書誌種別 |
図書 |
タイトル |
ハイデガーとともに、ハイデガーに抗して |
サブタイトル |
無意味な世界における意味の誕生 |
タイトルヨミ |
ハイデガー ト トモ ニ ハイデガー ニ コウシテ |
サブタイトルヨミ |
ムイミ ナ セカイ ニ オケル イミ ノ タンジョウ |
人名 |
後藤 嘉也/著
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人名ヨミ |
ゴトウ ヨシヤ |
出版者・発行者 |
晃洋書房
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出版者・発行者等ヨミ |
コウヨウ ショボウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2017.9 |
ページ数または枚数・巻数 |
21,248,6p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-7710-2901-9 |
ISBN |
4-7710-2901-9 |
分類記号 |
134.96
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件名 |
Heidegger Martin
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件名 |
ハイデッガー マルティン
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内容紹介 |
生きているということは、どういうことなのか-。存在することの意味と無意味、無意味な世界における意味の誕生、死すべき人々の公共空間などをめぐって、ハイデガー、ニーチェ、デリダらの思考と共に考えた論文集。 |
著者紹介 |
1953年山形県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得退学。博士(文学)東北大学。北海道教育大学教授。著書に「ハイデガーにおける循環と転回」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812150139 |
目次 |
序章 起点:総かり立て体制 |
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一 総かり立て体制/二 危険と転回/三 放下した平静さと四方界という世界/四 死すべき人々 |
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第Ⅰ部 ノーと言いつづける |
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第一章 解体する現象学 |
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一 生という根源現象/二 生とその歴史を現象学的に解体する/三 アプリオリ問題群と体験問題群を解体する/四 存在することと言語、または直観と表現/五 死んだ生から死を生きる生へ |
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第二章 懐疑 |
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一 懐疑主義の源流と近代におけるその波及/二 生きられる世界という仄明るい場所/三 現を存在することの回避/四 他の歓待と懐疑主義のよみがえり |
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第Ⅱ部 無意味な世界における意味の誕生 |
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第三章 意味付与という病 |
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一 存在者の存在は人間の像に似せて定立される/二 大地・地球の支配をめぐる闘争/三 失われた意味をもとめて/四 他に属するものを与える |
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第四章 無意味な自然における意味の誕生 |
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一 存在することの無記性と人間中心主義的な補償/二 (脱)人間中心主義の諸相/三 存在者が存在するという歴史的運命への応答/四 無意味な自然における意味の誕生 |
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第Ⅲ部 死すべき人々の公共空間 |
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第五章 死すべき人々の単独性と複数性 |
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一 世界の不滅性と死の想い/二 公共性・公開性/三 市民的公共性の潜勢力/四 死すべき他者の侵入/五 自他の非対称性/六 生と死の贈与/七 合意形成という同一化への反転/八 複数の人々の統一なき統一/九 公共空間の可滅性 |
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第六章 アレーテイアから死すべき人々の公共空間へ |
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一 ギリシャ的、ドイツ的/二 アレーテイア、明るむ場/三 ポリスという明るむ場/四 死すべき人々の公共空間/五 自分とは絶対的に異なる他者の歓待 |
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第七章 到来しつつある世界、または絆を欠いた共同体 |
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一 自己定立と他の優位/二 自他の関係を成立させるエレメントとしての世界/三 世界の調和と否定性の否認/四 到来しつつある世界 |
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第Ⅳ部 世界が四方界として世界となる |
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第八章 ものがものとなる |
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一 存在するものをありのままのものであらしめる/二 有用性と信頼性/三 役立たないものへの感受性/四 四方界/五 神々の逃亡/六 ものと他者 |
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第九章 天と地のあいだに、死すべき人々の一人として |
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一 善悪とその彼岸/二 善悪の彼岸からの帰還/三 地上に尺度はあるか/四 天と地のあいだに、死すべき人々の一人として/五 海と空のあいだに/六 神の死後における神の出現 |
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第一〇章 世界の内(と外)に存在する |
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一 存在と人間/二 <存在と時間>/三 世界の内(と外)に存在する/四 コミュニケーションの困難さ/五 この世にあってこの世にあらぬもの |