
福岡 |
出版・発行年月 |
2018.10 |
ページ数または枚数・巻数 |
339,21p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥5400 |
ISBN |
978-4-7985-0239-7 |
ISBN |
4-7985-0239-7 |
注記 |
文献:p321〜333 |
分類記号 |
372.224
|
件名 |
台湾-教育
/
台湾-歴史-日本統治時代
/
植民地教育
|
内容紹介 |
学歴社会化が進みつつあった植民地台湾。植民地統治のあり方に大幅な修正が加えられた1920年代の南部台湾に着目し、地域の有志たちによる学校誘致運動の事例を中心に考察。中等・高等教育機関の意義を問う。 |
著者紹介 |
静岡県生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。國立清華大學外國語文學系・天主教輔仁大學日本語文學系兼任助理教授。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812251404 |
目次 |
序章 |
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一 課題の設定:植民地下における中等・高等教育機関とは何か/二 研究の対象:一九二〇年代の南部台湾で何が起きたのか/三 概念規定:学校を支える地域の有志たち/四 先行研究の検討:抗日運動史研究とは異なるスタンスのアプローチの可能性/五 構成と史料 |
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第一章 「自治」意識の萌芽 |
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第一節 地方制度改正は地域のあり方に何ら意味をもたなかったのか/第二節 五州二庁制はいかにして策定されたのか/第三節 地方「自治」制の導入 |
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第二章 台南商業専門学校の存廃 |
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第一節 島都に差をつけられた、元島都/第二節 新しい、低度な「権威」/第三節 格下の「専門学校」/第四節 「同等」を叶えるための学校/第五節 廃校告示の衝撃/第六節 専門学校を取り巻く環境の変化 |
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第三章 高雄街の成立と中等学校誘致 |
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第一節 速成された港町/第二節 新興都市・高雄街における出入りの激しさ/第三節 冷遇に屈した旧都/第四節 廃庁の後遺症/第五節 誘致合戦の背景/第六節 格落ち感の払拭をめざして/第七節 メンツ保持と経済利益への期待/第八節 マラリア騒動 |
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<コラム1>高雄中学校入学の思い出 |
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第四章 嘉義街の地域振興・中学校誘致運動 |
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第一節 冷遇をものともしなかった旧都/第二節 衰退を回避せよ!/第三節 地元振興の担い手/第四節 廃庁下の「繁栄」を求めて/第五節 不満をエネルギーに変えて/第六節 「ファーマー」から遠ざかるために |
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<コラム2>KANO(嘉農)とKACHU(嘉中) |
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第四章補論 「狭き門」に群がる志願者たち |
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第一節 入学率・定員充足率に見る入りにくさ/第二節 公立中学校に入る、ということ/第三節 中学校を支えたのは誰か/第四節 準備教育廃止をめぐるドタバタ/第五節 再び地域に立ち返って |
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第五章 嘉義街から嘉義市へ |
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第一節 外地における市制施行とは何か/第二節 運動の背景・担い手・経過/第三節 現状維持か「昇格」か/第四節 嘉義市の誕生/第五節 「自治」進展の可能性と限界 |
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第六章 台南高等商業学校誘致運動の顚末 |
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第一節 機は熟した/第二節 二転三転する運動のゆくえ/第三節 蟬脱羽化/第四節 台南高等商業学校をめぐる思惑の差異の顕在化/第五節 台南高等商業学校はなぜ廃校されたのか/第六節 台南高商校舎のその後 |
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第七章 台南高等工業学校の誕生 |
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第一節 これからは工業だ!/第二節 工業を盛んにするために/第三節 日本人による日本人のための学校 |
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<コラム3>台南高等工業学校の台湾人学生 |
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結章 |
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一 学校誘致運動をはぐくんだ土壌/二 地域の様相:入り乱れる利害関係/三 希望のベクトルの向かう先/四 今後の課題:一九三〇年代以降の地域と中等・高等教育機関 |
目次
内容細目
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