書誌種別 |
図書 |
タイトル |
生命倫理・医事法 |
タイトルヨミ |
セイメイ リンリ イジホウ |
人名 |
塚田 敬義/編
前田 和彦/編
塚田 敬義/[ほか]著
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人名ヨミ |
ツカタ ユキヨシ マエダ カズヒコ ツカタ ユキヨシ |
版次 |
改訂版 |
出版者・発行者 |
医療科学社
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出版者・発行者等ヨミ |
イリョウ カガクシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2018.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
14,303p |
大きさ |
26cm |
価格 |
¥3300 |
ISBN |
978-4-86003-497-9 |
ISBN |
4-86003-497-9 |
分類記号 |
490.15
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件名 |
生命倫理
/
医療-法令
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内容紹介 |
医学医療・生命科学研究に従事する初学者を対象に、近年その学術的意義が評価され、国家試験出題基準に採用された、生命倫理(バイオエシックス)および医事法の学問的背景を多角的に解説する。大幅に加筆した改訂版。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812193074 |
目次 |
第1章 生命倫理概論 |
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1 古代における医師の責任と倫理/2 ナチス・ドイツ/3 大日本帝国/4 現代における生命倫理の視点 |
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第2章 生命倫理理論 |
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1 本章の目的と概要/2 倫理理論/3 生命倫理学の成立の契機-人体実験での被験者保護/4 「米国型四原則」と「欧州型四原則」/5 まとめ |
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第3章 インフォームド・コンセントの法理 |
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1 はじめに/2 インフォームド・コンセントの定義/3 海外のインフォームド・コンセントの法理の確立までの歴史的背景(臨床の場面)/4 患者の権利の確立/5 日本における裁判例と法的な視点/6 インフォームド・コンセントを上手く使いこなすために/7 本章のまとめ |
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第4章 生殖技術 |
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1 はじめに/2 人工授精/3 体外受精/4 代理懐胎/5 出生前診断・着床前診断/6 ロングフルバース訴訟・ロングフルライフ訴訟/7 人工妊娠中絶 |
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第5章 ヒトゲノム解析と医療への応用をめぐる倫理的課題 |
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1 はじめに/2 優生学の歴史から/3 ヒトのゲノム解読と倫理的法的社会的課題(ELSI)/4 ELSIプログラムが与えた影響/5 個人情報保護法/6 ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針(ゲノム指針)/7 遺伝学的検査に関するガイドライン/8 簡便化する出生前遺伝学的検査とどう向き合うか? |
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第6章 脳死・臓器移植の問題 |
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1 心臓移植と脳死/2 脳死とは何か/3 脳死の判定基準/4 改正臓器移植法<平成21年7月17日法律第83号>/5 臓器摘出の流れ |
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第7章 終末期をめぐる問題 |
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1 はじめに/2 安楽死・尊厳死の分類/3 海外の尊厳死をめぐる議論から/4 海外の安楽死合法化の取り組みから/5 日本における安楽死・尊厳死をめぐる事件等/6 国内での前向きな取り組み/7 本章のまとめ-安楽死・尊厳死と緩和医療にみる看取りの医療との関係性- |
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第8章 ケアする者の倫理 |
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1 はじめに/2 看護師の職能的確立と看護倫理の広がり/3 倫理的な看護実践を確立するための方略/4 看護倫理の基盤となる重要概念/5 看護倫理を実践するために |
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第9章 胎児・小児をめぐる諸問題 |
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1 はじめに/2 子どもの権利とは/3 社会的弱者の保護/4 子どもの自律性と意思決定/5 代行判断(代諾)/6 医療ネグレクト/7 胎児の社会的地位と医療技術の進歩/8 今後の課題 |
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第10章 広義の生命倫理 |
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1 生命倫理学の関心領域の広がり/2 環境の倫理/3 動物の倫理/4 研究の倫理 |
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第11章 特別な配慮を要する医療 |
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1 「特別な配慮を要する医療」とは/2 受診/3 治療/4 医療費 |
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第12章 医療制度 |
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1 医療制度の構成要素/2 わが国の医療制度の特徴/3 医療制度の国際比較/4 医療制度の改革 |
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第13章 医療経済 |
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1 はじめに/2 医療経済と生命倫理(医療資源の配分論)/3 医療に必要な財源の確保と配分の問題/4 医療への接近性(アクセス)の問題/5 医療の供給の問題(量的側面)/6 医療の質に関する問題/7 まとめとして-医療資源の配分に係る倫理的問題 |
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第14章 医事法序論 |
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1 医事法序論-衛生法規から生命倫理まで-/2 医療契約/3 医療過誤/4 医療のリスクマネジメント |
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第15章 医師の権限と保険診療 |
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1 医師の権限/2 保険診療 |
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第16章 薬事制度と薬害 |
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1 薬害から見た医薬品等の恩恵と被害/2 おわりに |
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第17章 コミュニケーション論 |
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1 なぜ、臨床倫理の場でコミュニケーションか/2 コミュニケーション技能をOSCEで評価する/3 医療現場で求められるコミュニケーション技能 |
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第18章 医療情報の取り扱いと個人情報の保護 |
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1 個人情報保護に関する社会の変化について/2 スチューデントドクターが医行為をする場面を念頭に、医療情報の取り扱いと個人情報の保護について/3 コンピュータ・ウィルスとその脅威について/4 電子カルテシステムの安全な利用方法と診療情報等の取得・利用・提供等の手続きについて/5 おわりに |