書誌種別 |
図書 |
タイトル |
最低生活保障の実証分析 |
サブタイトル |
生活保護制度の課題と将来構想 |
タイトルヨミ |
サイテイ セイカツ ホショウ ノ ジッショウ ブンセキ |
サブタイトルヨミ |
セイカツ ホゴ セイド ノ カダイ ト ショウライ コウソウ |
人名 |
山田 篤裕/著
駒村 康平/著
四方 理人/著
田中 聡一郎/著
丸山 桂/著
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人名ヨミ |
ヤマダ アツヒロ コマムラ コウヘイ シカタ マサト タナカ ソウイチロウ マルヤマ カツラ |
出版者・発行者 |
有斐閣
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出版者・発行者等ヨミ |
ユウヒカク |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2018.7 |
ページ数または枚数・巻数 |
7,244p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥2900 |
ISBN |
978-4-641-17437-5 |
ISBN |
4-641-17437-5 |
注記 |
文献:p229〜239 |
分類記号 |
364
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件名 |
社会保障
/
生活保護
/
貧困
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内容紹介 |
生活保護制度を中心に、近年の受給者の動向、制度改革の影響、自助努力の余地の減少、低所得者における居住水準や住宅費の過重負担問題などをデータに基づき定量的に評価し、日本の最低生活保障が直面する課題を明らかにする。 |
著者紹介 |
慶應義塾大学経済学部教授。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812229844 |
目次 |
序章 日本の最低生活保障の特徴 |
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1 本書の射程/2 他制度の「参照対象」としての生活保護基準/3 最低生活保障機能を担う制度間の給付水準の近接/4 本書の構成 |
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第Ⅰ部 最低生活保障の現状と政策効果 |
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第1章 生活保護受給世帯のストック・フロー分析 |
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1 はじめに/2 保護率・開始率・廃止率の長期的推移/3 保護率のストック分析/4 開始率・廃止率の要因分析/5 おわりに |
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第2章 生活保護受給世帯率の地域差と資産保有 |
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1 はじめに/2 要保護世帯率の定義・算出方法/3 純貯蓄額の考慮による要保護世帯の変動/4 地域ブロック別要保護率と資産保有の関係/5 おわりに |
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第3章 生活保護基準の変更と就労 |
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1 はじめに/2 制度変更の概要/3 先行研究/4 実証分析/5 おわりに |
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第4章 生活保護基準の変更と消費 |
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1 はじめに/2 老齢加算の導入と廃止/3 老齢加算廃止による消費額への影響/4 おわりに |
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第5章 OECD相対的貧困基準と生活保護基準 |
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1 はじめに/2 「全国消費実態調査」における相対的貧困と低所得層/3 相対的貧困基準と生活保護基準の両基準で計測される低所得層の重なり/4 おわりに |
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第6章 家族の変化と相対的貧困率の変化 |
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1 はじめに/2 先行研究/3 データおよび貧困率測定の方法/4 世帯類型による相対的貧困率の寄与度分解/5 おわりに |
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第7章 低所得世帯の居住水準 |
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1 はじめに/2 居住水準の定義/3 先行研究/4 分析データおよび集計分析/5 おわりに |
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第Ⅱ部 最低生活保障の構想 |
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第8章 主観的最低生活費の測定 |
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1 はじめに/2 調査方法/3 分析結果/4 おわりに |
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第9章 子育て世帯向け給付つき税額控除の貧困削減効果 |
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1 はじめに/2 給付つき税額控除の概要/3 推計方法/4 シミュレーション結果/5 おわりに |
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第10章 住宅手当の構想 |
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1 はじめに/2 公営住宅制度の入居基準/3 低所得と居住水準/4 居住水準と家賃負担の実証分析/5 住宅手当導入の効果/6 おわりに |
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終章 最低生活保障の確立のために |
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1 各章の知見/2 最低生活保障への含意/3 住宅手当と住宅ローン減税/4 人々の認識に働きかける |