書誌種別 |
児童図書 |
タイトル |
翻訳ってなんだろう? |
サブタイトル |
あの名作を訳してみる |
シリーズ名 |
ちくまプリマー新書 |
シリーズ番号 |
301 |
タイトルヨミ |
ホンヤク ッテ ナンダロウ |
サブタイトルヨミ |
アノ メイサク オ ヤクシテ ミル |
シリーズ名ヨミ |
チクマ プリマー シンショ |
シリーズ番号ヨミ |
301 |
人名 |
鴻巣 友季子/著
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人名ヨミ |
コウノス ユキコ |
出版者・発行者 |
筑摩書房
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出版者・発行者等ヨミ |
チクマ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2018.6 |
ページ数または枚数・巻数 |
205p |
大きさ |
18cm |
価格 |
¥820 |
ISBN |
978-4-480-68323-6 |
ISBN |
4-480-68323-6 |
注記 |
文献:p203〜205 |
分類記号 |
801.7
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件名 |
翻訳
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内容紹介 |
「赤毛のアン」「不思議の国のアリス」「高慢と偏見」「風と共に去りぬ」…。誰もが知っている名作を紙上で訳しながら、まったく新しい「翻訳読書」を教える。訳しにくいものワースト5なども紹介。 |
著者紹介 |
東京生まれ。翻訳家。著書に「全身翻訳家」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812221683 |
目次 |
序章 翻訳ってなんだろう? |
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翻訳ってなんだろう? 読書、批評、体験/英文和訳と翻訳の違いって?/より良い翻訳をするために/能動的に読むということ/“翻訳読書”のすすめ |
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第一章 モンゴメリ『赤毛のアン』-「小難しい言葉」を訳すと、「アンの屈折」がわかる |
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デコボコを均しすぎない/飲んだくれ? ほろ酔い?-アンの過去がのぞく言葉/ぶち壊したのか? 割ってしまったのか?/ムズカシイ言葉はかみ砕かなくていい(こともある) |
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第二章 ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』-「言葉遊び」を訳すと、「アリスのとまどい」がわかる |
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とまどいを訳す-アリスはチェシャ猫に会いたいの?/帽子屋とウサギが狂っているわけ/pigとfigのダジャレをどう訳す?/軽く予想を裏切る/混乱させつつ面白がらせる/章タイトルはどう訳す? |
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第三章 エミリー・ブロンテ『風が丘』-「人称代名詞」を替えると、「あの人のうっとうしさ」がわかる |
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人称代名詞とのつきあい方/訳文の世界観は出だしで決まる/想像と夢想のちがい/なにを書いて、なにを書かないか/ヒースクリフは「寡黙な男」という幻想 |
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第四章 エドガー・アラン・ポー『アッシャー家の崩壊』-「まわりくどい文体」を訳すと、「恐怖の源」がわかる |
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くねる文章の非効率につきあう/読者を安心させない/一瞬、見せておいて…/心理的なギャップ/主役はだれ? |
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第五章 サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』-「口癖」を訳すと、「ホールデン少年の孤独」がわかる |
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タイトルは「空耳」から/反抗する自己紹介/警戒、不安、孤独は口癖にあらわれる/なぜ言い切らないのか?/受け入れてくれるyou/語り手のハートと言葉の距離 |
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幕間 訳しにくいものワースト5-詩、ジョーク、言葉遊び、皮肉、悪態は、翻訳五大難関!? |
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中身が大事か、器が大事か、それが問題だ/定型がある方が訳すのがむずかしい?/ダジャレ、皮肉、悪態、これらも難題だ/作戦その1/作戦その2/作戦その3 |
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第六章 ジョージ・バーナード・ショー『ピグマリオン』-「完壁すぎる英語」を訳すと、「イライザの痛み」がわかる |
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花売り娘の言葉を訳すには!?/言葉の違いによる階級意識/目から鼻に抜けるような訳文を/気高い、哀しみの木霊 |
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第七章 ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』-「毛糸の色の違い」を訳すと、「まなざしの移ろい」がわかる |
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文体の特徴/語り手の特権/じょじょに「声」が強くなる/会話と地の文がくっつく/毛糸の色が変わる?/人は知っている色しか見えない |
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第八章 ジェイン・オースティン『高慢と偏見』-「紳士淑女の敬称」を訳すと、「ご近所さんの見栄」がわかる |
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あらゆる騒動の元にある「限嗣相続制」/登場人物たちは貴族じゃないの?/貴族・ジェントリーの称号と敬称/それ、ほめ言葉なの、嫌味なの?/出自、称号、お金、一番ものをいうのはどれ?/相手に言わせる話術/根底にある批評精神 |
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第九章 グレアム・グリーン『情事の終り』-「行間」を訳すと、「男たちの第二ラウンド」がわかる |
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行間の空気を読みとる/男同士のマウンティング/“いいかげん気づけよ”のas though/ひそやかな代名詞/反撃のand |
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第十章 マーガレット・ミッチェル『風と共に去りぬ』-「心の声」を訳すと、「ボケとツッコミの構造」がわかる |
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語り手が登場人物と一体化する/いちばん訳しにくい「過去のなかの未来」/sheは「彼女」ではない/ボケとツッコミの波を乗りこなそう/ジレンマとうつろな心 |
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あとがき |
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講師訳例 |
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参考文献リスト |