書誌種別 |
図書 |
タイトル |
ディラック量子力学 |
タイトルヨミ |
ディラック リョウシ リキガク |
人名 |
P.A.M.ディラック/[著]
朝永 振一郎/共訳
玉木 英彦/共訳
木庭 二郎/共訳
大塚 益比古/共訳
伊藤 大介/共訳
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人名ヨミ |
P A M ディラック トモナガ シンイチロウ タマキ ヒデヒコ コバ ジロウ オオツカ マスヒコ イトウ ダイスケ |
出版者・発行者 |
岩波書店
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出版者・発行者等ヨミ |
イワナミ ショテン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2017.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
20,449p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥7800 |
ISBN |
978-4-00-006151-3 |
ISBN |
4-00-006151-3 |
注記 |
原タイトル:The principles of quantum mechanics 原著第4版改訂版の翻訳 |
分類記号 |
421.3
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件名 |
量子力学
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内容紹介 |
量子力学の創設者であるディラックが著した世界的に著名な教科書を、朝永振一郎をはじめとする第一線の研究者たちが翻訳。原著にはない「近似的な解き方」も収録する。 |
著者紹介 |
1902〜84年。英国生まれ。ブリストル大学で電気工学、ケンブリッジ大学で物理学を学ぶ。33年シュレーディンガーと共にノーベル物理学賞受賞。ケンブリッジ大学のルーカス職等を務めた。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812168833 |
目次 |
Ⅰ 重ね合わせの原理 |
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1 量子論の必要/2 光子のかたより/3 光子の干渉/4 重ね合わせと不確定の性質/5 重ね合わせの原理の数学的な定式化/6 ブラ・ベクトルとケット・ベクトル |
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Ⅱ 力学変数とオブザーバブル |
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7 1次演算子/8 共役の関係/9 固有値と固有ベクトル/10 オブザーバブル/11 オブザーバブルの関数/12 一般の物理的な解釈/13 交換できる性質と両立できる性質 |
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Ⅲ 表示 |
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14 基礎ベクトル/15 δ関数/16 基礎ベクトルのいろいろな性質/17 1次演算子の表示/18 確率振幅/19 オブザーバブルの関数についての定理/20 記号の拡張 |
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Ⅳ 量子条件 |
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21 ポアッソンの括弧/22 シュレーディンガーの表示/23 運動量による表示/24 ハイゼンベルクの不確定性の原理/25 ずれの演算子/26 ユニタリー変換 |
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Ⅴ 運動方程式 |
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27 シュレーディンガーの形の運動方程式/28 ハイゼンベルクの形の運動方程式/29 定常状態/30 自由な粒子/31 波束の運動/32 作用原理/33 ギッブスの集合 |
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Ⅵ やさしい応用 |
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34 調和振動子/35 角運動量/36 角運動量の性質/37 電子のスピン/38 中心力の場の中の運動/39 水素原子のエネルギー準位/40 選択の規則/41 水素原子のゼーマン効果 |
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Ⅶ 摂動論 |
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42 一般的な注意/43 摂動によって生じたエネルギー準位の変化/44 遷移の原因と考えた摂動/45 輻射への応用/46 時間に無関係な摂動による遷移/47 異常ゼーマン効果 |
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Ⅷ 衝突の問題 |
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48 一般の注意/49 散乱の係数/50 運動量による表示を用いた解/51 分散散乱/52 共鳴散乱/53 放出と吸収 |
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Ⅸ 同じ種類の粒子をいくつか含む体系 |
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54 対称な状態と反対称な状態/55 力学変数としての置換/56 運動の定数としての置換/57 エネルギー準位の決定/58 電子への応用 |
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Ⅹ 輻射の理論 |
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59 ボソンの集まり/60 ボソンと振動子とを結びつける関係/61 ボソンの放出と吸収/62 光子への応用/63 光子と原子との間の相互作用のエネルギー/64 輻射の放出,吸収,および散乱/65 フェルミオンの集まり |
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ⅩⅠ 電子の相対論的な理論 |
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66 1個の粒子の相対論的な取り扱い/67 電子に対する波動方程式/68 ローレンツ変換の際の不変性/69 1個の自由な電子の運動/70 スピンの存在/71 極座標に移ること/72 水素のエネルギー準位の微細構造/73 陽電子の理論 |
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ⅩⅡ 量子電気力学 |
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74 物質が存在しない場合の電磁場/75 量子条件の相対論的な形/76 一つの時刻における力学変数/77 付加条件/78 電子および陽電子自身について/79 相互作用/80 物理的変数/81 解釈/82 応用 |