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書誌情報サマリ

タイトル

形式語研究の現在

人名 藤田 保幸/編
人名ヨミ フジタ ヤスユキ
出版者・発行者 和泉書院
出版年月 2018.5


書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

書誌種別 図書
タイトル 形式語研究の現在
シリーズ名 研究叢書
シリーズ番号 499
タイトルヨミ ケイシキゴ ケンキュウ ノ ゲンザイ
シリーズ名ヨミ ケンキュウ ソウショ
シリーズ番号ヨミ 499
人名 藤田 保幸/編   山崎 誠/編
人名ヨミ フジタ ヤスユキ ヤマザキ マコト
出版者・発行者 和泉書院
出版者・発行者等ヨミ イズミ ショイン
出版地・発行地 大阪
出版・発行年月 2018.5
ページ数または枚数・巻数 8,593p
大きさ 22cm
価格 ¥13000
ISBN 978-4-7576-0876-4
ISBN 4-7576-0876-4
注記 方言の形式語関係文献目録 小西いずみ編:p577〜589
分類記号 815.04
件名 日本語-文法
内容紹介 日本語の多様な表現性を支える複合辞等の「形式語」に関する研究成果をまとめる。形式語(転成形式)を対象とした、現代日本語文法・コーパス言語学など様々な立場からの論文28編を収録。方言の形式語関係文献目録も掲載。
著者紹介 龍谷大学文学部教授。博士(文学)。
言語区分 JPN
タイトルコード 1009812220123



目次


内容細目

古代語における形式用言を用いた複合辞とその用例   3-20
小田 勝/著
中古語の複合辞ニソヘテについて   21-39
辻本 桜介/著
近世における副詞「なんと」の働きかけ用法   感動詞化の観点から   41-55
深津 周太/著
逆接確定辞を含む<接続詞>の歴史   57-74
矢島 正浩/著
「頃」の用法と歴史的変化   現代語・中古語を中心に   75-102
岡崎 友子/著
明治・大正期のニオケル   連体タイプと非連体タイプの消長   103-122
三井 正孝/著
「(だ)からこそ」「(だ)からといって」「(だ)からか」について   123-150
馬場 俊臣/著
経緯を表す「〜というので」という言い方について   151-174
藤田 保幸/著
比例関係を表す形式語の表現   「につれて」「ほど」「だけ」「すればするほど」などをめぐって   175-198
森山 卓郎/著
「分」の副詞用法と名詞用法   199-214
江口 正/著
<対立>と<並立>   「取り立て」の体系構築をめざして   215-234
藪崎 淳子/著
使役動詞「V-(サ)セル」の状態詞化   使役動詞性の希薄化のひとつの類   235-253
早津 恵美子/著
性質・状態・動作を表す名詞述語文の「連体型」と「単独・連用型」   「文末名詞文」の解消   255-278
丹羽 哲也/著
複合辞の「ものだ」と「ことだ」について   形式語としての「もの」「こと」の観点から   279-297
高橋 雄一/著
分析的な表現手段の存在意義   可能性の形式をめぐって   299-317
宮崎 和人/著
現代日本語における「動詞+<其他否定>表現」構文の実態   319-335
茂木 俊伸/著
時代小説におけるノデアッタ・ノダッタ   337-355
揚妻 祐樹/著
「〜テございます」の使用傾向の推移   「〜テある」「〜テいる」との対応関係に注目して   357-376
服部 匡/著
国会会議録における質問終了場面の敬語   377-394
森 勇太/著
形態論的特徴から見た複合辞   『現代日本語書き言葉均衡コーパス』の形態論情報を利用して   395-406
山崎 誠/著
西日本方言における「と言う」条件形の提題用法   富山県砺波方言の「ユータラ」と広島県三次方言の「イヤー」   407-425
小西 いずみ/著
関西方言の知識共有化要求表現の地域差   ンヤンカ類のバリエーションの発生メカニズム   427-442
日高 水穂/著
関西方言における名詞・形容動詞述語否定形式   ヤナイ・ヤアラヘン・トチガウの諸用法   443-462
松丸 真大/著
形式語と虚辞   463-477
山東 功/著
中級以降で指導が必要なテシマウの用法について   学習者と母語話者の使用状況調査に基づく考察   479-499
砂川 有里子/著
形式名詞「つもり」と意志表現   中国語と対照して   501-514
中畠 孝幸/著
日本語における単一格助詞「に」を伴う複合格助詞とそれに対応する朝鮮語の表現について   対照言語学からのアプローチ   515-559
塚本 秀樹/著
日本語系クレオール語(Yilan Creole)の形式動詞・覚書   561-573
真田 信治/著

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