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資料の状態
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No. |
資料番号 |
資料種別 |
請求記号 |
配架場所 |
状態 |
貸出
|
1 |
0014449078 | 図書一般 | 910.263/キム18/ | 1F人文 | 貸出可 |
○ |
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書誌情報サマリ
タイトル |
小説と<歴史的時間>
|
人名 |
金 ヨンロン/著
|
人名ヨミ |
キム ヨンロン |
出版者・発行者 |
世織書房
|
出版年月 |
2018.2 |
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
書誌種別 |
図書 |
タイトル |
小説と<歴史的時間> |
サブタイトル |
井伏鱒二・中野重治・小林多喜二・太宰治 |
タイトルヨミ |
ショウセツ ト レキシテキ ジカン |
サブタイトルヨミ |
イブセ マスジ ナカノ シゲハル コバヤシ タキジ ダザイ オサム |
人名 |
金 ヨンロン/著
|
人名ヨミ |
キム ヨンロン |
出版者・発行者 |
世織書房
|
出版者・発行者等ヨミ |
セオリ ショボウ |
出版地・発行地 |
横浜 |
出版・発行年月 |
2018.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
9,300,6p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3400 |
ISBN |
978-4-902163-96-4 |
ISBN |
4-902163-96-4 |
注記 |
汚れあり(小口) |
注記 |
文献:p285〜295 |
分類記号 |
910.263
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件名 |
小説(日本)-歴史
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内容紹介 |
井伏文学における<循環的時間>から召喚される<歴史的時間>、「15年戦争」の最中に書かれた小説の、空所をめぐって露わになる<歴史的時間>…。近代日本の小説の表現方法から<歴史的時間>を見出す試み。 |
言語区分 |
zzz |
タイトルコード |
1009812194972 |
目次 |
序章 小説、時間、歴史 |
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1 方法論の現在/2 「同時代のコンテクスト」という陥穽/3 バフチンと「歴史的時間」/4 概念の整備(1)-国民国家の観点から/5 概念の整備(2)-読者の観点から/6 <歴史的時間>の導入と実践に際して/7 本書の構成 |
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第Ⅰ部 <歴史的時間>を召喚する<循環的時間> |
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第1章 小説が書き直される間 |
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1 改稿はいかに捉えられてきたか/2 「幽閉」から「山椒魚」へ/3 「山椒魚」と<歴史的時間>/4 閉ざされていく「幽閉」の可能性/5 改稿と<歴史的時間> |
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第2章 「私」を拘束する時間 |
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1 「現実」をめぐる論争史/2 作中人物であると同時に書き手である「私」/3 作中人物を拘束する時間/4 書き手を拘束する時間/5 「谷間」の構造と<歴史的時聞>/6 「谷間」が達成したもの |
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第3章 持続可能な抵抗が模索される時間 |
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1 二人の作者、二つの作品/2 小林多喜二「蟹工船」の研究史/3 「身体」に基づいた<集団>へ/4 「蟹工船」における戦略としての<集団>/5 井伏鱒二「炭鉱地帯病院-その訪問記-」の研究史/6 「訪問記」における「私達」の戦略/7 一九二九年、「×され」ないために |
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第4章 アレゴリーを読む時間 |
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1 「アレゴリー」としての「洪水前後」/2 「洪水前後」の文体的特徴/3 パロディとしての文体/4 歴史的意味が捨象される過程/5 「アレゴリー」と<歴史的時間> |
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第Ⅱ部 小説の空所と<歴史的時間> |
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第5章 ××を書く、読む時間 |
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1 『党生活者』研究史の問題/2 「××」を書く/3 「××」を読む/4 一九三三年と「××」/5 『党生活者』が要求するもの |
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第6章 小説の書けぬ時間 |
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1 「小説の書けぬ小説家」の位置/2 治安維持法体制の状況と転向五部作における伏字内容/3 同時代批評における伏字をめぐる認識/4 伏字問題と「小説の書けぬ小説家」の方法/5 治安維持法体制と小説の方法/6 いま、「小説の書けぬ小説家」が待っている読者 |
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第7章 疑惑を生み出す再読の時間 |
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1 『新ハムレット』に「政治的な意味」はあるのか/2 再読を促す小説/3 再読と「疑惑」/4 増幅する「疑惑」/5 一九四一年と<疑惑>/6 一九四七年と過去の再読 |
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第8章 占領地を流れる時間 |
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1 <歴史的時間>における「花の町」の評価/2 占領地の時間を断絶させる<あの日>/3 <あの日>以前を取り戻す/4 日付をもった記録という方法/5 新聞小説としての「花の町」の可能性 |
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第Ⅲ部 <断絶的時間>に対抗する<連続的時間> |
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第9章 <断絶>と<連続>のせめぎ合い |
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1 『パンドラの匣』における「連続」と「断絶」の問題/2 「あの日」を描く/3 「新しい日本」をめざす/4 「古」さに回帰する「新し」さ/5 再び「あの日」へ/6 『パンドラの匣』と<歴史的時間> |
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第10章 語ることが「噓」になる時間 |
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1 「女の噓」を問い直す/2 「噓」の構造と問題設定/3 暴露される語りの「噓」/4 語ることへの欲望と<歴史的時間>/5 戦後日本、語るという「噓」の連鎖/6 「噓」の時空間 |
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第11章 いま、「少しもわからない」小説 |
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1 「少しもわからない」テクスト/2 テクストに配置された記号/3 読者の再現(1)-記号のコンテクスト/4 読者の再現(2)-記号の意味化/5 作者の顕現/6 しかし、「少しもわからない」 |
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第12章 革命の可能性が問われる時間 |
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1 『斜陽』の「母」をめぐって/2 『冬の花火』と<歴史的時間>/3 『斜陽』と<歴史的時間>/4 『冬の花火』から『斜陽』へ/5 革命の可能性と未来 |
|
終章 <歴史的時間>の獲得としての読書 |
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1 私(読者)の時間(歴史)認識を露わにする過程/2 過去の未来としての現在-新たな<あの日>をめぐって |
目次
内容細目
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