書誌種別 |
図書 |
タイトル |
誘惑する文化人類学 |
サブタイトル |
コンタクト・ゾーンの世界へ |
タイトルヨミ |
ユウワク スル ブンカ ジンルイガク |
サブタイトルヨミ |
コンタクト ゾーン ノ セカイ エ |
人名 |
田中 雅一/著
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人名ヨミ |
タナカ マサカズ |
出版者・発行者 |
世界思想社
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出版者・発行者等ヨミ |
セカイ シソウシャ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2018.6 |
ページ数または枚数・巻数 |
6,328p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-7907-1706-5 |
ISBN |
4-7907-1706-5 |
注記 |
文献:p297〜321 |
分類記号 |
389
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件名 |
文化人類学
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内容紹介 |
文化人類学による全体化とは、異文化を超越的な視点から理解しようとすることを意味する。共鳴するコンタクト・ゾーンと身体世界を探究し、全体化に抗する文化人類学を提唱する。 |
著者紹介 |
1955年生まれ。京都大学人文科学研究所教授。専門は人類学(南アジア)、ジェンダー・セクシュアリティ研究。著書に「供犠世界の変貌」「癒しとイヤラシ」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812225109 |
目次 |
序章 |
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一 文化人類学への視座/二 なにを継承すべきか?/三 なにを葬り去るべきか?/四 わたしたちとかれら/五 従属する主体/六 呼びかけからパフォーマティヴィティへ/七 攪乱するエイジェント/八 エイジェンシーのコミュニティ/九 共鳴する身体 |
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第Ⅰ部 誘惑の文化人類学 |
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第一章 誘惑と告白 |
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一 はじめに/二 誘惑とはなにか?/三 主客逆転と相互転換/四 身体性と偶発性/五 儀礼と告白/六 エロスの世界と共鳴する身体/七 誘惑のトポス/八 他者像の転換/九 誘惑する民族誌の創出 |
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第二章 誘惑モデルと闘争モデル |
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一 はじめに/二 闘争モデル/三 ネットワークと関わり合い/四 エイジェントと誘惑/五 愛撫する手/六 肉の共同体 |
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第三章 構造と誘惑のトポス |
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一 はじめに/二 文化の記述から個人の記述へ/三 ヴァルナ、ジャーティ、カースト/四 カーストを理解する試み/五 ムリの世界 |
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第四章 「未開」の誘惑 |
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一 はじめに/二 『汚穢と禁忌』をめぐって/三 身体のゆくえ/四 モダン・プリミティヴという実践/五 変態/ヘンタイする身体 |
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第五章 モノの誘惑 |
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一 はじめに/二 今なぜフェティシズムなのか?/三 道具的世界観批判/四 フェティッシュあるいはフェティシズムとはなにか?/五 不在の否認/六 フェティッシュ・ネットワーク/七 現代社会への視座 |
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第Ⅱ部 コンタクト・ゾーンの文化人類学 |
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第六章 トライバル・ゾーンからコンタクト・ゾーンへ |
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一 はじめに/二 コンタクト・ゾーンとはなにか?/三 『帝国のまなざし』を読む/四 コンタクト・ゾーンとしてのフィールド/五 文化交流を越えて |
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第七章 民族誌の時間 |
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一 はじめに/二 フィールドの時間、ホームの時間/三 フィールドでの異時間主義/四 フィールドにおける二つの時間モード/五 共時間的なやりとり/六 運命的瞬間 |
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第八章 暴力とその変貌 |
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一 はじめに/二 人類学の死角へ/三 文化人類学の暴力/四 儀礼という回路/五 儀礼的暴力の「野蛮さ」/六 コンタクト・ゾーンにおける暴力の変容/七 暴力の分類 |
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第九章 実用人類学の系譜 |
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一 はじめに/二 実用という視点/三 人類学の役割/四 フィールドとしての植民地/五 ローズ・リヴィングストン研究所/六 人類学者の孤立/七 研究・教育活動/八 その後のローズ・リヴィングストン研究所/九 植民地からアカデミアへ |
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第一〇章 探検と共同研究 |
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一 はじめに/二 探検と冒険/三 京都大学における探検の存続/四 今西錦司から梅棹忠夫へ/五 南洋探検/六 共同研究という方法 |
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補論1 トランザクショナリズムの限界と可能性 |
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一 はじめに/二 生い立ちと経歴/三 スワート社会の民族誌/四 スワート社会の指導力/五 構造機能主義への批判/六 スワート民族誌批判/七 エスニシティ論/八 創造力の人類学へ |
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補論2 場所の誘惑 |
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一 はじめに/二 文化批評を実践する/三 共鳴する場所と身体/四 神聖なる地球 |