書誌種別 |
図書 |
タイトル |
日本列島における戦争と国家の起源 |
タイトルヨミ |
ニホン レットウ ニ オケル センソウ ト コッカ ノ キゲン |
人名 |
藤原 哲/著
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人名ヨミ |
フジワラ サトシ |
出版者・発行者 |
同成社
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出版者・発行者等ヨミ |
ドウセイシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2018.9 |
ページ数または枚数・巻数 |
6,365p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥9000 |
ISBN |
978-4-88621-797-4 |
ISBN |
4-88621-797-4 |
注記 |
水濡れ・汚れあり(小口、地ほか多数) |
注記 |
文献:p315〜361 |
分類記号 |
210.27
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件名 |
遺跡・遺物-日本
/
弥生式文化
/
日本-歴史-大和時代
/
戦争-歴史
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内容紹介 |
弥生から古墳時代における戦闘形態や軍事組織の具体像復元を試み、日本列島における戦争と国家の起源を古墳時代中期に位置づけ、国家形成と戦争の関わりを論究する。古墳時代の甲冑副葬古墳一覧等の付表も収録。 |
著者紹介 |
1972年大阪府生まれ。総合研究大学院大学文化科学研究科日本歴史研究専攻博士課程修了。博士(文学)。大阪市教育委員会文化財保護課学芸員。 |
言語区分 |
zzz |
タイトルコード |
1009812247630 |
目次 |
序章 |
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はじめに/第1節 本書の位置づけ/第2節 研究を開始する前の留意点 |
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第1章 殺傷人骨の分析による弥生時代の戦闘戦術 |
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第1節 研究史と研究の方法/第2節 弥生時代の武装および武器の機能区分/第3節 殺傷人骨の分類と評価/第4節 弥生時代の戦いの具体像 |
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第2章 環濠集落からみた弥生時代における戦闘論の再検討 |
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第1節 環濠集落をめぐる研究史/第2節 環濠集落の成立と展開/第3節 環濠集落の評価/第4節 環濠集落と弥生時代の戦闘像 |
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第3章 副葬・生産・保有の様相からみた弥生集団の武装度 |
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第1節 弥生時代の武器をめぐる研究史/第2節 弥生時代の武器副葬にみる武器の社会的価値/第3節 弥生時代の鉄器生産にみる鉄製武器の普及 |
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第4章 弥生時代における武装集団の実像 |
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第1節 弥生時代の武装集団像に関する研究史と本書の立場/第2節 弥生時代における武装集団の実像 |
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第5章 古墳時代における戦闘の具体像 |
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第1節 研究の方法と『日本書紀』の研究小史/第2節 『日本書紀』戦闘記述の分析/第3節 東アジア各地域における武器・武具の組成と戦闘の様式/第4節 古墳時代における戦闘の具体像 |
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第6章 甲冑の副葬に関する武器副葬の分析 |
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第1節 甲冑の副葬に関する研究史と研究の方法/第2節 副葬資料にみる甲冑副葬古墳の分類とその評価/第3節 武器と被葬者との関係性/第4節 甲冑副葬各型式の社会的背景 |
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第7章 副葬品配列の分析からみた武器の社会的価値 |
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第1節 古墳主体部における武器配置の分類/第2節 武器配列における具体事例の分析/第3節 武器副葬の時代的特徴と変遷/第4節 副葬品配列の方法からみた武器の価値 |
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第8章 古墳時代における武装集団の事例的研究 |
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第1節 島内地下式横穴墓群の概要/第2節 島内地下式横穴墓群における副葬品と被葬者との相関関係/第3節 島内地下式横穴墓群における共同体の復元/第4節 南九州地域における地下式横穴墓群の位置づけ |
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第9章 古墳時代中期社会の構造的把握 |
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第1節 古墳時代中期に関する研究史/第2節 古墳時代中期における近畿地方の古墳階層と武器副葬/第3節 古墳時代中期の鉄器生産について/第4節 古墳時代中期の武装集団/第5節 古墳時代中期社会における軍事組織の構造 |
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第10章 武人埴輪からみた古墳時代の武装集団モデル |
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第1節 武人埴輪の研究史/第2節 武人埴輪の分類/第3節 古墳祭祀における形象埴輪の象徴的特質/第4節 武人埴輪の出土状況とその変遷/第5節 形象埴輪の造形原理と武人埴輪の政治性/第6節 武人埴輪の階層的構造/第7節 武装集団モデル |
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第11章 古墳時代における武装集団の実像 |
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第1節 考古学的な個別事実(現象)と研究史および本書の立場/第2節 古墳時代の軍事組織像 |
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第12章 軍事組織の変遷に関する理論的考察 |
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第1節 軍事組織の分析に関する理論的前提/第2節 弥生・古墳時代の軍事参与率・服従度・凝縮性/第3節 弥生・古墳時代における軍事組織の歴史的位置づけ/第4節 軍事組織の変化と画期 |
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第13章 戦争の考察をめぐる理論的な展望と本書の位置づけ |
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第1節 戦争の概念について/第2節 戦争の起源について/第3節 戦争と国家の関係性について |
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終章 |