書誌種別 |
図書 |
タイトル |
国際通貨体制の動向 |
タイトルヨミ |
コクサイ ツウカ タイセイ ノ ドウコウ |
人名 |
奥田 宏司/著
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人名ヨミ |
オクダ ヒロシ |
出版者・発行者 |
日本経済評論社
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出版者・発行者等ヨミ |
ニホン ケイザイ ヒョウロンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2017.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,412p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥6400 |
ISBN |
978-4-8188-2479-9 |
ISBN |
4-8188-2479-9 |
分類記号 |
338.97
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件名 |
国際通貨
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内容紹介 |
2010年〜2016年の現代国際通貨体制の動向を分析。リーマン・ショック後のドル体制、ギリシャ危機後のユーロ体制の動向を明らかにし、人民元の国際化、アベノミクス下の円相場、対内外投資の諸相を探求する。 |
著者紹介 |
1947年京都市生まれ。京都大学経済学研究科博士課程単位取得退学。立命館大学名誉教授。経済学博士。著書に「日本の国際金融とドル・円」「両大戦間期のポンドとドル」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812165550 |
目次 |
第1章 外国為替市場における主要通貨の地位 |
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1.2016年4月の世界の外国為替取引/2.イギリス市場とアメリカ市場/3.イギリス以外のヨーロッパ諸市場の取引/4.アジア,環太平洋地域の諸市場の取引/5.まとめ |
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第2章 アメリカ国際収支構造の変遷と対米ファイナンス |
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1.アメリカ国際収支構造の変遷/2.オイルマネー,中国の外貨準備と地域別国際収支/3.ドル体制と対米ファイナンスをめぐって |
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第3章 グローバル・インバランス論と対米ファイナンス |
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1.グローバル・インバランス論/2.対米ファイナンスにおける日本と中国のちがい/3.2000年以降の米経常赤字と中国の対米ファイナンス/4.リーマン・ショック後のドル準備保有リスクと中国の反応 |
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第4章 アメリカの量的金融緩和政策と国際信用連鎖 |
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1.リーマン・ショック以後の財政政策と量的緩和政策/2.リーマン・ショック以後の新たな国際信用連鎖の形成/3.アメリカの経常収支赤字と対外投資/4.まとめ |
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第5章 オイルマネー,ドル準備の減少と対米ファイナンス |
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1.アメリカにおける過剰資金と原油価格の連関/2.中国の経済減速と外貨準備の減少/3.アメリカへの資金流入の減少と米経常赤字のファイナンス/4.2015,16年のアメリカ国際収支の「概念上の区分」 |
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第6章 南欧危機とユーロ体制の現実 |
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1.ユーロ通貨統合とインバランス要因の形成/2.ユーロの決済機構とTARGET Balances/3.ギリシャ危機の展開と銀行等および中銀のバランスシート/4.南欧危機とユーロ体制の現実:まとめに代えて |
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第7章 人民元の「管理された国際化」 |
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1.香港での人民元取引/2.人民元の香港相場と上海相場/3.対内外長期資本取引の規制緩和/4.人民元の「管理された国際化」:まとめに代えて |
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第8章 2005-07年の日本の国際収支構造 |
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1.2005年から07年までの日本の経常収支/2.2006年,07年の投資収支の諸特徴/3.国際収支の各項目の通貨区分と為替需給 |
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第9章 2013年の日本の国際収支構造と為替需給 |
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1.経常収支の通貨区分/2.2013年上半期の投資収支の通貨区分と為替需給/3.2013年下半期の投資収支の通貨区分と為替需給/4.むすび |
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第10章 国際収支の通貨区分と為替需給の分析の意義 |
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1.国際収支表と非銀行部門の為替取引/2.国際諸取引と銀行の為替調整取引/3.小結と残った論点についての説明 |
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第11章 量的・質的金融緩和政策と為替相場,対外投資 |
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1.2013年からの物価上昇,為替相場/2.為替相場を左右する諸要因と国際収支動向/3.日銀による多額の国債等の購入とその諸結果/補論Ⅰ 「リフレ派」の主張の変遷/補論Ⅱ 財政赤字とマネーストック |