書誌種別 |
児童図書 |
タイトル |
ゴロ合わせマンガ百人一首 |
サブタイトル |
キミもかるた取り名人! |
タイトルヨミ |
ゴロアワセ マンガ ヒャクニン イッシュ |
サブタイトルヨミ |
キミ モ カルタトリ メイジン |
人名 |
吉海 直人/監修
造事務所/編著
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人名ヨミ |
ヨシカイ ナオト ゾウ ジムショ |
出版者・発行者 |
実務教育出版
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出版者・発行者等ヨミ |
ジツム キョウイク シュッパン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2017.12 |
ページ数または枚数・巻数 |
221p |
大きさ |
19cm |
価格 |
¥1300 |
ISBN |
978-4-7889-1450-6 |
ISBN |
4-7889-1450-6 |
分類記号 |
798
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件名 |
百人一首
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内容紹介 |
百人一首が簡単に覚えられるよう、上の句の冒頭と下の句の冒頭を組み合わせた楽しいフレーズの「ゴロ暗記」で紹介。取り札、和歌のイメージをとらえたイラストや写真も掲載し、和歌がよまれた背景や、言葉の意味等も解説する。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812172676 |
目次 |
この本の3つのポイント |
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はじめに ゴロ暗記で平安時代の文化を感じよう |
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この本の使い方 |
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和歌の覚え方 |
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1 秋の田のかりほの庵の苫をあらみ 我が衣手は露に濡れつつ |
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2 春過ぎて夏来にけらし白妙の 衣ほすてふ天の香具山 |
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3 あしびきの山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜をひとりかも寝む |
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4 田子の浦にうち出でて見れば白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ |
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5 奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿の 声聞くときぞ秋はかなしき |
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6 かささぎの渡せる橋に置く霜の 白きを見れば夜ぞ更けにける |
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7 天の原ふりさけ見れば春日なる 三笠の山に出でし月かも |
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8 我が庵は都のたつみしかぞ住む 世をうぢ山と人はいふなり |
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9 花の色は移りにけりないたづらに わが身世にふるながめせし間に |
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10 これやこの行くも帰るも別れては 知るも知らぬも逢坂の関 |
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11 わたの原八十島かけてこぎ出でぬと 人には告げよあまのつり舟 |
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12 天つ風雲の通ひ路吹きとぢよ をとめの姿しばしとどめむ |
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13 筑波嶺の峰より落つるみなの川 恋ぞつもりて淵となりぬる |
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14 陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑに 乱れそめにし我ならなくに |
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15 君がため春の野に出でて若菜つむ わが衣手に雪は降りつつ |
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16 立ち別れいなばの山の峰に生ふる まつとし聞かば今帰り来む |
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17 ちはやぶる神代も聞かず龍田川 からくれなゐに水くくるとは |
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18 住の江の岸に寄る波よるさへや 夢の通ひ路人目よくらむ |
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19 難波潟短き葦のふしの間も 逢はでこの世を過ぐしてよとや |
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20 わびぬれば今はた同じ難波なる みをつくしても逢はむとぞ思ふ |
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21 今来むと言ひしばかりに長月の 有明けの月を待ち出でつるかな |
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22 吹くからに秋の草木のしをるれば むべ山風を嵐といふらむ |
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23 月見ればちぢに物こそかなしけれ わが身ひとつの秋にはあらねど |
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24 このたびはぬさもとりあへず手向山 紅葉の錦神のまにまに |
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25 名にし負はば逢坂山のさねかづら 人に知られでくるよしもがな |
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26 小倉山峰の紅葉葉心あらば 今ひとたびのみゆき待たなむ |
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27 みかの原わきて流るるいづみ川 いつ見きとてか恋しかるらむ |
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28 山里は冬ぞさびしさまさりける 人めも草もかれぬと思へば |
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29 心あてに折らばや折らむ初霜の 置きまどはせる白菊の花 |
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30 有明のつれなく見えし別れより 暁ばかり憂きものはなし |
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31 朝ぼらけ有明の月と見るまでに 吉野の里に降れる白雪 |
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32 山川に風のかけたるしがらみは 流れもあへぬ紅葉なりけり |
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33 ひさかたの光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ |
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34 誰をかも知る人にせむ高砂の 松も昔の友ならなくに |
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35 人はいさ心も知らずふるさとは 花ぞ昔の香ににほひける |
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36 夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを 雲のいづこに月宿るらむ |
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37 白露に風の吹きしく秋の野は つらぬきとめぬ玉ぞ散りける |
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38 忘らるる身をば思はず誓ひてし 人の命の惜しくもあるかな |
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39 浅茅生の小野の篠原忍ぶれど あまりてなどか人の恋しき |
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40 忍ぶれど色に出でにけりわが恋は ものや思ふと人の問ふまで |
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41 恋すてふわが名はまだき立ちにけり 人知れずこそ思ひそめしか |
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42 契りきなかたみに袖をしぼりつつ 末の松山波越さじとは |
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43 逢ひ見ての後の心にくらぶれば 昔はものを思はざりけり |
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44 逢ふことの絶えてしなくはなかなかに 人をも身をも恨みざらまし |
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45 あはれとも言ふべき人は思ほえで 身のいたづらになりぬべきかな |
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46 由良の門を渡る舟人かぢを絶え 行方も知らぬ恋の道かな |
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47 八重むぐら茂れる宿のさびしきに 人こそ見えね秋は来にけり |
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48 風をいたみ岩うつ波のおのれのみ くだけてものを思ふころかな |
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49 みかきもり衛士のたく火の夜は燃え 昼は消えつつものをこそ思へ |
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50 君がため惜しからざりし命さへ 長くもがなと思ひけるかな |
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51 かくとだにえやはいぶきのさしも草 さしも知らじな燃ゆる思ひを |
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52 明けぬれば暮るるものとは知りながら なほ恨めしき朝ぼらけかな |
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53 嘆きつつひとり寝る夜の明くる間は いかに久しきものとかは知る |
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54 忘れじの行く末まではかたければ 今日を限りの命ともがな |
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55 滝の音は絶えて久しくなりぬれど 名こそ流れてなほ聞こえけれ |
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56 あらざらむこの世のほかの思ひ出に いまひとたびの逢ふこともがな |
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57 めぐり逢ひて見しやそれともわかぬ間に 雲がくれにし夜半の月かな |
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58 有馬山猪名の笹原風吹けば いでそよ人を忘れやはする |
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59 やすらはで寝なましものを小夜ふけて かたぶくまでの月を見しかな |
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60 大江山いく野の道の遠ければ まだふみもみず天の橋立 |
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61 いにしへの奈良の都の八重桜 けふ九重ににほひぬるかな |
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62 夜をこめて鳥の空音ははかるとも よに逢坂の関はゆるさじ |
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63 今はただ思ひ絶えなむとばかりを 人づてならで言ふよしもがな |
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64 朝ぼらけ宇治の川霧たえだえに あらはれわたる瀬々の網代木 |
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65 恨みわびほさぬ袖だにあるものを 恋に朽ちなむ名こそ惜しけれ |
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66 もろともにあはれと思へ山桜 花よりほかに知る人もなし |
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67 春の夜の夢ばかりなる手枕に かひなく立たむ名こそ惜しけれ |
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68 心にもあらでうき世にながらへば 恋しかるべき夜半の月かな |
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69 嵐吹く三室の山のもみぢ葉は 龍田の川の錦なりけり |
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70 さびしさに宿を立ち出でてながむれば いづこも同じ秋の夕暮れ |
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71 夕されば門田の稲葉おとづれて 葦のまろ屋に秋風ぞ吹く |
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72 音に聞く高師の浜のあだ波は かけじや袖のぬれもこそすれ |
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73 高砂の尾の上の桜咲きにけり 外山の霞立たずもあらなむ |
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74 憂かりける人を初瀬の山おろしよ はげしかれとは祈らぬものを |
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75 契りおきしさせもが露を命にて あはれ今年の秋もいぬめり |
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76 わたの原こぎ出でて見ればひさかたの 雲居にまがふ沖つ白波 |
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77 瀬をはやみ岩にせかるる滝川の われても末に逢はむとぞ思ふ |
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78 淡路島かよふ千鳥の鳴く声に 幾夜寝ざめぬ須磨の関守 |
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79 秋風にたなびく雲の絶え間より もれ出づる月の影のさやけさ |
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80 長からむ心も知らず黒髪の 乱れて今朝はものをこそ思へ |
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81 ほととぎす鳴きつる方をながむれば ただ有明けの月ぞ残れる |
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82 思ひわびさても命はあるものを 憂きにたへぬは涙なりけり |
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83 世の中よ道こそなけれ思ひ入る 山の奥にも鹿ぞ鳴くなる |
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84 長らへばまたこのごろやしのばれむ 憂しと見し世ぞ今は恋しき |
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85 夜もすがら物思ふころは明けやらで 閨のひまさへつれなかりけり |
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86 嘆けとて月やは物を思はする かこち顔なるわが涙かな |
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87 村雨の露もまだ干ぬ槇の葉に 霧立ちのぼる秋の夕暮れ |
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88 難波江の葦のかりねのひとよゆゑ みをつくしてや恋ひわたるべき |
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89 玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば 忍ぶることの弱りもぞする |
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90 見せばやな雄島の海人の袖だにも ぬれにぞぬれし色は変はらず |
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91 きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに 衣かたしきひとりかも寝む |
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92 わが袖は潮干に見えぬ沖の石の 人こそ知らね乾く間もなし |
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93 世の中は常にもがもな渚こぐ 海人の小舟の綱手かなしも |
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94 み吉野の山の秋風さ夜更けて ふるさと寒く衣打つなり |
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95 おほけなくうき世の民におほふかな わが立つ杣にすみぞめの袖 |
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96 花さそふ嵐の庭の雪ならで ふりゆくものはわが身なりけり/97 来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに 焼くや藻塩の身も焦がれつつ/98 風そよぐならの小川の夕暮れは 禊ぞ夏のしるしなりける/99 人もをし人も恨めしあぢきなく 世を思ふゆゑに物思ふ身は/100 ももしきや古き軒端のしのぶにも なほあまりある昔なりけり/かるたの遊び方/決まり字表 |